【観光分析系】地域ブランド魅力度1位函館…まあ気分の問題ですかね?
さて今度は地域ブランド調査のほうへ話を移しましょう。
函館が3年連続1位だったっていうアレです。
・知名度がある
・情報がある
・行ってみたい
・また行きたい
・住んでみたい
そんな感じらしいです。
ただ「大都市圏から見て」と「地方から見て」が混在した
のアンケート回答なので、かなりごちゃごちゃな印象です。
ブランド総研によると、2016年の数字は新たに70代以上の数字を
加算して、前年データも補正したのだとか。
そのせいで、年ごとに推移を見ても、上がったり下がったり、
その年その年でバラツキがあって傾向が読めません。
そんな中での1位函館。
まあ出来レースということはないのでしょうが、
伊勢志摩&出雲がちょっとブームっぽいのを除けば、
ベタな観光地よりも…という特に熟年以上の層の志向が
反映しているように思います。
あくまでも相対的な印象。
渋谷区や港区へ行きたいのは絶対に別の層ですからね。
この中で小樽も札幌はすっかり大都市化して
魅力は感じなくなったけど、今度は小樽まで足を伸ばしたい、
北海道の旨い寿司でも食うか、そういうことのような
気がします。
金沢が依然として好感度が高いところを見ると、
新幹線効果も1年では終わらないようですが、
この調査に函館はあまり喜んでいられないというのが
ブログ主の見解です。
観光地としての知名度があってよかったね、と。
夜景ライバルの神戸が9位。長崎ははるか下の16位。
でも指数そのものは大きくダウンしているわけではないので、
函館は行きたいけど遠い→新幹線で1回行ったらもういい
そういう悲観的な展開を予想しちゃうんですよね。
ちなみに魅力度上位10都市でも、先の国勢調査における
5年前と比較した人口減少率は
小樽市7.6%、富良野市5.5%、函館市4.7%。
札幌以外の北海道の街は地域ブランド力があるのに
人口は減っています。
住んでみたい、はあくまでイメージなんだよなあ。
まあイメージがあるだけいいけれど。
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