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2018年10月23日 (火)

中部日本縦断タビ2018【PART10】名古屋港と豊橋

PART10はほぼ最後のおまけ、なんでささっと。

旅最終日は小雨降る中、名古屋市港区にあるラムサール条約湿地

藤前干潟を見に行く。ちょうどシギ・チドリの渡りがピークに

さしかかる頃なんで。

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伊勢湾奥の大きな干潟でちょっと観察撮影には不向きかもしれない。

残念ながら観察成果はアオアシシギ、ぐらい。

まあ、この種は函館にはやってこないので、近くで見られてよかったけど、

ここの本来のポテンシャルはこんなもんじゃない。

いかに遠くから訪れても、日によって時間帯によって当たりハズレが

大きいのが干潟の鳥なんで、ウォーキングしに来た、と思えばいいんでないの?

伊勢湾に多くの川が集中する地形は、もちろん埋め立て地の増加とともに

徒歩や公共交通では訪れにくいもの。となりのブロックへ行くには橋まで

戻って向こう岸、だから、ひょいと対岸に渡れるものでもない。

だからこそ、大都市の近くでも鳥たちがやってくるとも言える。

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昼まで干潟を見て午後からは豊橋へ。

この街は路面電車つながりの街。

「駅前」から出ている豊橋鉄道、東田本線・通称「市内線」は立派な路面電車。

東海地方唯一の路面電車だ。

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これでちゃんと乗ったことのない路面電車も残りわずかとなった。

函館の市電と比べて思うのは、一定区間専用軌道に近い形になっていること。

路面電車の「定義」はクルマと併用軌道であることで、

鎌倉の江ノ電などもほぼ専用軌道だが、一部がクルマと併用部分があるので、

路面電車とされる。

函館のように「専用軌道」ゼロな路面電車は珍しい。

函館なんてクルマが平気で軌道に侵入してきて、電車の進行を妨げるからね。

まったくもってドライバーのマナーは悪い(笑)。

こうして併用軌道を走る、路面電車は見事に観光資源だったりするわけだ。

函館市民にはその自覚がちょっと足りない。

今回の中部日本縦断タビでは、

富山地方鉄道・市内線、富山ライトレール(富山市)、万葉線(高岡市)、

そしてこの豊橋鉄道(豊橋市)と4つの路面電車を体験した。


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2018年10月17日 (水)

中部日本縦断タビ2018【番外編】万葉線・後編

(函館市民の関心はないながら少数の「路面電車ファン」のために臨時更新)

前日の、前編より続く。

で、万葉線後編。7071が終点「越ノ潟」に到着。

さて、駅の写真を、と思っているうちに7071はそそくさと折り返してしまった。

180905manyou7071atkoshinokata

ここから海王丸パークまで歩き、帰りは海王丸~中伏木の乗車を想定する。

越ノ潟到着時に路線バスがとまっていて、すぐに発車して行ったので、

どこ行きなのかな?とか、すぐそばの渡船発着所を撮っているうちに

180905koshinokata_tosen


次の万葉線電車がドラえもん号であることを知る。

じゃあ、もう少し待って撮ってみよう。

やってきたのは真っ青なドラえもん号。低床車。

高岡市は藤子F不二雄先生の出身地、だからね。

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7071とのあまりのギャップにびっくりだ。

その後、徒歩で新湊大橋を経由して海王丸パーク、海王丸バードパークを

見て、海王丸駅にたどり着く。

単線区間もいちいち?ホームがあって独立した駅舎がある。

単なるローカル線の風情。この区間、路面電車っぽくない。

始発駅が高岡市で終着が射水市と違う市というのも、函館の感覚とは

異なるところ。私鉄、なので。

180905manyoline_atkaioumaru


海王丸駅にやってきたのは、真っ赤な低床車。

いざこの低床車に乗ってみると、なかなか車内がぴかぴかだ。

180905manyoline_lowfloor2


富山ライトレールはこんな車両ばかりだったけど、

あの7071とのギャップは何?

料金箱も函館で見慣れたアレだ。

180905manyoline_lowfloor

最新の低床車が行き合いって何か可笑しい。

翌朝再度始発の万葉線を待ってみた。

全国共通?の鉄むすめがペイントされてる車両。

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「吉久こしの」というキャラらしい。

このあとに高岡駅に戻ってきた2本めがこのレトロ車両。

180906manyouline4retro

ほんとに見ていて飽きない。

180905manyoline_fare350

ちなみに高岡駅前~越ノ潟は350円。海王丸~中伏木は250円。

近々値上げが予定されているそうだ。

料金は函館に比べてもちょっと高い。


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2018年10月16日 (火)

中部日本縦断タビ2018【番外編】万葉線・前編

(函館市民の関心はないながら少数の「路面電車ファン」のために臨時更新)

高岡市を走る路面電車「万葉線」。高岡駅前から越ノ潟を結ぶ12.9km。

所要時間50分。

函館の湯の川~谷地頭+十字街~函館どつくで営業距離10.9kmなので、

それよりもやや長い。

万葉線の由来は以前にも書いたが、この地が万葉の歌人、大伴家持の歌に

何度も詠まれていることから。

さて高岡駅前から最初に乗ったこの7071型が衝撃的だった。

180905manyoline_retro

車内。

吊革で想起するなら、函館市電の700系ぐらいの古さ。

ただびっくりしたのはこの懐かしい?料金箱。

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函館でもプリペイドのイカすカードが導入される前のスタイル。

昔は函館でも運転手さんがこの料金箱ごと駒場車庫前で交代していたっけ。

ところで、この料金箱で1000円札両替ってどうするんだっけ???

正解は右側の両替機のフタを開けてレバーをガチャコンガチャコンと

操作すると100円玉が5枚ずつ落ちてくるしくみでした。

函館のもこうだったっけかな。

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でもこの7071は冷房完備してたのでさらにびっくり。

万葉線のレトロ感はこの古い車両だけじゃなくて。

高岡駅前から4kmほど行った米島口のところに車庫があり、

そこから車両が出てくるときに、「待ち」になるのだ。

理由は残りの9km近い区間が単線だから。

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え?路面電車、単線なの?

それで終点まで50分で往復?

でもご心配なく。途中途中の駅で複線になっている場所があり、

行き合いとなる。

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↑ホーム上に待合室があったり…は路面電車っぽくない。

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↑海王丸駅

でもタブレット交換もしないし、ちょっと怖い。

ただし、単線区間は専用軌道なのでクルマは踏切でしか

横切らない。

終点の越ノ潟まで2回ほど「待ち」があり、終点に無事到着。

なんと9月この月は線路交換のために全面運休する日があるとか。

万葉線はいろいろ流儀が違ってびっくりすることが多い。

新旧感も路面電車のさまざまな側面が楽しめる「万葉線」。

真正鉄道ファンならずとも面白い。

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終点の越ノ潟駅も路面電車っぽくはない終点。


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2018年10月11日 (木)

中部日本縦断タビ2018【PART9】荻町@白川村・岐阜県

まず最初に。

白川郷=世界遺産

って、なんもわかってないね、という話。

岐阜県白川村の荻町地区にたくさん残っていた合掌造り家屋を

世界遺産に指定したという事。

同じく富山県平村の相倉集落に20棟、富山県上平村の菅沼集落に12棟、

同様の家屋が残っており、この山奥の「五箇山」地区を併せて、

指定したという事。知らなかったでしょ。自分も旅をしながら徐々に知った。

平村も上平村も今では合併して南砺市(なんと・し)。

相倉と菅沼の間に下梨という集落があり、ここには加賀藩の「流刑小屋」が

残されている。よく島流し、というが加賀藩はこうして山奥に罪人を留置した

のである。それほどの山奥。帰ってこれないほどの山奥。

いまそこに国道が通り、高速が通っている。

昔々の山奥の人々の暮らしはさぞ大変だったろう。

合掌造りの階上では蚕を飼育し、床下では(銃弾の原料となる)塩硝を製造したとある。

稲作を期待できる場所ではなかったということだ。

それらを踏まえて、荻町で撮れたのはこんな絵面。

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最後に、展望台(↑)からはその全貌がこう見える。

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正面のおいしい場所にはメインである和田家。展望台からは

見事に合掌造り以外の家屋が写らない絶妙なアングルだと思うのは自分だけ?

展望台までは片道200円のシャトルバス。歩くと大変。

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まず地図と自分の方向感覚をマッチさせた上で、最初に俯瞰してから

散策するのが基本じゃないかと思う。


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2018年10月 8日 (月)

中部日本縦断タビ2018【PART8】世界遺産ルート編

旅の3日め、実質初日はあわよくば城端(じょうはな)まで、と思っていたが、

とてもムリだった。いろいろなことがありすぎて満腹になった。

続いて旅の4日め、この日は城端経由で五箇山・白川郷へ。

今度は復路、富山県から岐阜県を経由して愛知県へ。

まず早朝散歩で高岡大仏を見ておく。

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↓すっかり新しくなった高岡駅。万葉線の発着場所がわかりにくい!

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高岡駅スタートは午前8時1分。城端午前8時55分着。

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↑城端線、キハ47

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↑終着駅につき、この絵は必要

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ここから「世界遺産バス」(加越能バス)に乗車。

1.相倉集落(富山県南砺市・五箇山)
2.菅沼集落(富山県南砺市・五箇山)
3.荻町集落(岐阜県白川村・白川郷)

世界遺産に指定された合掌造り集落をすべて網羅する行程。

この世界遺産バスなら、順番に寄っていくことが可能。

相倉口9時28分着、10時38分発
菅沼10時53分着、12時18分発
白川郷12時55分着

実はこのバス、単なる路線バスなわけだけど、世界遺産制定を機に

合掌造り集落を順に抜けていく路線からこうしたネーミングにしたのである。

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城端駅で乗車すると、

フィリピンから来た30代の若い男性と、地元のお婆さんが仲良く

写真を撮ったりしていたので、会話に割り込む。

そのお婆さんは菅沼の少し手前の「くろば温泉」まで行くという。

ナントその地元のお婆さんの実家が北海道岩見沢に移住していて、交流が

あるんだとか!

フィリピン男性のほうとはフィリピンで人気のNBAの話をしたり、車内で

紹介される「こきりこ節」について、説明してあげたり、なかなか素敵な旅の出会い。

あっという間に相倉口到着。

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相倉口ではアメリカの団体さんが来ていたので、どこから?と尋ねると、

ひとりはサンディエゴ、ひとりはジョージア。へえ。

続いて菅沼に到着。

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こっちのほうが相倉より絵作りはしやすいかな。

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ちょっと時間があったのでお茶をしながら、その茶房のマスターたちと

世間話。

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世界遺産バスになって、砺波の病院へ行くルートが不便になって、

地元の高齢者はがっかりなのだとか。菅沼集落にある合掌造りは12棟だが、

人が住んでいるのは9棟なのだとか、いろいろ聞く。

もう少し行けば岐阜県ですか?と尋ねると県境は川なので蛇行する川を

何度も橋で渡るので、何度も富山・岐阜・富山・岐阜を繰り返すのだそうだ

面白い。

菅沼から三度世界遺産バスに乗る。ここからはスペインのカップルと同行。

スペインはコルーニャのサンティアゴ・デ・コンポステーラから来たという。

よく知らなかったのですぐにスマホで検索。スペイン・ガリシア州の自治政府がある町。

バチカン、エルサレムと並ぶ大聖堂(世界遺産)がある、巡礼の町。

三大巡礼地もキリスト教徒じゃない日本人は知らない。

ガリシア州はイベリア半島の北西のカド。イベリア半島の北岸をずっと東へ

たどると、函館にもゆかりのあるバスク地方。

男性のスマホで見せてもらった大聖堂、かっこよかった!

白川郷を北海道民は知らない、サンティアゴ・デ・コンポステーラを日本人は知らない。

なら知ればいい。

思い出して「昔、デポルティボ・ラ・コルーニャ」にはベベト(ブラジル代表)が

いたよね?と突然サッカーの話を振ると男性は

「あのときのデポルティボはドリームチームさ(笑)」

旅先で触れ合いを求めないのはもったいない。

って、目的はインバウンドハンティングかって(笑)

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白川郷に着くと、高山からの国道が台風の影響で通行規制だとかで

バスがベタ遅れ、大混雑。9割がインバウンド客。

相倉、菅沼とはまったく雰囲気が違ってザ・観光地。

先のスペインカップルの女子が両替の五千円札を観光案内所で受け取り忘れたので、

窓口の係といっしょに探す。コインロッカーを使いたかったんだね。

白川郷バスターミナルのコインロッカー、でかい。高い。小500円、大1000円。

実は自分、相倉では鉤の壊れたロッカーに荷物を隠し、0円。

菅沼ではバス停の200円のロッカーを使った

(このとき隣のロッカーを使っていたのが先のスペイン人カップル)。

このギャップもなかなか興味深い。

次回PART9では白川郷のスナップをお届けしたい。

いろんな意味で絵になる。いや絵になるように持っていくのが地元。

観光地になってしまった故郷でしたたかに生きていく。

そういうふうに自分の目には映りました。


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2018年10月 6日 (土)

中部日本縦断タビ2018【PART7】氷見、藤子キャラに依存の巻

レンタサイクルで氷見市内に進入したのが午後3時ぐらい。

1時間ちょっとしか滞在しなかったので、そこまで詳しくは語れないが、

なかなか厳しい内容。

このご時世…インスタ映えするポイントを10コぐらい用意すれば、

観光客は楽しめるハズ。

まずは氷見駅から、自分が撮っていった写真を時系列で並べてみましょう。

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↑改札口から覗いてみての精一杯。結局JR氷見線、終点までは乗車せず。駅舎が撮れればいいや。

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以上、氷見前寿司も含め「ひみ番屋街」。あまりに閑散。時間帯なの???

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…番屋街を出たあとは商店街(まんがロード)ではただのひとりも観光客に出会わず。歩いていたのはマンガを歩き読みしていた地元の小学生1名のみ…


以前、最初の北陸旅のときのルートは、たしか

新宿~信濃大町~(黒部館山アルペンルート)~富山~高岡~氷見市脇・七尾~

のと鉄道~珠洲・禄剛崎~輪島~和倉温泉~金沢~東尋坊~だったかな?

氷見市は見事に通り抜けていたっけ。

ここで気づく。伏木~高岡の営業キロわずか7.3kmしか乗らなかった氷見線。

駅舎を撮るだけだった氷見駅。

最後まで乗っても16.9kmしかないこの氷見線。

終着駅って何だろう。ここではさほど終着駅のノスタルジーを感じなかった。

終着駅ならもう少しいい意味での寂しさがあると思った。

終着駅、その先へ…鉄道の時代が終わりかけている、ということなのかもしれない。

くくれるパターン…境港(水木しげるロード)のことを思い返してみる。

やはり氷見のほうがもっと深刻のようだ。

おっと、最後に「氷見前寿司」で食べたお皿でも紹介しておく。

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↑左からヒラマサ、スズキ、イシダイ。白身ってだけで区別つかん。メモっといてヨカッタ。

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↑フクラギ

どこでも食べられるネタは当然避ける。ただし、白海老は注文したけど

撮るのを忘れてしまいました。いちばん高かったのに、

早く食べたくて撮影スルー。しょうもね(笑)

それ一皿だけで富山行った気になるのに…ね。


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2018年10月 2日 (火)

中部日本縦断タビ2018【PART6】雨晴海岸

旅行開始から3日め。実質旅の初日が超充実。

あまはらし・かいがん。あめはらし、じゃなくて。

ここの義経岩越しの立山と言えば、富山(湾)を象徴するビジュアル。

あまりに有名。

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(夏だと背景の立山連峰に雪もないし、霞んでいて魅力半減)

函館山からのくびれと同じ。

富山湾の描く「弧」がちょうど射水~氷見で180度越えなんだよね。

きときとの魚、天然の生け簀と県民が誇る富山湾が実感できるポイント。

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↑新湊大橋とのコラボもあるぜよ。さすがに海王丸は豆粒で見えん

ちょうどビューポイントの場所に「道の駅」が新設されている。

どこぞのスタバみたいな、真っ白なおしゃれな建物。

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空調バッチリのテラスからお茶をしながらこの絶景を楽しめる。

BGMにボサノバが流れてたりして、なんとも人気でしょう。

おっと気がつくと氷見線の列車がやってくる時間。

海と岩と船バックで撮ってみよう。

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おっと忍者ハットリくん列車(キハ40-2136)でした!

雨晴海岸のあたりは高岡市で、氷見市はまだ先。

海岸沿いにずっと富山湾とバックの立山連峰が見渡せる。

途中途中にこの義経岩みたいな小島があって、

絵面は少しずつ違うんだよね。

つまり、雨晴海岸からじゃない富山湾+立山連峰という写真も

多いようですよ。

そこで待てよ、と思ったのが氷見市の観光。

いつもの自分のアンテナにピピッと引っかかるものがあった。

ハラペコでやっと到着したJR氷見駅がこれ。

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なんかフォトジェニックじゃない。撮りにくぅ。

頑張ってこう。

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屋根瓦と駅ロゴがミスマッチ。当然駅舎の向きも撮影には重要でしょう。

駅舎は南西向き。正面から夕陽を浴びて撮りにくいって???

そもそも氷見市の観光案内と思い手に取った冊子がちょっとしたがっかりもの。

A全折りたたみ16ページで、広げると半分の8ページ分が富山全域マップ。

残りの8ページの半分が氷見市の全域マップ。よく見ると

「氷見トラベルMAP」と題されている。

見どころがそんなに少ない?

いっぽう旅行ガイドブック上は「ひみ番屋街」がイチオシ。

2ページを割いている。

トラベルMAPには1/2ページどころか3センチ四方程度のスペース。

つまり観光施策がおざなり、と見た。

充実の旅に影が差す。次回は氷見市内編。


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2018年9月29日 (土)

中部日本縦断タビ2018【PART5】万葉線からJR氷見線へ

万葉線を「海王丸」駅から、「中伏木」で降り、伏木万葉大橋を小矢部川を渡る。

高岡駅までは戻らずに、ショートカットして氷見へ向かう作戦。

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いまさらだが、「万葉線」の万葉は歌人・大伴家持がたくさんこの地の歌を

詠んだせい。この伏木万葉大橋にも橋の途中の4つのポイントで紹介されている。

橋を渡り、JR伏木駅へ。中伏木から徒歩15分見当。

伏木駅は今度はJR氷見線の駅。

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ここで例によって自転車を借りる。氷見線、本数が少なく、短時間で

「行って戻る」では街がまったく楽しめない。

氷見は藤子不二雄(A)先生の出身地。忍者ハットリくん、

プロゴルファー猿、喪黒福造…。

そして最近人気のひみ番屋街も見てみたい。そのためにランチも我慢。

鉄道営業キロで9.2kmほどなので、チャリなら12~13kmか。

直行すれば50分はかからないでしょう。

まさに各地でエコツーリズムである。

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もちろん途中でいろいろ寄り道してひみ番屋街に着いたときは

午後4時に近かった。かなりハラ減った。(詳細後述)

寄り道の最大の理由は…この絶景。

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またしても絶景が途中で自分を待っているのであった。

雨晴海岸(あまはらし・かいがん)。

このスポットも次回、単独で紹介しましょうね。

いやあ、ホントは春に来るともっとすごかったんだ、ココ。


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2018年9月23日 (日)

中部日本縦断タビ2018【PART4】(富山で)しかとお待ちされてました。

旅の初日は移動日、2日めは観光はパスしてさらに移動して

台風21号をやり過ごす日。ようやく3日めにして旅らしくなってきたわけでした。

さて、岩瀬浜の古い街並みを鑑賞し、

富山ライトレールを「東岩瀬」から富山駅方面へ戻る。

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東岩瀬駅…(越中岩瀬駅として)大正13年に開業。

富山ライトレールの駅になる前は…。富岩鉄道から始まり、

富山電鉄(→富山地鉄)富岩線、国鉄(JR)富山港線を経て

現在に至る。こうして物事はさまざまに変遷をたどっている。

だからこんな古い駅舎が残されている。

今度は富山から高岡へ。あいの風とやま鉄道(第三セクター)。

そして「万葉線」を乗りに行く。

万葉線…これがまた白眉。こんなワクワク、めったにない。

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ということでこのパートは独立してまた後日、前後編レベルでお届け予定。

高岡駅から終点「越ノ潟」(こしのかた)まで約50分。

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これが終点。県営の渡し船がある。(画像中央やや左)

しかし、6年前から主流、いや観光のハイライトはこれ。

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CMで有名「富山でお待ちしています」のフレーズのバックに出てくる

新湊大橋。富山県全体としても随一のランドマーク。

そしてこれとコラボするのがこれ。

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帆船、海王丸。テッパンですよ。

なので、あざとくこう撮ってみました。

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あざといっ!

これ山口県の角島大橋並みにフォトジェニック。

日本海側随一の斜張橋なのだそうです。(支間長360m)

おっと日本一の斜張橋もそうとは知らずに昔、撮っていた!

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(多々羅大橋・広島県&愛媛県、同890m)

しかも、この橋の内部が通じていて自転車で向こう岸へ行ける!!!

橋の内部の通路なので、高所恐怖症の人も大丈夫。眺め、よくないし。

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川の多い街、富山県のサイクリング楽しそう。

さて海王丸パーク。住所は射水市。

北海道民の8割は読めない。

いみず・し。いすみ市は千葉県ね。

いやこのスポットだけで1日分なのだが、またさらなる富山名物の絶景が

待っていた。PART5へ。


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2018年9月21日 (金)

中部日本縦断タビ2018【PART3】北前船全盛期の名残の街並

3か月前から練りに練ってきた行程が初日時点でぐずぐずになる、

これこそが旅だ、人生だ! だからやめられない(笑)。

台風到着前に富山のホテルにチェックイン。このホテルは3回めの宿泊。

富山市も3回め。つまり富山ではいつもこのホテル。

台風…安全な場所で高見の見物もまた贅沢。

風は強かったが雨はさほど降らず。日付が変わる前に、台風は抜けていった。

富山は半日で雨量35ミリ。

さてと日程再構築した3日めは、富山ライトレールで岩瀬浜へ。

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富山ライトレール、函館とは路面電車つながり。

さらに言えば富山は低床車全盛である。

最初は終点まで行って、ただただ乗った証拠を残し

戻って来るつもりだったが、廻船問屋の残る古い街並も見てこようと終点から少し散策。

なんと、この街は「北前船つながり」でもあったのだ!

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↑写真上から、運河、老舗料亭、街の人とニャンコ(台風被害がなくてヨカッタネの会話)

はるか19世紀初頭、高田屋嘉兵衛全盛の時代に思いを馳せる。

歩いてよかった3日め第一弾。

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↑写真上から、廻船問屋の森家(重文)とその蔵、当時の銀行の建物、港の小さな展望塔、朝の街道



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