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2018年7月24日 (火)

五能線の通るG市で出会った自己史上No.1CPの海鮮丼

さてこのときの青森タビの目的地は「五能線」。

2006年に全周、2016年に太宰ゆかりの地へ行っているので、今回が3回め。

当時興味がなくてスキップしていたのがココでした。

立佞武多の館!

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以前吉幾三が地元紹介をしていた番組、そして出川哲朗のバイク旅で予習済。

いやあよかった。

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今回はその詳細なハナシではなく。

おまけに隣接する市民市場「マルコーセンター」の海鮮丼。

自己史上ベストの海鮮丼。CPではあの?熊石の「かきた」をしのぐ出来。

これはブログに書かずにいられない。

函館のどんぶり横丁の海鮮丼がいかに「ミニ」か実感しましたね。

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↑【ご飯大盛り+みそ汁】にサービスセットで850円なので、これに大トロ+ウニで1450円。どんぶり径は14cmに近いビッグサイズ! 4軒の鮮魚店から具材をセレクト!

☆これぞ証拠写真…IPhone6(ケース込13.8mm)が丼にすっぽり!

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2017年1月 6日 (金)

【函館・回転寿司の雄=函太郎】お寿司はやっぱり御馳走ですね

函太郎は函館市内・北斗市内に4店。

旅行クチコミサイト・トリップアドバイザーの

順位で言えば、

・五稜郭公園店が1549軒中9位(評価4.24)

・宇賀浦本店が同19位(評価3.95)

海岸通り沿いの本店のほうが、評価が低いようですが

これは駅から遠いことも影響しているかもしれません。

そもそも駅や観光名所じゃなく、

本店店舗が国道沿いの立地と言うのはターゲットが

まずは函館を訪れる観光客というよりも地元という

ことなのではないかと思うのです。

美原店、上磯店はトリップアドバイザーのクチコミ上位には

登場しません。

いっぽう他地域への展開では、函太郎は

道内では小樽と新千歳空港に店舗を構えています。

道外では青森・弘前・八戸・秋田・鶴岡・酒田・新潟・仙台2店…

函館から徐々にエリア拡大を図っているようにも見えますが、

これらも観光地中心の戦略ではないようです。

関東では千葉県木更津のアウトレットパークと、大阪のグランフロントにも

進出しています。

2016年11月には東京駅の地下街に回転寿司ではなく、立食店を

オープン、東京進出も果たしています。

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観光地への出店が少ないため、トリップアドバイザーのクチコミには

あまり登場しませんが、小樽市では708軒中9位、

千歳市では506軒中10位の評価を受けていますね。

宇賀浦本店は自分のもっとも最近の訪問は16年1月28日で、

自信をもって評価できなくて、ブログには書いていないようですね。

いっぽう五稜郭公園店はたしか10年近く訪れていなかったので、

根室花まる体験の後に久々に訪れてみました。

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結果的にはトリップアドバイザー的には評価は3の「ふつう」。

ちょうど冬で「たち」(鱈の白子)の旬ではあったのですが、

今日のおすすめのボリュームラインが550円ということで、

回転寿司でちょっと食べるというには厳しかったです。

特にその日は三重産「シマアジ」愛媛産「生サバ」

千葉産「金目鯛」などが推されており、(すべて2貫550円))

北海道の旬を(リーズナブルな価格で)食す、

という方向性が否定されて、ちょっと気持ちが萎えました。

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イカ不漁の年であることは重々承知でしたが、

メニューの「ヤリイカ」は在庫せず、同じ300円で出てきた

「真イカ」には満足できませんでした。

ランチでしたからね。

朝獲れは在庫がなかったようです。

もしこれが北海道の新鮮な食材をイメージしてやってきた

観光客だったらどう思うのでしょう。

っていうか新鮮なイカは握りで味わうものじゃないのかも。

予算ひとり3000~4000円で、本日のおすすめの通り、注文して

「ああ、やっぱり函館の回転寿司はモノが違う」と

言うでしょうか?

店舗によってメニューを変えるという戦略もあるので、

なんとも言えませんが、この五稜郭公園店のラインナップでは

地元民的にはなかなか敷居が高いと感じました。

根室花まるも敷居が決して低いわけではありませんから、

駅前キラリス店がどう評価されるか、とても気になります。

それにしても去年の大晦日、地元スーパーの食品売り場では

持ち帰り寿司が飛ぶように売れていました。

4人前2500円なら、楽しい家族の年取りになるわけで、

そんなお寿司は十分な御馳走のような気もしますけどね。


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2016年12月14日 (水)

先行?体験…回転寿司・根室花まる

タワーの話もあと少しなのですが、

途中でこれを挟みます。

いろいろな話が結局はつながるんですが、

なかなか遠いので。

根室花まる

札幌の駅ビルの行列が忘れられなくて、

せっかく来春、函館(駅前キラリス)に開店するなら予習しておこうと

思ってました。

東京で「勝負」してます。

場所は丸の内と銀座。

天下の…です。

実は「函太郎」も東京駅の地下で「勝負」している

みたいなんですが、それはまた別の機会に。

うーん、たかが回転寿司、されど回転寿司。

個人的には満足でした。

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でもあとで、トリップアドバイザーの評価を見て

ちょっとびっくりしましたね。

銀座で高い評価を得るのは大変なことです…。

丸の内のほうがそこそこの評価でしたが。

考えたのは「寿司」をどう捉えるかの差でしょう。

回転寿司にしては美味い、ネタがよい。

でも、回転寿司にしては高い。

リピートするかどうかは後者の問題かもしれません。

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左上から真イカのゆず塩、タラバふんどし、

網走産トロにしん、浜中産・釣り青ぞい

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左からたらこ握り、サーモン中落ち軍艦

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写真にないもう1皿プラス、合計7皿で2000円で

おつりがくる感じでした。


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2016年6月 8日 (水)

海鮮丼が深い!数えたら十二色丼?「本場」は違うのね

決してネタがつきたわけでなく、

傍観しておりました。

わからない人には本当に言ってもわかりません。

百回言ってもわからないのです。

それでもごくごくたまに偶然理解してしまうこともあります。

期待しているんですけどね。

何のためにブログを書くのか?

自分のためでしょう。

でも100%自分のためですか?

さて、ここでテーマは2つの方向に道が分かれます。

どっちへ進むか?

両方へ進みます。

どっちへ先に進むか、という話です。

こんな海鮮丼の話に進んでみようかな、と

思います。

6~7月、これまでと別のテーマを仕込み中です。

これがどのぐらい「伸ばせる」話なのか、

自分でもわかりませんが、

まあまあ伸びる、と思います。

答えはここにあります。

ギャップは大きいのですが、だからこそ答えはあります。

海鮮丼。

丼の大きさが1cm大きくなったら、容積は何%増しになるのか?

計算したことがあります。

朝市どんぶり横丁の海鮮丼の丼径平均は12.5cmでした。

「このお店」では13.5cmありました。

この丼、でかくね?

ちょっと気合入れて食わないと。

それに深い。計算すると容積は25%増しになりますね。

ご飯が見えない。

最初2000円の海鮮丼(並)を注文したんですね。

それより豪華版しかありませんでした。

通常メニューでいちばん安い海鮮丼。

観光客相手の店じゃないのか?

外に「じゃらん」に載ったと書いてありますよ、

このお寿司屋さん。

でも時計を見たら、13時25分。

まだランチタイムでした。

ランチの海鮮丼は並・1000円、上・1500円。

「大将、ランチ海鮮丼の上に変えて」

大将はちょっとムッとして、

「内容が全然違うけどいいの? あわびものってないよ」

だってここまで来て海鮮丼1500円縛りを体感しなくちゃ。

具のグレードは下がったようですが、

ホタテ、ヒモ、ホッキ、イカ、ゲソ、サバ、赤身2種、白身、

いくら、タラコ、玉子焼。

十二色丼でしょうか?

どこで食べたか、タネ明かしは明日。

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2016年3月30日 (水)

海鮮ランチ十番勝負総括PART3…ウラを知ると深くなる、楽しくなる!

商売はお互い、読み合いではないでしょうか?

お客さんの「これいいな!」というポイントをいかに的確につくか。

海鮮丼だって、そんなに論理的に考察する人はいないと思います。

でも、すべてが直感か、というとそれはお店の思い上がりです。

このあと予定している記事にも出てきますが、

函館市電のカラーリングの話。

724(長谷川水産号)が相馬株式会社の前を走っている写真があります。

1612xxhsc724

この写真は定番の「はいから號」39号車がここを走る写真を

自分も撮ってみようとダイヤを調べて待つのがかったるいなあ

と思い、何か来た車両で撮ろうと思って偶然通りかかった724を撮ったもの、

なんですね。それがお気に入り。なぜ、か。

キーカラーはいくらのオレンジ(赤)なんですね。(たらこも赤ですけど?)

たぶん心理学的にいくらのこの色は「やった!」というカンジになる

配色なのではないでしょうか?

まあ、いくら一色丼がぜいたくかどうかは別にして。

とにかく赤系の色は生き物を興奮させます。

テンションが上がります。

こんなふうにバックグラウンドを、知った上で走らせる直感と

本能的に決めちゃう直感では違うわけですが、表面上は単に「直感」。

そこでこんな資料。

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1、2点めは、10軒めの「あぶや」の具材組み合わせリスト。

3点めは、8軒めの「あけぼの」の具材価格リスト。

これでわかることは…

・うにって無理が利かないんだなあ

・ぼたん海老ってエントリーしてるの?
甘海老のほうが安いか?2本のお店と3本のお店があったけど?

・カニ、棒肉とほぐし。前者はタラバで後者はズワイ?

・ツブとホッキって高級な具材だね

海鮮丼にまぐろが乗っていたお店もありましたが、まぐろ赤身だってピンキリ。

サーモンだってピンキリ。

つまり海鮮丼は質と量で調整することができるわけですよ。

そんな環境の中で、お客さんの満足に焦点を合わせようとすると、

結局、うに・いくらが無難という結論になる。

そこはある意味、なんも考えていない客をナメた結果となっています。

だって五色丼の具材、表の16種類をぜーんぶ用意して組み合わせようと

すると、絶対にムダが出ます。日によって消費量にも差が出てしまう。

営業効率も大切です。

それでも、いかにお客さん個々の好みにアジャストしているかのような

演出を醸し出すか? ここが知恵のしぼりどころであって、

サービスなのだと思います。

うに・いくら・ほたて・カニ・甘海老のオールスター五色丼1500円で

量と質を落として出血大サービス!と謳っても、なんか違うしょぼい

海鮮丼になってしまうのだと思います。恵比寿屋食堂の七色丼が

どこまですごいのか、振り返ってみましょうね。

営業効率はとても大切なので、無理をしすぎては経営が傾きますが、

たとえば「どんぶり横丁」で言えば海鮮丼提供店が13店舗。

より集まることで、お互いを支え合っているわけです。

ですから、「ウチだけは違うからね!」が強すぎるのは禁物。

特徴を出したいけど、出し切れない背景はそんな社会性にもあると

思いますね。

あえてプロデュースするなら、旬と地元産限定で、プレミアムな五色丼を

2000円で出す。

うちは冷凍物は使ってないよ!今朝上がった旬の食材だけだよ!

だから、時期によってないものはないよ。市場が休みの日は海鮮丼

ないよ!休みだよ!

でも、それ以外はいつ来ても何か違うし、毎回来てね、

満足させるよ。函館旬鮮丼。信用してよ!

これはカンドーものだと思います。

なんだ冬はうに、ないのか。いいんです。

でも、そんなわがままな店、どんぶり横丁からはハブかれます。

抜け駆け厳禁。

また、それを直感的に知っているからこそ、地元民は

「ああ、どんぶり横丁ね。なんで地元民が行くの?」

となるわけです。

自分が消費する構造を自己分析するのも、旅が上手く(美味く)なる

ヒケツだと思います。

それにしても有名店はあぐらをかいているのは、どこの観光地も

同じですねえ。

今回は自分でもたいへん勉強になりました。

旅って多くの人は一度しか来ないと思っている。

自分のバアイは常に次回の予習だと思っている。

そこは大きな違いなのかもしれません。

まあ、市内のスーパーの鮮魚コーナーと朝市の海鮮丼具材のラインナップの

ギャップ、まあ興味深いと言っておきましょう。

最後に、あのグルメ回転すし函太郎が愛媛・宇和島のブランド鯛やブリを

提携して仕入れていることからも、朝市方式では地元客はつかめない、

を痛感していることがわかります。それなのにつかまる観光客の構図。

1回目は誰でも簡単に落とせる? 1回目で落ちない場合は永久に無理。

昨年暮れに訪ねた熊本の食家・蛍のオーナーは、

こっち(九州)の人たちは鯛などの白身魚は食べ飽きているのか、斬新さが出せない。

北海道に食材の仕入れのパイプを作りたいと言ってました。

こんな真逆ぶりに成功のヒントが隠されているでしょう。

観光はexchange、視点もまたexchangeなのです。

くわしくは…いずれわかります(笑)

でも、動かない人には永久に理解できません。ザンネン!

海鮮丼具材分布図、再掲、です。

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2016年3月29日 (火)

海鮮ランチ十番勝負総括PART2…訪問の8店、イッキに総比較!

まずは

海鮮丼として成立した8店の丼をイッキに並べてみると

どうなるでしょうか?

店名からのリンクは、本ブログの個別記事ページです。

1.馬子とやすべ(朝市五色丼)

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ここではカニorホタテの選択を迫られる。1500円税込にしては

リーズナブルな印象

2.恵比寿屋食堂(七色丼)

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七色丼で7にはつられるが、玉子焼と数の子で期待に応えた7なのか?

と思うわけ。ただし、サービス感はあり。でもカニは棒肉、ほぐしのかぶり。

そしてうに、なし。

3.いくら亭(函館漁火丼)

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見た目鮮やかは好感。バラちらしっぽい。でもサーモン、いくら、ほたて、カニほぐしの

4色…。いくら亭なので、いくらははずせない、というところね。

4.きくよ食堂(鮭親子丼)

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海鮮丼そのものが1500円で成立しなかった海光房と比べれば、

ややマシも、二色の鮭・いくら親子丼までしか成立せず。(税込1275円)

せっかくの有名店なら、この鮭ほぐしにこだわりを見せてほしかった。

焼きたて、ほぐしたてならもう100円乗っけても、個性が出ると思うけど。

そして有名店ほど外税、な気がする。

5.味鮮まえかわ(五色丼)

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同じ五色でも真ん中のウニのアピールと甘海老3本は迫力。

でもそのぶんいくらは抑え目。サーモンは明らかにノルウェー系の

ものでしょう。この時点で…恵比寿屋食堂、まえかわ、あけぼの食堂は

「ハピリカ」(JAL機内で配られるフリペ)的にも同列なのか?と思っておりました。

レベルはそこそこ高し。

6.あけぼの食堂(5・5キャンペーン丼)

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同じ五色丼でも、あけぼの食堂は白身魚だし、(生)たらこだし、

いくらはないし…ちゃうちゃう。そこは選択肢が豊富な中から

自ら選択してこの丼。ここまでのうに・いくら至上主義に疑問が

湧いてきていたから、意図的にこういう五色を選んだだけ。

客対応と、選べる感、そしてキャンペーン系メニューと

思われるのにハピリカ利用可(5%引)のところが評価ポイント。

細かいこたあ気にしねえ、もってけ泥棒的な潔さを感じました。

7.櫻桂(横丁丼)

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その流れの中で、やや時間帯をミスり、再びどんぶり横丁で

探すとするか…と戻ってきたこの店で落胆。活気がない。

お客がいないのは時間帯(午後1時すぎ)とも受け取れるが、

いかにも昼休憩入りそうな勢い。当該記事でも書いたが、

提供された器の並びにキンチョー感がいちばんなかった。

さらに言うならなぜかウニがセンターじゃない。深い意味はないかもしれないけど、

ここまで来て、函館の海鮮丼のサーモンが気になる。ここで価格調整じゃないの?

道東へ行けば鮭系がウリで4~5種類、ピンキリである。「サーモン」という限りは

大西洋産の輸入ものの可能性大。この店じゃなくね。

8.あぶや(五色丼)

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最後は思い切って、マイナーな店、最優先にならなそうなお店で締めを画策。

ここは普通の居酒屋で昼11時から営業なので、出遅れたときはオススメでしょう。

12種の具材から選ぶ五色丼が1500円。

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しかもラインナップにはうに、あり。

うにのありなしなのではなく、量で調整できるうに

なんだから、除外する必要はないのです。

つぶ、と、ほっきはこの店で初めて選択可能だった。イカもここに

加わる店は珍しい。はこだて自由市場・市場亭のように

「イカは一パイ単位が誠意」という考え方もなくはないけど、

じゃあそれが主流かといえば、そこまで決定的ではないからね。

夏にイカ刺し定食を食べたどんぶり横丁の茶夢なんかはそこにこだわっていなかった。

ちなみに9種から選べる二色丼にはうにはラインナップされず。

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で、自分の中の評価は…

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定食の1・6と二色丼の5を除いて基本はすべて税込み1500円でした。

そこでありそうでなさそうな差は具材のみならず、接客・店の雰囲気、

選択の自由度が総合されると思うのです。

基本、うに・いくらから始まる人気具材が揃っているから評価が高いわけではない

ということがわかります。

各店で差があるのは1500円と予算を決めた場合の自由度とサービス度の差。

いや自由度が高いことがサービスだと感じます。

予算無制限ならこんな企画は不要。さっさと「うにむらかみ」の

最高級、無添加うに一色丼4000円へ直行してくださいな。

逆に「どうせ観光客は、うに・いくらで満足するんじゃないの?」というお店は

好感が持てません。

うに・いくら…もちろん、それを食べに函館に来たんだ!という

お客さんは3割程度なのではないでしょうか?

でもって「豪華スペシャル七色丼はいかが?」と誘われる。

もちろん個人差がありますが、

ほんとうにランチとして考える場合も予算を決めなければ、どうにでもなる海鮮丼。

2200円のうに一色丼と4000円のうに一色丼があったら、

そんなにうにの質が違うの?と思うのが、フツーの感覚でしょう。

高いんだから、いいうに使っているはず、は必ずしも正しくない。

もちろんうに専門店を標榜する「むらかみ」は別格なんでしょうけど。

観光客はそこまで深く考えないから、カモなわけです。

いいんです。うに・いくらめいっぱい!のお客さんにはそれを出す。

期待しているから。

そうでないお客さんも大事にしてほしい、函館の海鮮丼、

というそういうまとめです。

このあと、もう少しオマケを書きます。

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2016年3月28日 (月)

海鮮ランチ十番勝負総括PART1…なんでも「うに」「いくら」が偉いのか?

まあね、同じテーマで十番勝負をすれば、

確信を持てることがらも多々あるわけです。

これは、

「最初から答えはわかってたじゃないか!」

とも言えるし、

「やってみたからこそ、確信を持てた」

とも言えます。

それではPART1では、各々のお店のエピソードには触れずに、

「海鮮丼」の構造について掘り下げます。

今まで、誰か、こんなばかばかしくも真剣な

海鮮丼の解剖をやったか!

ぐらいの勢いでやります。

そこに「ビジネス」が透けて見えるのだとすれば、

ユーザー(消費者)としても、ポジショニングも

自ずから決まってくる、そういうわけなのです。

さあ、どうだ。

Guzaiall160318

これが函館朝市の海鮮丼を分析して得られた、

具材のヒエラルキーです。

実は海鮮丼の具材といっても、ほんとうはいろいろあって、

価格帯もさまざまなのですが、やはり函館の場合は

うに、いくらから入る、主義がメインをなしています。

すると今回の海鮮丼チャレンジの1500円ルールでは収まらなくなります。

逆にそこで収まるお店は自由度が高く、

それ以上予算をかけても、満足度の得られる内容が返ってくる、

ということになります。

どこかの誰かが

「そんな中途半端な予算で食べ続けるなんてユニーク」とコメントして

いましたが、狙いがあっての企画ですから。

率直に言えば海鮮丼=うに・いくら主義の批判でもあるのです。

函館の海鮮丼のイメージがそこで固定されてしまうことをよしとしない、

もしくはそれでいいと妥協している保守的な提供店の力量のなさに対する

アンチテーゼ。

総括第一回ではこんな写真をご披露しましょう。

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これは14年に清水港で食べた、まぐろづくし丼。

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同じ年の釧路は和商市場の勝手丼。

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これはことし2月の銚子港での刺身定食。

うに・いくら偏重の函館とはまったく方向性が違います。

じゃあ、これらの清水・銚子の素材がすべて地元で水揚げされた

ものなのか?

そんなこたあ、考えずに観光客は「そこの名産」とみなして

食すわけです。

たまたま海鮮丼チャレンジは1~2月に行ったわけですが、

そこに函館の旬はあったのか?

通年メニューであるところに付け入るスキがあると思うのですね。

付加価値をつける要素があると、感じさせてくれたのは

観光海鮮丼からちょっと志向をずらした居酒屋メニュー、あぶやの五色丼

だったわけです。

PART2でさらにくわしくお店ごとの比較を。

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2016年3月27日 (日)

【海鮮ランチ・チャレンジ第10回】ファイナル10戦め、朝市のハズレに絶妙店

いや、われながらうまい落としどころを見つけた、と思いました。

第10戦はなかば覚悟してたんだけどねえ。

でも手放しで賞賛しているわけではなく、お店の人には悪いけど、

あくまでこの十番勝負の流れの中で、いいオチでしょ、と言いたい。

ありか、なしかと言われれば、自分は確実に「あり」。

ただ、届かない位置から差し切ったのかと言うなら、まあ隙はたくさんあって。

でも、なかなかいい「資料」をご提供いただいたので感謝です。

正体を明かして帰ってこようかと思いましたが、

そこまで、ではなかったのでやめました。

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マジでバラックですよ(笑)。

函館漁師料理とあって、テント食堂あぶや。と言います。

真ん中にストーブがあって。

この雰囲気こそ、というカンジはしています。

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五色丼。十二種類の具材の中から組み合わせて1500円。

(五色丼…今回の自分のセレクトはうに、つぶ、ホッキ、イカ、鮭フレーク)

二色丼。九種類の具材の中から組み合わせて1000円。

ね、いいでしょ。

どんぶり径はちっさ、と思ったけど測ってみたら12.5cmと標準でした。

これでも朝市値段と思うけど、もっと×××なお店はいくらでもあるので。

もちろん価格は税込み。

基本的に居酒屋です。

海鮮丼につぶやホッキが入ったのはここが初めて。

で、味噌汁には毛ガニの脚一本。

こういうところがね、うに・いくら一辺倒では出せない味、なわけですよ。

★最終序列

あけぼの食堂>恵比寿屋食堂・味鮮まえかわ・あぶや>いくら亭=馬子とやすべ>櫻桂…市場亭・きくよ食堂本店…海光房

<海鮮ランチ・バスターズ・ルール再掲>

予算、税込1500円以内

ミニ丼却下

二色より三色。三色より四色。ただし一色丼不可。

 


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2016年3月13日 (日)

【海鮮ランチ・チャレンジ第9回】偶然を活かす…それは達人の領域か?店名は記事で

前回がなかなかの結末だっただけに、

十番勝負その9はなかなかのプレッシャー。

いや、誰もプレッシャー感じてないけど…笑。

そこで、ちょっと価値観の違うお店を狙ってみた。

もうすでに午後1時すぎ。階段を上ると、

「すみません。ご飯が終わっちゃいました」

それ、か。もう縁がないかもしれないよ、そんなこっちゃ。

ということで、決断を迫られる状況で、朝市を一周。

「お兄さん、寄っていって」

あのねえ、もう十番勝負のその9なのに、面は全然割れていない。

そんなら次は自転車で来るぞ。(この日は、自転車を駅に置いて、

意図的に徒歩でぶらぶら)

「おばちゃん、記憶力弱いっしょ」

まさか1か月に8回、9回この道を通っているとは思わない

朝市の方々。

いちばんお店の選択に悩むのは1500円って、税込みだよなあ。

内税、外税がしっかり表記されているお店がほんとうに少ない。

最初の「ご飯なくなっちゃった」が片隅に残って、

手堅く…と、またしてもどんぶり横丁に戻ってしまった。

それで、最初の5秒で「1位はないな」

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オーダーは横丁丼。出てきた絵面を見て、

最下位もないけど、上位もないな。

撮影用に並べ直しました。横丁丼。

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あまりに、お盆のサイズが合っていない。

大事だと思いますよ。

まあ、この時間帯、遅めだったせいか、

男性スタッフ(調理担当)がひとりで対応。

まったくもって、活気がない。

ついでに言えば、誰も客のいない店内(のハンガー)に、

自分のジャンパーをかけているふう。

どんぶり横丁でも差があるねえ。

この1500円の横丁丼ってどんぶり横丁の「キャンペーン」(3/31まで)の

気合が入ったメニューじゃなかったの?

そういやキャンペーン1500円シリーズに乗ってないお店があるような…

このテンション低い対応が営業時間内でも「時間帯の差」なら、

余計に問題でしょう。

ここでは書かないが、だいぶこの企画の行く末が

見えてきた感じ。

どうやって「まとめ」ようか、もうほとんど浮かびました。

いちおう、丼の内容は

うに、いくら、かに棒肉、ほたて、サーモン。

なんだけど…。

どんぶり径も13.5cmと悪くないんだけど。

最初の印象がすべてでしょう。

寿司屋じゃないけど「へい、いらっしゃい!」の勢いは必須。

「あれえ、お客さん来ちゃったの?休憩しようと思ってたんだよ」

そういうカンジではね。

プロじゃないのです。

よくメニューも見ましたよ。

うん、きょうはここまでにしておきます。

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お店の名前は「おうけい」と読むようです。

どんぶり横丁は今回企画はこれで5軒めだけど、差がありますよ。

全部でいままで7軒入ったけど、差がありますよ。

気にしない、って人はいいけどね。

でもって、最後までこの企画には「登場しない」お店もあります。

★ここまで9店の序列

あけぼの食堂>恵比寿屋食堂・味鮮まえかわ>いくら亭=馬子とやすべ>櫻桂…市場亭・きくよ食堂本店…海光房

<海鮮ランチ・バスターズ・ルール再掲>

予算、税込1500円以内

ミニ丼却下

二色より三色。三色より四色。ただし一色丼不可。

※追記

3/26の北海道新幹線開通に合わせて緊急シフトを企画中です。

海鮮ランチバスターズも優先度の高い企画ですが、緊急シフトのほうを

優先しますので、若干更新を中断します。

3/17,21には第10回の更新はありません。

4日に1回の進行は変更します。何卒ご了承ください。

 


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2016年3月 9日 (水)

【海鮮ランチ・チャレンジ第8回】8軒めで、ついに真打か? 店名は記事で

十番勝負も今回を入れてあと3軒。

スタート当初は

「企画に無理がある」感はハンパなかった。

ルールは

予算、税込1500円以内

ミニ丼却下

二色より三色。三色より四色。ただし一色丼不可。

とうとう8軒めにして、

まあいいじゃないすか?な明確な合格店が登場しましたよ。

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うに少々、甘海老×2、サーモン、白身魚、たらこ

の五色丼。題して5・5・キャンペーン丼、税込1500円。

これがJAL機内で配布される「ハピリカ」で5%オフ。

75円引き。

普通はサービス品は「クーポン使用不可」というお店が

ほとんどです。そんな細かいこと気にしない

太っ腹店。

お昼におっちゃんがビール片手にカウンターで飯食ってる!

この人は確実に観光客ではありません。

たまたま函館に来たビジネスマンでもありませんよ。

「ハピリカのクーポンが使えるのは海鮮丼だけだよっ!」

おお、そういう考え方かあ。

どんぶり径12cmは確かに小ぶりだけど、

海鮮丼が1000円からあるからね。

しかも予算1500円だと5つや6つの選択肢がある。

こんな店は初めてだ。

味はともかく?そういうところで嬉しくなっちゃう自分がいました。

首位、強奪!

どんぶり横丁。あけぼの食堂。

微差なれどクビ差、ぐいっと抜けました。

さて、十番勝負、残り2軒。最後方からの怒涛の追い込みは

あるのか?ないのか?

★ここまで8店の序列

あけぼの食堂>恵比寿屋食堂・味鮮まえかわ>いくら亭=馬子とやすべ…市場亭・きくよ食堂本店…海光房

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