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2025年4月19日 (土)

【4月中旬】ことしも函館山にしっかり帰ってきた青いルリビタキ

なかなかね、気難しい鳥なわけですよ。

満足な撮影ができた試しがない。

春、秋(10月)それぞれ会いにいくわけだけれど、

青い成鳥オスほど、気位が高くて、見下されるのが常。

 

4/15早朝。怪しげな天気。昼まではもつだろうと出撃。

あてにしていたポイントをいくつか見たあと、

4日前に今季最初に出会ったあたりへ。

 

この日は登山者もカメラマンもほとんどおらず、静かな静かな函館山。

カーブを曲がる直前、前方で地面に降りてる数羽が見えたので、立ち止まっていると

後ろから常連登山者のAさんに追い抜かれる。

あぁダメだこりゃ。

懲りずに待っていると今度は前方からAさんのパートナーのBさんがやってくる。

ご夫婦でそれぞれ別々に逆向きで山歩き。

諦めようと前進すると、見覚えのないカメラマンC氏がやってきた。

そしてその先に顔見知りのカメラマンD氏も。

影を見かけた瞬間から5分でいきなり4人。

ダメな日はダメなのよ。

ところでDさん、きょうはうまく撮れたのだろうか。

カーブの先でひと息ついて、間隔をあけて前進。

 

するとDさんの姿はなく、あらあら出てきました青い個体。

よかったぁ。諦めなくて。

そこから彼の「ワンマンショー」。

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何年前だったか、4月に次から次へと青いのが何羽も出てきて、

会っても会ってもバカにされたようにうまく撮れないこともあったけど、

たった1羽がこうして長時間お付き合いしてくれることもあるんだ、と驚き。

時間にして15分ちょっと。これはルリビタキ♂にしては長いです。

ふだんは10秒、15秒が平均値。

でも「過去イチの遭遇」を自覚しながら撮るのはなんだか緊張しました。

おかげで30%以上がピンボケorフレームアウト。情けな。

 

食事中の野鳥はひとっ所にいてもじっとしてないものだが、

彼は渡ってきたてで疲れが残っているのか、餌を探すそぶりも見せず、

同じ枝でじっとしてることが多かった。

同じ向きも多いし、背中丸めてるカットも多かった。

 

成鳥オスってば、体調良好のときは「さあ撮ってみろ。」とばかりに挑んでくる。

わざと枝かぶりのある場所にとまって「悔しいだろ」とにらんでくる。

それがないのはきっと向こうにも事情があったのでしょう。

 

もちろんこっちには気づいていて、はっきり逃げないわけだから。

250415yachinezumi1_500

函館山、ことしはネズミ(エゾヤチネズミ)が多い。

登山道を横切るネズミが撮れたのも初。

ネズミが多くて喜ぶ鳥はなんだろね。

とか言いながら山を下りたら雨が本降りに

早起きは〇文の得。

そんな日もあるようです。

 

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2025年2月24日 (月)

2月後半、いまさらのツグミたち@ナナカマド食堂

ことしは会えないのかと思ってました。

10月の函館山で一瞬声は聞いたのだが、その後は音沙汰なし。

まあ年が明けると徐々に姿を見るタイプなので、

そこまで気にしてはなかった。

 

2月中旬になって五稜郭近辺でようやく「声」。

てか、はぐれ1羽2羽じゃなくて群れる性質でしょ?

250219tsugumi01_750

そう思ってたら2/19になって、本通の某公園で20弱の群れと遭遇。

彼らがくそマズイ、ナナカマドでもないよりまし、という心境になるまで、

ことしはそんなに時間がかかったのか???

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例年は証拠写真ぐらい一、二度押さえておくか、という程度の

ありふれたツグミ。

考えてみたらナナカマド食堂の主役は常にキレンジャク(ヒレンジャク)だったので

これまで爆食カットを撮影した記憶がない。

 

彼らに警戒されないように爆食テンションをはかりつつ、アングルを工夫すること10分弱。

でも撮影する側はすぐ飽きてしまいました。

 

2025年、ぜんぜんマジメに鳥探ししておらん。

2024年の記録を上回ることはすでに絶望的。

 

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2024年10月13日 (日)

【当たり年の次はハズレ年?】「オオタニサーン」のおかげでプチ奇跡。マジで【10年に一度以上のレア観察】

人生なにごとも予想通りには進まない。

当然、野鳥観察も同じ。

2023年は当たり年。2024年はハズレ年?

どうだか。

12/31まで終わってみないと結論は出ませんよー。

 

さて、今回のプチ奇跡。

考えようによっては

北海道函館だから、とも思える。

「越冬地」では起こらない奇跡。

全国広しといえども、いままでにこういう体験をした鳥屋さんは

10人いないでしょう。それほど。プチだけど。

 

単独とすれば、年に2人や3人はいるでしょうが、これを同じ場所で同時にとは考えがたい。

・少なめの旅鳥・冬鳥

・雌雄がわかりにくい幼鳥

・はぐれてそれぞれ1羽

・同時観察

・不明瞭で2時間後に再観察

 

まずは対岸にいたこいつ。

240920shimaaji_yf1_750

カルガモより小さい。

そっか、もうコガモが川に戻ってくる季節だ。

そう思う。(=マチガイ)

ほかは…

対岸をずっと見ていると、この個体と全然シンクロせず、

爆睡している個体が1羽。

なんだかわからんが、一応確認しておくか、と対岸へ。

240920tomoegamof01_750

何?コガモの顔じゃないな。誰?

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おうおう、行くな行くな。なんもせん。

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うわ、鼻先に白い丸は珍しいカモ。

もしかしてトモエガモ

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ま、間違いない。メスか? メスの幼鳥?

気合が入りすぎて、近づきすぎたか。

まわりにカルガモがたくさんいたので安心してたら、

なんか旅のカルガモ軍団で、派手に飛び立ってしまいました。

 

トモエガモと言えば、2019/1/23に石川県加賀市の片野鴨池(数百羽の有名越冬地)で

こんだけ遠くて(中央のオス繁殖羽)手も足も出なかった思い出。

190123tomoegamo5

さすがに面白顔のオス繁殖羽はこの時期、ムリだけど、

今回地元で至近距離でアクセスできました。

 

6年近く前のこのリベンジと思うと…。飛ばせちゃって申し訳ない。

どっかに下りてないものか?

すると対岸に

240920shimaaji_yf5_750

顔はカルガモに似てるけど、小さいし、嘴も脚も黒いカモ。

違和感あるなあ。さっきのトモエガモじゃあなさそうだ。

この時点で未だ気づかず。

トモエガモの成幼雌雄が気になって、すぐ家に戻って図鑑で確認。

細かいことはネットで聞いてみよう。カモ類無茶苦茶くわしい人がいる。

 

で、撮影画像を見ているうちに、まさか最初の、シマアジじゃないだろうな。

ついでにそれも聞いてみよ。

240920tomoegamof14_750

240920tomoegamof16e750

ちなみにトモエガモのほうはこれで幼羽オスだとわかるそう。

※胸にかすかな赤み、が確認できるから?

 

↓下の画像に引いた黄色い細点線のところがオス特有の

面白模様になっていくらしい。

240920tomoegamof16e750yl

 

さて、コガモ?と思ったこの個体は

240920shimaaji_yf3_750

めでたくシマアジ幼鳥(幼羽)メスということでした。

240920shimaaji_yf6_750

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この翼帯(白線に挟まれた濃褐色)も特徴だそうだけど、

オスの繁殖羽の前兆が判然としないのでメスなんでしょうね。

240920shimaaji_yf2e750

けっこう近くで撮ったけど、ぜーんぜんインパクトがなく

地味~な感じ。これじゃあ見逃されちゃうよな。

 

2017/4/26に千葉県習志野市で撮ったシマアジ♂繁殖羽がこれ。

170426shimaaji500

隠れているのを必死に撮って、顔がわかるのはこの1枚のみ。

けっこう「どこに行けば見られる?」と言われても

なかなかむずいカモです。

 

この日はオオタニサーンが50/50を達成した日で朝からずっとMLBを見てて、

恒例の浜辺(キアシシギ食堂)には早朝出かけず。

午前11時を過ぎて行ったら何も見つからなかったので、

「とりあえず」で近所の河口へ。

それでこんな【事件】が起こる。

これ日本時間11時からのホームゲームだったら、この時間、川になんぞ行ってないし。

 

しかも最初に見たシマアジをコガモだと識別をミスったからこそ、もう1羽もそんな感じ?と確認したわけで、

最初に「シマアジ!」とわかったら、そっちにコーフンして、トモエガモをしっかり撮れたかわからない。

いやあ、人生紙一重。

 

7年ぶり2度め、と5年ぶり2度め、両方函館市内初観察を同じ日、同じ場所で成し遂げる

なんてこたあ、今後もないでしょうね。

 

これを準備して放とうとしていたが、トモエガモのほうは実はずっと川にいて。

9/20以降3回も撮れました。じゃあずっといるのかと思ったら、3キロほど離れた

水辺に移動(10/11)。たぶんコガモがたくさんやってきて、うざくなったのでしょう。

移動先はより広く見つけにくいし、12月には凍るし、越冬の可能性はゼロ、だすな。

ということで本記事放出。面白顔に変わるまでいたらいいのに。

 

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2024年10月12日 (土)

【2024年版】函館市内「シギ」「チドリ」事情=第二回=【旅鳥たち】

いろいろ予定した内容に微妙に不都合があり、

こっちを先に書くことにしました。

 

函館市内で観察した「シギ」「チドリ」(以下シギチ)のPART2。

構想した時点で随時更新があり、もしかしたら10月に入っても続く?

と思ったら、ぴたっとやみました。

「シギチ」シーズン終了~。

ということで、このシークエンスは以降、来年度に向けてです。

 

さて、第一回で紹介したリスト。

黄オビはすでに画像紹介しています。(→コチラ参照)

1.コチドリ+ 毎年(春~夏)【S】496 【E】360(38)

2.キアシシギ+ 毎年(春<秋)【S】373 【E】371(36)

3.トウネン+ 毎年(春<秋)【S】405 【E】372(76)

4.イソシギ ほぼ毎年(春<秋)【S】444 【E】317(40)

5.キョウジョシギ+ 隔年?(春<秋)【S】282 【E】132(19)

6.メダイチドリ+ ?'24集中遭遇 (秋)【S】378 【E】148(25)

7.ミユビシギ+ 隔年?'24 3度遭遇(春<秋)【S】405 【E】70(22)

8.オオソリハシシギ+(2回)(秋)【S】219 【E】92(9)

9.ミヤコドリ(2回)(秋・冬)【S】213 【E】71(7)

10.ソリハシシギ+(1回)(秋)【S】183 【E】110(18)

11.ハマシギ(1回)(秋)【S】400 【E】318(41)

12.タカブシギ(1回)(春)【S】186【E】146(26)

13.セイタカシギ(1)(春)【S】374【E】56(15)

14.シロチドリ(1回)(秋)【S】383 【E】54(8)

15.ダイゼン(1) 【S】256【E】80(10)

16.ムナグロ(1) 【S】224【E】52(10)

17.アカエリヒレアシシギ(1) 【S】59【E】129(30)

18.オオジシギ 毎年(陸シギ)【S】87 【E】722(75)

19.ヤマシギ 隔年?(陸シギ・夜行性)【S】45 【E】132(11)

記号は以下の通り。

※【S】投稿サイト・日本の野鳥識別図鑑投稿数 【E】世界的野鳥観察サイトe-bird・北海道内観察記録数(投稿画像数)

(+)は函館市以外の道南で観察歴あり

まずはキアシシギ

 240913kiashishigi7yu500

24/9/13撮。ことしは9月の間、ずっといて「食堂」を開いていましたね。

まずは毎年出会えるシギ。画像はことし生まれの未成鳥。春の渡りではもう少し

羽衣のコントラストは強い。

 

つづいて、キョウジョシギ

240511kyoujoshigi_m12u750

これは夏羽オス。24/5/11撮。目はどこ? ぐらいの

不思議な模様をしています。

 

次はメダイチドリ。市内観察6年ぶり、だったのですが

240914medaichidori_sw09e750

そこから何度も遭遇。だいたいはことし生まれの幼鳥ですが、今回は

成鳥(冬羽に移行中)にあうことができました。24/9/14撮。ラッキー。

 

ミユビシギも9月によく会いましたが、印象的だったのは

5月に会った夏羽。かなりへたっていましたが、

240518miyubishigi10e750

なんとか記録することができました。24/5/18撮。

240910miyubishigi2e750

秋に会うチビッコはこれですから、全然印象が違います。24/9/10撮。

1~7までは注意深くしていれば、毎年会えそうなカンジの鳥たち。

以下はそうはいかない部類。

 

ニンジンのような赤いクチバシが特徴のミヤコドリ

221012miyakodori_rr2_750

とりあえず、市内でこれまで2度遭遇していますが、運を頼る

のみの遭遇でしょう。22/10/12撮。このときもまず

ワンカット押さえて、もう少し寄りたい、と思ったら

飛んで行ってしまいました。

 

ソリハシシギ

230804sorihashishigi05er750

なかなか愛嬌のある顔つき。これもことし生まれでしょうね。

23/8/4撮。

 

ハマシギ。こちらのシギは個体数が多く、まったく珍しくない部類ですが、

なぜか市内ではあまり会いません。思うに、ちゃんと大きな群れを作れていて

はぐれづらい、のでは?

231002hamashii_rr750

時間帯が早朝すぎて、暗くて変な色に写ってますな。

23/10/2撮。このときだけ。

 

タカブシギ。

190504takabushigi3r750

松倉川にて。淡水ではあまり珍しくないシギですが、

川となると別。流れがゆるゆるな大きな水たまりがないと

会いにくい。4・5月、水田とかでもありですが、

市内にはそういう環境はまずありません。19/5/4撮。幸運。このときだけ。

 

さあ、これは人気のあるシギですね。セイタカシギ

200424seitakashigi25m750

珍しく河口に2羽立ち寄ってくれました。ある人に教えたら、

情報が回って十数人カメラマンが集まったとか。2羽ともメスだったみたいです。

たまたま潮位と彼らの空腹がマッチしたのでしょうね。

どう考えても函館では5年に一度、以上のラッキーでしょう。

 

このシギはアカエリヒレアシシギ。どっちかというと外洋性の種です。

水かきがあるので、海面を進めます。

170920akaerihireashi13r

台風のあと、尾札部付近で撮影(17/9/20)。なぜここまで

見に行ったか、自分でもナゾ。なんか飛ばされて来てないか?

当時は貪欲でしたね。それっきり市内では出会わず。

 

最後の画像は北海道で観察しやすいの陸シギ(夏鳥)で

オオジシギ。(24/5/22撮)準絶滅危惧種ですが毎年たくさん飛来してます。

繁殖期は急降下して尾羽で「ズゴゴゴゴッ」と壊れたラジオみたいな音を出して、

メスにアピールする鳥。市内でも毎年決まったところに来てます。

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残念ながら繁殖環境は悪化してますが、めげずにずっと来てほしい鳥ですな。

このときの画像はライバルとの争いに勝ったキブンで小山の上で

どや顔をしている場面みたいです。

 

なおNo.19のヤマシギは夜行性で、秋の函館山で超早朝に二度三度、急に足元から

ズバババッと飛び立たれたことはありますが、きちんと撮影するのは困難な陸シギ。

一度だけ、猛禽に襲われた亡骸を見て、サイズ感を実感した程度の出会いです。

 

シークエンス次回はよそで撮っていても、地元で会えてないシギチ20種の中から

「可能性」を推定してピックアップする予定。単に自分自身が未見なだけ、というケースもあるわけで。

 

野鳥観察において、そこでのレア度の把握、想定イメージはとても大切です。

算数・数学と同じで素数・分数をないがしろにして、微分・積分はありえません。

 

さて、予告通り10/13 6AMの更新はお休みですが、なぜか10/14 6AMの更新も未定です。

もしかしたら次回の記事が10/15 6AMになるかもしれませんので、あしからず。

 

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2024年10月 5日 (土)

【eB観察記録】函館市は累計だとすでに「全道3位」なのであった!

たしかことしの目標は

函館市を道内TOP5に押し上げる。

だったけど2024年のTOP5よりも、累計順位のほうが上、でした。

240921munaguro08u750

ま、確かに9月に入ってからも自分が累計に+5もしたわけだけど、

海外バーダーが「それマジ?」というレポートをゾクゾクかますので、

函館の累計観察種数は「234」に達している。

へえええ。だ。

まあ、函館のこの数字が不正確だ、と言ってもしかたなく、

他市町村の数字も同様なので、条件はいっしょ。

240922shot_eb_hokkaido_alltime

あらま、ホントに全道3位(累計)

で、苫小牧以外はほとんど道東

240916daizen18p750

で、数値的に函館の有利さは鹿部沖を通る「苫小牧行きフェリー」。

このポイントがこのサイトでは「函館市」に属しているのだ。

フェリーで海鳥専門で観察してる人もいるぐらいだからね。

まあ船上では観察と撮影を両方こなすのは無理なんで、最低2人1組でもないと

「そんなにいるんだ!」を伝えることはできないけどさ。

むやみに種数を増やそうとすれば可能性が高いのがこの苫小牧行きフェリー。

240910shirochidori01_750

あと一応の観察密度でいうなら2018年以降観察されてない、とされている種は18種。

全部で234種だから、216種はここ7年以内で観察されてることになる。

自分の函館市内での数字は171。7年以内としてカバー率79.1%

ここから外洋性海鳥(32種)が除外されるから、けっこうリミットまで観察できている、らしい。

 

で、問題は(観察者の)層の薄さ。

通りすがりの外国人観察者(ただの旅行者?)に

(そりゃねえだろ、な)テキトーな記録を残されてしまうのが歯がゆい函館。

 

ただひとりの先駆者は2022年まででこのサイトを卒業してしまったらしく、

自分が2023年にここに参入して以降はいっさいかぶらず。

ただこの先駆者【S氏】は現在も英語でブログを書いているところから

渡島で活動するALTと見た。

そ、現時点のホームは「八雲」らしいので、海辺に強く、山に弱い?

ちなみに2022年までに函館では143しか見てない。

が、八雲では170種記録している。

もちろん自分の未見も多々あるけれど期間を彼は10年。自分は7年とすれば

いい勝負できてる気がする。

 

例によっていろんな数値をプロファイリング済みだが、

一貫して強調したいのは函館のポテンシャル。

野鳥観察だけでなく、住民がそのポテンシャルにあまりに無関心。

240914medaichidori_sw07e750

だからいろんな数値を使って、

函館はもっとイケるはずだ、

という証明をしたくなる。

 

その反面、せっかくイケても、上には上がいる

という現実も知る羽目にもなるが。

 

ま、限界を知ってて、それを少しでも超えようとするのと

まったく無自覚なのでは雲泥

と信じて、生きてるけどね。

 241001shot_cities_sep24

ことし9月に限っては函館市は道内1位だったらしい。

「63」のうち自分の貢献は「59」。

ただ、

241003made_recb_hakodate23102409

年間の波はこんななので、9月の種数で胸を張っても

あまり意味はない。

ことしは

241003made_recb_hakodate240109

早くも4月に自身100種超えだが、当然のように夏は枯れるので

今後10・11月の出来が年間スコアを大きく左右する。

 

前にも書いたように

平均的なら最低「120」と見ているので、目標を上方修正して「135」。

10/3時点で「あと5」。

5だとイケそうでもあるけど、予断は許さない。

もちろん「5」のターゲットはすでに設定済。

 

ま、ニンゲン、数値目標はモチベ形成に重要だと思うけど。

ちなみに腕のある観察者が「あと2人」いれば、もう少しは

全体数字も変わってくる。

自分ひとりの貢献度をプロファイルしてニヤつくのも

ときにはいいが

そればっかりだと結局、陳腐に堕ちるのでそこそこにしておきたい。

 

画像は上から

ムナグロ、ダイゼン、シロチドリ、メダイチドリ。

レア画像を持っていても、刹那にインスタにあげて、「いいね」数個をもらって

おしまい、なら単なる自己満だわね。

 

【eB観察記録】プロファイルシリーズも、10月の進行にあわせて少しずつ。

 

次回は9/20のレア話。後日談も含めて。

 

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2024年10月 1日 (火)

【2024年版】函館市内「シギ」「チドリ」事情=第一回=【旅鳥たち】

あーあ、10月になっちまった。

 

鳥見を始めてようやく8年め。

いったい年間で何種類ぐらいの野鳥が函館にやってきているのだろう、と

コツコツ数えてきたわけですが、

何月にどこに何が来るか、だいたいおおよその限界点はつかめてきましたね。

まめにフィールドに出ていれば【年間120種】。調子がよければ+15ぐらいが「函館市」の値です。

※コレ頻度・密度的にけっこうイイ値らしい。

 

ただ相手は自然なので、年によって会えたり会えなかったり、

何年かに一度は「そんなの来てるの?」というケースもあります。

まあ、野鳥観察歴キャリア20、30年の観察家なら、そこんとこの感覚は心得ているでしょうが、

周囲を見渡して野鳥観察歴キャリア20、30年の観察家、心当たりないです。

残念な函館。というわけでこうした記事を書きます。

 

2024年は初めて函館で会った!という種がここまで6種で、9月に入ってから「5種」も

増えました。情報は刻一刻更新されてます。大谷翔平の記録のように。。。

それにしても6種ともいままで日本国内のどこかで会っていた、というところが興味深い。

もちろん7年ぶり2回めと5年ぶり2回めに同時に出会うというプチ奇跡もありました。

まあそのうち書きます。

240421kochidorif4e750

コチドリ成鳥(24/4/21撮 @松倉川)

というわけで?

ここからは「函館市」がニガテとしている「シギ」「チドリ」について書き進めたいと思います。

シギ・チドリ各種おおよそは繁殖のために春夏に南から北へ向かっていき、

終わると夏秋にまた南へ帰っていく「旅鳥」というタイプです。

「道内」で繁殖していると「旅鳥」ではなく「夏鳥」という分類になるわけで、

函館市内で見かけるシギチの仲間ではコチドリイソシギなどがそれにあたります。

ただイソシギは道内はともかく「市内」では繁殖してるかなあ。通るだけ、かも。

ほかの種は北方、道外まで行き、秋になると、そこから南へ向かって旅をします。

「マジメ」タイプはオーストラリアまで旅します。たまにあっちで足にフラッグつけた個体が日本にやってきてます。

 

種によって「マジメ」度はさまざまで、一部が

「関東地方で越冬しちゃうもの」「九州あたりで越冬しちゃうもの」

「沖縄あたりで越冬しちゃうもの」などいろいろ。

 

筆者が想像するにその年生まれた若い個体は旅慣れてなくて「仲間」が過ごしている干潟にずっといて

気がつくと新年を迎えてしまうのではないかと思います。

そして4・5月にずっと南から仲間たちが北行してくると、いっしょにまた旅を始めるのではないでしょうか。

有名な【待ち合わせ場所】としては東京湾・伊勢湾付近・有明海が日本三大です。

 

さて、自分が7年間で函館で見れたシギチはどのぐらいいるのだろう?と数えてみました。

大したことはありません。レア度をなんとなくイメージしていただくところで、初回の本記事は終了です。

※【S】投稿サイト・日本の野鳥識別図鑑投稿数 【E】世界的野鳥観察サイトe-bird・北海道内観察記録数(投稿画像数)

1.コチドリ+ 毎年(春~夏)【S】496 【E】360(38)

2.キアシシギ+ 毎年(春<秋)【S】373 【E】371(36)

3.トウネン+ 毎年(春<秋)【S】405 【E】372(76)

4.イソシギ ほぼ毎年(春<秋)【S】444 【E】317(40)

230730isoshigi06r750

※イソシギ(23/7/30)落ち着きがなく、決めポーズが

なかなか撮れない。

5.キョウジョシギ+ 隔年?(春<秋)【S】282 【E】132(19)

6.メダイチドリ+ ?'24集中遭遇 (秋)【S】378 【E】148(25)

7.ミユビシギ+ 隔年?'24 3度遭遇(春<秋)【S】405 【E】70(22)

8.オオソリハシシギ+(2回)(秋)【S】219 【E】92(9)

230927oosorihashi5_750

※オオソリハシシギ幼鳥(23/9/27撮)

幼鳥のせいもありますが、夏羽に比べるととんでもなく控え目な色味ですよ。

 

9.ミヤコドリ(2回)(秋・冬)【S】213 【E】71(7)

10.ソリハシシギ+(1回)(秋)【S】183 【E】110(18)

11.ハマシギ(1回)(秋)【S】400 【E】318(41)

12.タカブシギ(1回)(春)【S】186【E】146(26)

13.セイタカシギ(1)(春)【S】374【E】56(15)

14.シロチドリ(1回)(秋)【S】383 【E】54(8)

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シロチドリ(24/9/10撮)

15.ダイゼン(1) 【S】256【E】80(10)

16.ムナグロ(1) 【S】224【E】52(10)

17.アカエリヒレアシシギ(1) 【S】59【E】129(30)

18.オオジシギ 毎年(陸シギ)【S】87 【E】722(75)

19.ヤマシギ 隔年?(陸シギ・夜行性)【S】45 【E】132(11)

(+)は函館市以外の道南で観察歴あり

陸シギ2種含めても、やっと19種。

これまで自分が各地で出会ったシギチのうち、函館でも会えたのは48%どまりです。

陸シギ以外は投稿サイトに200カット以上投稿されている、

そんなに珍しくないシギチであることがわかるかと思います。

で結論としては道南はシギチ不毛の地ということになります。

それでも秋に立ち寄ってくれる、ただただ本能で南を目指すその年生まれのチビッ子

なかなかにいとおしい存在です。

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トウネン幼鳥(24/9/6)

 

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トウネン成鳥夏羽(2019/5/6)

成鳥夏羽だとシギチ最小なトウネンでもなかなか精悍ですな。

でも春夏はあまり会いません。

 

ここまででなんとなくわかったかとも思いますが、

シギ・チドリ類は成鳥夏羽・成鳥冬羽・幼鳥・第一回冬(幼鳥の数か月後)で

見た目が違います。種によっては雌雄で見た目が違うこともあります。

きっとここが観察・識別を難しくしているのでしょうね。

 

コレクター的にそれぞれの外見をコンプリしようとすれば「沼にハマる」状態になるのでしょう。

 

また数百分の1の確率で普通種の群れに混じってくるレア種の存在があります。

これら情報ナシに狙って会うことはなかなか不可能ですが、函館でも確率はゼロではないと思われます。

道南でも10年に1度はどこかに立ち寄ってる、ぐらいの心構えがよいかもしれませんな。

おいおい、そういう話もしてみたいと思います。

 

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2024年9月26日 (木)

【鳥見とはそういうもの】ダイゼンが来ればムナグロも来る【市内で初観察】

なんか、用意してる【鳥見】のまとめ記事になかなかたどりつけない。

こんな9月はいままでになかった。

順序が前後してるけど、こいつの前に「10年に一度のプチ奇跡」が起こった。

しかも、一般人には「それが珍しいの?」とビジュアル的にまったくアピールしない鳥が来てた。

いいんです、文章で盛り上げるから。

前後関係あるから。

 

で、その前に

ダイゼン」といえば「ムナグロ」。

まずは経緯から。

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これがダイゼンの夏羽、から冬羽に変わりかけた個体。

2021/9/17 千葉県船橋市にて撮影。

 

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そしてこれが24/9/16の幼鳥。(市内、いつもの場所で)

イメージは

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こっちかな。白黒。モノトーン。

 

これに対し、ムナグロはというと、

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2019/5/9 兵庫県稲美町にて撮影。背中をじっくり見てねん。

 

秋の幼鳥は

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2017/9/25 道南・森町にて撮影。

 

これが

240916daizen17slp750

ダイゼン幼鳥の寝姿。

240921munaguro01_750

すぐに「あ、ムナグロだ!」とわかるわけ。

ゴールドだから。

英名:Pacific Golden Plover

ダイゼンは白黒2色。ムナグロは多くの場合、白・黒金。

 

この個体は相当お疲れのもようだったけど、

散歩のおっさんが近づいてきたので、あわてて起きた。

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どっちへ行く?

240921munaguro06e750

もう だいじょうぶかなあ。

240921munaguro08u750

さっきの場所に戻るぅ。

240921munaguro10e750

まわりに漂流物があると、ひと安心。

そして再び爆睡。

 

おかげでちゃんとした画像が撮れました。

 

いったい南はどこまで行くのか。

淡水好きだけに南にいい場所あるのかね?

沖縄あたりまで行く? もっと?

 

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2024年9月22日 (日)

【鳥見とはそういうもの】津市(三重)安濃川河口でシロチとコンビだったダイゼン函館登場【市内で初観察】

ちょっとわかりにくいタイトルでしたね。

2020年3月に三重県津市の安濃川の河口へ鳥見に行き(2回め)、

越冬していた、シロチドリとダイゼンのコンビを観察した思い出がよみがえった、

というだけの話でした。まあ、この2種は縁がある。

渡るは渡るけど、赤道を超えて南半球まではいかず、日本国内越冬も珍しくない、

というコンビ。

 

24/9/10に(函館)市内初遭遇だったシロチドリ。

240910shirochidori13_750

その6日後にナントまたもや市内初遭遇が発生しました。

キアシ(シギ)食堂おそるべし。

 

登場したのはダイゼン

チドリの仲間ですがけっこうでかいです。

幼鳥はムナグロと似ていますが、あちらは白黒にゴールドが混じる3色なので、

違います。

170925munaguro2r

こちらがムナグロ(幼鳥)。

 

現場(キアシ食堂)を最初に見渡したとき、

昨日までいなかったのが奥にいるわ、

となったのですが、残りのシギチはみんな手前に出てくるのに

こいつだけ奥にいて見えません。目の錯覚じゃないハズ。

20分は待ちましたか。

すると、

240916daizen01_750

ようやく

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むこうから

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とことこ近づいてきました。

距離は縮まったのですが、まだまだ日陰。

日向に出てくるまで待ちます。

240916daizen06e750

もうちょい。

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戻るな。右、右。

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そうそう。

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そうそう。

240916daizen14p750

見なくていい。

240916daizen16e750

おや、どこまで行く?

240916daizen17slp750

そこで寝るんかい。

 

居眠りモードに入って、ものの数分。

釣り人が歩いてきたので

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あせって戻ってしまいました。

まあ、寝てるの撮ってもしゃあないしね。

右へ左へサンキュ。

 

ダイゼンは旅鳥の中でも「東京湾(伊勢湾)でもいいや」組なので、国内越冬も多いそう。

ちなみに成鳥夏羽だと

210917daizen9er750

こんな感じ。夏羽から冬羽へ換羽度合い20%程度。

 

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2024年9月18日 (水)

【鳥見とはそういうもの】なーにが6年ぶりの観察だあ。メダイブーム続く?【ケチャップどばどば】

だいたいおおまかな記憶だと、食堂にお客さんが来てるのは3回に1回なのだが、

2024年9月は「居座り」多し?

メダイチドリ1号。(24/9/6)

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メダイチドリ2号(24/9/10)

240910medaichidori05_750

に引き続き3号4号5号。

240914_3medai03_750

かつてホンダケイスケ先生がおっしゃった。

出るときは出る。ケチャップどばどば。

どうも左手前が成鳥で、残りが幼鳥らしい。

「初日」は3羽揃って【こっち来んなよ】ビームを送ってくる。

右半身しか見せない気?

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なんとか右半身以外も撮れました。

幼鳥2羽、区別して撮ったつもりが結局どっちがどっちか

わからなくなってしまいました。

なんか表情カタイ。

成鳥のほうは…

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240914medaichidori_sw09e750

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こんな感じ。わずかに夏羽(オレンジ部分)の名残があります。

成幼の違いは幼鳥の下瞼の細いアイリングだと思うわけです。

もちろん白い羽縁(うろこ、うろこ)も幼鳥の証拠ですが。

※成鳥は白い羽縁じゃなくて夏羽が摩耗しているのがわかりますよ

240916medaichidori_y4u750

光ないけど、これならわかるでしょう。

こうして見てるとメダイチドリって、スマイルしてくれない鳥なのねえ。

場所にも慣れて、これだけ近くに来ても表情はカタイ。

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2024年9月14日 (土)

【鳥見とはそういうもの】ああああ~♪津軽海峡シロチドリ【市内では初観察】

9/6の時点で、まあ続きはなかろう、と思っていた。

そ。メダイチドリ6年ぶり(市内)。

(24/9/10PM更新記事)「【9月だとちびっこ】2024初秋の4種盛りは変則な組み合わせ【…そして高齢女性】

ここ2・3年はシギ・チのメッカへ「遠征」してないので、行けば90%会える鳥も

函館ではなかなか、という状態が続いてた。

 

これまでメダイチドリの(観察)歴は

・千葉県習志野市(16/4/27)(17/4/26)・船橋市(17/5/11)(21/9/17)

・北海道森町(17/9/25)(19/9/24) ・函館市(18/8/6)北海道紋別市(18/8/28)(20/8/22-23)

・宮城県仙台市(18/9/19)(19/9/6) ・大阪市(19/5/10)

・佐賀県佐賀市(20/1/11)・宮城県石巻市(21/9/6,9) ・和歌山県和歌山市(22/5/18)

けっこう見てるけれど、やっぱり秋の渡りで幼鳥が多い。つうことで今回16回めの観察。

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いかにもなメダイチドリ幼鳥。それでもこの日だけ、なんだろうな。

ところが、その4日後。

240910shirochidori09_750

え?またいる?

なんか違うな。

240910shirochidori01_750

そ。この離れた目三角の白いおでこ。胸のとこで切れた首輪。

シロチドリなのでした。え?函館でシロチドリ?

まあ、北海道にも来てるけど、あまり北上しないで東日本で繁殖しちゃう系。

仙台あたりでも繁殖してるはず。

240910shirochidori02_750

それにしても角度が違うと見誤る。こんくらいの距離でよかった。

シロチドリの歴は

・宮城県仙台市(18/9/19)(20/9/6)・兵庫県西宮市(19/5/10)

・三重県津市(19/3/5)(20/3/24)・徳島県徳島市(19/5/14)

・佐賀県佐賀市(20/1/13)・千葉県船橋市(21/9/17)

だから9回め。このうちじっくり見れたのは半分ほど。

回数もメダイのほうが多いやね。北海道ではゼンゼン会ってない。

 

で。

240910medai_shirochi2_750

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その手前にちゃんと色のついたメダイチドリがいる。(17回めの観察)

きょうはそういうコンビかい。4日前は色なしの幼鳥だったから

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このぐらい色がついてて◎。でも幼鳥。前回が幼鳥メスなら今回は幼鳥オス?

 

というわけでこいつのせいでシロチドリにはそこまで近づけぬ。

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このメダイ君はちょいお疲れの様子で漂流物のところで

じっと休んでる。しょうがないやね。

 

その後ろでシロチはけっこううろうろ。

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これがいちばんイイ顔かも。

 

ま、正面顔のほかに横顔、ナナメ顔がとれたからいいでしょう。

そんなこんなしてると、

7羽のトウネンの群れが波打ち際に飛んできた。

で、ミユビ(シギ)まじってんじゃないの?

とじっと見るといました。ちゃんと混じってました。

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読みも当たり、小1時間でいろいろ楽しい浜辺、というお話でした。

いやあこの時期の香雪園の10倍ウケた感じ。

たぶん9月でイチバンの日だったかも。

 

この日はそもそも朝7時前に1回来てて、何かの声は聞こえたけれど成果ナシだったので、

2時間後にもう一度来てみた。遠いテトラポットで性格の悪いキアシシギが

イソシギをいぢめてたみたいだけど、まったくもって近寄って来ず。

 

あきらめて帰りかけたところでの

シロチドリ→メダイチドリ→トウネン→ミユビシギ。

連鎖キマった。珍し。それが鳥見。毎回こうはならぬ。

 

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