函館山・24/1/5NHK「さわやか自然百景」にようやく登場
これもO.A.前に「予告編」的位置づけでイメージしてたわけですが
アップがすっかり遅れてしまいましたな。
まあ、番組の仕上がりは悲観するほどではありませんでした。
まあけっこうな(取材)時間かけてますからね。
NHK取材班、あの気難し屋のルリビタキをちゃんと撮れるのか、
けっこう心配してました。
とりあえず、「目玉」なので。
いちおう番組タイトルが「函館山 春秋」なので、
それぞれの時期、撮影隊が入っていたわけですが
事前の「おはよう北海道」内の番宣を見ると、一瞬NHKやらかしたか?と思ったです。
オープニングが「桜メジロ」だったので、
それ、函館山ちゃうやろ、と思いました。
わかりやすいっちゃわかりやすいですが。
渡ってくる鳥をすべて「渡り鳥」とくくり、
「夏鳥」「冬鳥」「漂鳥」の区分に突っ込まなかったので
甘いよなあ、と。
※メジロは本州では留鳥。北海道ではとりあえず夏鳥
確かに函館山は植物も多様なので、野鳥と結びつけたくなる
キモチはわからんでもないわけですが、
見てわかる植物と、野鳥が好む植物は必ずしも一致しませんからね。
前年2023秋がなかなかの当たり年だったので、NHKってば間が悪いわぁ
が実のところ。特に'23秋のように「ムギマキwithマユミ」が
翌年はまったく成立しなかったので、残念でした。たぶんとらえていたら
「ムギマキNHK初登場?」
で、メジロに続いて大陸から来ていた冬鳥の
オオマシコが番組内チラ写りしていたのも、
「本来4月の鳥ちゃうで」でした。
撮れたので登場させたくなるキモチはわかりますけど。
23-24冬春シーズンはオオマシコもベニヒワも赤いの大当たりでしたから。
まあそれでも5月以降も山で繁殖にかかる
クロツグミ、オオルリ、キビタキも一応とらえてはいたので、
種数としてはけっこう番組に登場していましたね。
ただ函館山の最大値はこんなもんではありません。
正味14分ほどの番組にどういうラインナップで登場させるか、
地形だけでなく、場所の特性を深く読めないとうまくまとまりません。
自分もリアルタイムで'24秋の現場を見ているので、
絵的になんとかする「技術」は
さすがNHK取材班と思いますが、やっぱりナレーションが甘い、かなあ。
まあ、それだけ函館山は難しい場所(手ごたえのある場所)でもあるんですけどね。
※秋シーズンのルリビはさっぱりうまく撮れませんでした。
いずれにしても'24秋は自分、オオタニ君を追っかけていたので
ハズレ年以上に鳥との巡りあわせはサイアクの部類でした。
シーズン終盤、「ハギマシコだけには会っておきたい」
でぶじ1羽だけ会えたので、満足して締めくくりました。
とにもかくにも'23秋に会えて、'24秋にはほとんど会えない鳥がたくさん。
それも勉強になりましたね。時間を捧げないと「運で勝負」には限界。
「夜明けから朝9時頃まで総計15日程度」捧げれば、
なにかしらの収穫がありますわ、函館山。
実際、こんな出会いもあったしね。
※24/10/13渡り途中のツミ幼鳥初観察
さ、ハズレ年もあれば、当たり年もある。
コツコツさぼらずに、でしょうかね。
ところで以前、香雪園は函館山以上に野鳥の宝庫と記事を書きましたが、
市内に香雪園を上回る場所があったようです。
eBird上の記録では「函館山」とほぼほぼ並んでいる種数が出ています。
いやあ、マメに足を運ぶ、地の利を生かす、がバードウォッチングの鉄則なんすなー。
函館山でなかなか会わない真っ赤なベニマシコが12月になんで
ここにいんねん!ですからね。
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