【春旅・不思議トラブル記録PART3】突き抜けていた岡山、前編(事例10→13)
知らないとだめだけど、中途半端に知っててもダメ。
観光の知識は奥が深い。一度失敗するのが手っ取り早いってか。
そういえば函タクの函館空港連絡バスは相変わらずの仕事っぷり。
帰函して空港でいきなりのハラスメントを受けたぜ。
函館の人の悪さは相変わらず。
サービス精神・おもてなしとは対極だな。
まあ、こういうの初めてじゃないからね。顔覚えられたんでしょう。
地元民ぽいからスルーしとけ、的な?
さて、だいぶ長くなったので事例10以降の岡山編でまとめたい。
これを終わらせないと「ありがたみ」が伝わらない絶景エピソードがあるので。
重要、重要。
ただ「分厚すぎて」いちばん重たい奴は次回(事例14)に回します。
いろいろしちめんどくさくて、読みにくいエピソードだけどお付き合いくださいませ。
それにしても前から心配してた岡山(市・県)。
ポテンシャルが最大限に伝えようという意思を感じないエリア。
よくも2日程度でいろいろ出てくるもんだよなあ。
事例10:
岡山駅のこちら。
県庁所在地の岡山駅の観光案内所。だぜぃ!?
駅舎2階。
まず2点聞きたいと切り出した。
1.瀬戸大橋の夕景観覧のための交通機関の最新情報
2.現存天守・備中松山城へ向かう正しい方法
すると、だ。
岡山市以外の情報はくわしくわかりません。
だぁ?
百歩譲って、じゃあその件ならどこへ問い合わせるか、
サジェスチョンすべきでしょう。
JR児島駅から鷲羽山(瀬戸大橋を見る展望台の場所)への
バスダイヤ、あらかじめ調べていたので、
「行きはこれ(JR児島駅16:30発・枠内左列)で行って、帰りはこれ(同17:30発・右列)だとすると…」と
こちらが話し始めると
「その帰りの終バスはダイヤ変更で今ありません。その行きとおっしゃるバスが最終です」
なんだとぉ~。
鷲羽山第二展望台16:59発が最終だという。
日没は18:05だから、満足な夕景は撮れなさそう。
でも。
こういう別のバスがあって、
鷲羽山展望台が18:15だから拾ってもらえないのか?
これが質問の主旨。
当初のA案は児島駅16:30発で第二展望台へ行き、
第二展望台17:59発なら日没ぎりぎりまでいて、児島駅まで戻れると思ったがボツ。
B案としては帰りは展望台18:15発のバスで戻る、というもの。
さらに掘り下げれば、岡山初日A案、次の日B案という連チャンまで考えてた。
でA案ボツ。
注意事項として「夕景鑑賞バス」は
始発バス停(児島駅)以外は予約がないと乗れないと書かれているので、予約すればOK?
と聞いたのである。
「こちらではご案内しかねます」
おいおい連絡先(tel)ぐらい教えろっての。
交渉決裂。わかったのはA案ボツのみ。
続いて備中松山城の行き方。岡山市以外についてはハナからわからんと???
「そうですね。高梁市の観光協会にお尋ねください」
あのさ、そこがネットで見てても不明瞭だから、「現地」に来て聞いてんじゃねえか。
こちらは「現地」ではないので。と?
こういう対応をされると
「いーよ、別に行くのやめっから。来なくていいってんなら行かねーよ」
テンションぶちあげカスハラ寸前。
でも、こういう人種は圧をかけても戸惑うばかり、なんだな。鍛えられてない。
こっちもまったくもって無駄なテンション上げ。
で、この二十数分後あと宿泊ホテルのフロントでチェックインしつつ、
フロントスタッフにグチりながら
鷲羽山方面のバス運営会社のカスタマーサービスへ電話した。(詳細は[後編]事例:14)
紆余曲折あって結果的にかろうじて解決。
備中松山城のほうは現地で出たとこ勝負で結果なんとか目的達成。
でもこの「わかりにくさ」について高梁市はなんの反省もなさそうでした。
そもそも駅のどこに観光案内あんの?
でした。苦労しました。
まずは事例10:岡山駅のツーリストビューローが最低だった話。
これ日本語が不自由なインバウンドだったらどうしていたんでしょう???
事例11:
岡山城にて。こちらはとても軽めな話。
テレビによく出てる地元出身の磯田道史センセのプロデュースで
館内展示がわかりやすく整理されてる岡山城。
ひと通り見終わって、ふと思う。
それにしても岡山(倉敷・玉島etc.)って、干拓しまくって
土地をものすごく広げたことがわかったので、こう出口のスタッフに聞いた。
ところで、岡山藩って何万石?
まさか、
「それは何階の〇側の面に解説がありまして。ご覧になりませんでした?」
などと返されたらどうしようかと思いつつ、反応を見る。
すると、その聞かれたスタッフ。
「こちらの者がくわしいと思うので」
と別な人物に振る。
するとその別のスタッフは「57万石」という。
それって江戸時代、池田氏になってからですよね?
とこちらが言うと
(築城主の)宇喜多氏の時期(安土桃山・関ケ原合戦の前)だと言う。
何万石というのは自己申告というより、幕府公認の数字では?
関ケ原で敗戦した宇喜多氏の石高じゃこちらの求める答えと違うでしょう。
そもそも宇喜多氏の時代は「岡山藩」じゃないでしょう。
児島湾を干拓しまくって新田開発、石高をあげたぶんの何%かをばっくれて、藩の財政を
潤わせたとかあったんじゃないの?
てな返しに先方沈黙。
※スタッフの名誉のために付け加えると基本資料によると江戸時代の
岡山藩(池田氏)のMAXは38万石で干拓した結果の石高の変化は
ほとんど加味されてないようでした。謎。
無意識に城内に上記の「展示」が印象にあったので聞いたんだが
この「展示」はまった別の要素をひとつの図解にまとめておる。
干拓関連。赤〇が現在の岡山城。薄緑が江戸前期、オレンジが江戸後期の干拓。
明治から昭和にかけても干拓は進み、「児島湾」はすっかり陸地になったのだ。
関ケ原合戦の頃との比較を考えれば格段に耕地は増えているんだけどね。
ま、ツッコミがちょっと酷だったみたい。わからんことはわからん、でよいでしょう。
事例12:
そういえば岡山城入城のとき、
岡山後楽園とのセット券なら720円になります。と言われたわけ。(この情報は既知)
後楽園にそのあとに行くか、翌日回しにするか決めてなかったので、
同じ日じゃないと割引になりませんよね。というと
ならば市内各施設の割引券を差し上げましょう、と言われて
岡山城は定価の400円で入城。
つまり手ぶらで正規よりは、いくらかましという展開。
その後、当日翌日夕方の天候をにらんで瀬戸大橋を翌日の一発勝負にして
やっぱり岡山城のあと、後楽園に行くことに決定。(だって先の夕景A案B案の連チャンは不可能なので)
後楽園の入場料・定価はご覧の通り500円。
しまったなあ、損したなあ、と窓口に行き、城でもらった割引券を見せて
2割引きの「400円」で入園。
わざと聞こえるように
さっきの岡山城で最初から両方行くと決め打ちすりゃよかった…
と愚痴ってみると
後楽園の窓口の女性は「結果的にいっしょですよ」
はぁ?
400+400で800円じゃん。
決め打ちしてたら、720円でしょ。
………。
つまりは自分の担当のとこはちゃんと2割引きした、と思い込んでいて
相手の立場に立ててないわけだ。
こちとら岡山城は定価で入っちまった、失敗したと嘆いているんだろ?
なかなかに意思疎通が難しい方々。
いやいやおみごと。
こうしてちょっとしたことでボロが出る県民性、市民性?
そうは言いたかないな。
さらに「事例:13」
事例13:
さてさて本記事のラストは
に会うため? にけっこう苦労した備中松山城。
前回2012年に行ったときの記憶は
「上の駐車場からそれなりに歩いた」というだけ。
その手前の記憶がない。
日々函館山で鍛えていることを考えると
「その程度(30分)の山登りなどものかは」
だろうて。
予定は市内循環バスで「登城口」まで行き、
「登城口」から「ふいご峠」まで登城整理バス(往復500円)。
「ふいご峠」から30~40分の上り。
というイメージ。
正しくありませんでした。この認識。
しかも事前に土日必須の登城整理バスの間隔・所要時間がわからず。
(→実際はアバウトにピストン輸送・所要時間5分)
とにかく土日は「城見橋公園駐車場」~「ふいご峠」はマイカー厳禁=登城整理バス利用。とのこと。
なら備中松山城を土日にあてるか、平日にあてるかの問題も出てくる。
今回出たとこ勝負とは言っても、あとから気づいたのは岡山発の普通列車が
備中高梁に8:43着。午前2本しかない市内循環バスが8:50発。7分しか確認時間なし。
しかも、この時間観光協会が開いてるはずがない!
バスセンターのスタッフに確認してあわてて循環バスに乗り込む。
バスセンターのスタッフいわく「登城口」ではなく
「運動公園」で下車してください。そこから「城見橋公園駐車場」まで約25分の歩きです。
「城見橋公園駐車場」に着いたらそのあと「整理バス」でふいご峠まで行き(乗車5分)、
そこからお城まで30分弱。
帰りは?と聞くと
徒歩なら
1時間半ですかね。
絶句です。
※だって行きに降りた「運動公園」まで下りてきてもバス、ないから。
ちなみにお城の公式サイトにはこういう記述がある。
徒歩なら…。遊歩道入口って何なん?
「城見橋公園駐車場」から「ふいご峠」まで登城整理バスなのに
どう関連づけたらよい?
この「城見橋駐車場」は経由しないと?
いっぽうウィキペディアの記述はこう。
標高87mのバス停地点から標高196mの城見橋公園駐車場まで
それなりの距離があると認識すべきなのでした。
実際には積極的に車道を歩き、上りで所要時間は16分ほど。
この記述のラス2行。「松山城登山口バス停から城見橋公園まで10分」と読むでしょう。
そもそも「松山城登山口バス停」ってどこよ?
こちらはネットで事前入手した(高梁市内)循環バスダイヤ。
平日は午前6本。土日は午前2本。市民用だから。でバスで1分ぶん近くなる
「松山城登山口バス停」ってなくなった???これまたあてにならず。
その証拠にこのバスで備中松山城へ向かったのは自分だけ。
あのさ、こっちは下りてきたら備中高梁11:27AMの列車に乗りたいわけ。
でも土日は帰りの「市内循環バス」はもう午後3時すぎにしか便がありません(午後は南回り)。
なら、タクシーを「城見橋公園駐車場」に呼ぶしかないって?
それはご自由です。
で、結局11時ジャストに「城見橋公園駐車場」へタクシーを予約。
※混んでてできなかったらどーする?とも普通考えるでしょ?危うい。
そしてタクシーで1,800円かけて備中高梁駅へ。所要時間8分。
つまりここへは公共交通機関で行こうとするほうがマチガイ、という姿勢。
マイカーでアクセスする人向けの観光情報。
タクシーの運転手が言うには
「ねこ城主に会いたくてここまで来る人もいる」
「そもそも交通不便な山城」
「訪れるお客さんの目的もさまざま」
こりゃえぐいって。
乗車するときの運転手の態度に予感がしましたよ。
行先へは右へ出るのに、右から入ってきたので、Uターンしてから乗ろうとしたら、
「どうせUターンしますから」。せこいのはどっちだ?備北タクシー。ワンメーター重要だべや。
ふだんはお年寄りを病院に送り届けてるタクシーで観光にはうといのでしょう。
公共交通機関で行けない城だと皆さん理解してきてるんですよ。
と来たもんだ。
ま、親切とは程遠いわけ。
そりゃ整理バスの運転手サンが40往復50往復で週末は忙しい、というわけだ。
一度に10人も乗らない小型バスだしね。
「城見橋」から「ふいご峠」までは細い曲がりくねった山道だから、
マイカーで来られると渋滞半端ない!つうことでね。
ま、地元民にとっては物好きな奴らがひっきりなしにやってくる、
的な感覚なんでしょうな。
現存天守とねこ城主が地元の経済を活性化してる、なんて自覚はなし。
そういう意味も含めて
現存十二天守の中で最難関の備中松山城。
「城見橋公園駐車場」でバスを待つ間、地元の関係者と話していたら
「ここのニホンザルは天然記念物なので、観光客とトラブルにならないように見張る係なんだよね」
だそうです。
そういや前回来たとき、ここはもう来ないだろうな、と思ったっけ。
のおかげで二度目があったこと。
城主の後継は?と思うと哀しさあふれる現存十二天守。
それを高梁市民は望むや望まざるや。
1日の来場者300人でもしっかりオーバーツーリズムか。
日本人しか来なくてよかったね!
まだ同じ現存天守なら福井県坂井市の丸岡城のほうがイージー。
皆さんここ(備中松山城)は心して訪れてくださいな。
見どころは「さんじゅーろー」のほか、岩盤に乗る天守と
二重櫓です。
けっこうインパクトが強かったので再度「攻略記」を
5月までにまとめたいと思います。
が、せっかくなのでビジュアル化してMAPにしておきます。
往路、駅からお城まではすべて「上り」と思っておくのが間違いない。
循環バスでA-Bが7分。徒歩でB-Cが16分。小型バス。。C-Dが5分。
D-Eはゆっくりめで歩いても30分はかからない。
マイカーでCまで来て、C-D,D-Eを歩く元気者も2~3割いるらしい。
そうするとC-Eは50-55分ぐらいなのかな。
となるとE-Aが90分というのは60代基準でしょうかね。
若者なら下りは20分+15分+13分+25分=73分?
ただB.の先に短いトンネルがあるので不安にさせるんだな。
そして知らない山道を誰にも会わずに必死に歩くことを考えると
こみ上げるものがある(笑)。
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