【4月中旬】ことしも函館山にしっかり帰ってきた青いルリビタキ
なかなかね、気難しい鳥なわけですよ。
満足な撮影ができた試しがない。
春、秋(10月)それぞれ会いにいくわけだけれど、
青い成鳥オスほど、気位が高くて、見下されるのが常。
4/15早朝。怪しげな天気。昼まではもつだろうと出撃。
あてにしていたポイントをいくつか見たあと、
4日前に今季最初に出会ったあたりへ。
この日は登山者もカメラマンもほとんどおらず、静かな静かな函館山。
カーブを曲がる直前、前方で地面に降りてる数羽が見えたので、立ち止まっていると
後ろから常連登山者のAさんに追い抜かれる。
あぁダメだこりゃ。
懲りずに待っていると今度は前方からAさんのパートナーのBさんがやってくる。
ご夫婦でそれぞれ別々に逆向きで山歩き。
諦めようと前進すると、見覚えのないカメラマンC氏がやってきた。
そしてその先に顔見知りのカメラマンD氏も。
影を見かけた瞬間から5分でいきなり4人。
ダメな日はダメなのよ。
ところでDさん、きょうはうまく撮れたのだろうか。
カーブの先でひと息ついて、間隔をあけて前進。
するとDさんの姿はなく、あらあら出てきました青い個体。
よかったぁ。諦めなくて。
そこから彼の「ワンマンショー」。
何年前だったか、4月に次から次へと青いのが何羽も出てきて、
会っても会ってもバカにされたようにうまく撮れないこともあったけど、
たった1羽がこうして長時間お付き合いしてくれることもあるんだ、と驚き。
時間にして15分ちょっと。これはルリビタキ♂にしては長いです。
ふだんは10秒、15秒が平均値。
でも「過去イチの遭遇」を自覚しながら撮るのはなんだか緊張しました。
おかげで30%以上がピンボケorフレームアウト。情けな。
食事中の野鳥はひとっ所にいてもじっとしてないものだが、
彼は渡ってきたてで疲れが残っているのか、餌を探すそぶりも見せず、
同じ枝でじっとしてることが多かった。
同じ向きも多いし、背中丸めてるカットも多かった。
成鳥オスってば、体調良好のときは「さあ撮ってみろ。」とばかりに挑んでくる。
わざと枝かぶりのある場所にとまって「悔しいだろ」とにらんでくる。
それがないのはきっと向こうにも事情があったのでしょう。
もちろんこっちには気づいていて、はっきり逃げないわけだから。
函館山、ことしはネズミ(エゾヤチネズミ)が多い。
登山道を横切るネズミが撮れたのも初。
ネズミが多くて喜ぶ鳥はなんだろね。
とか言いながら山を下りたら雨が本降りに。
早起きは〇文の得。
そんな日もあるようです。
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