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2024年10月28日 (月)

【食べログ】肥大化する承認欲求…思慮はおきざりな令和時代【そしてeB】

まあ承認欲求の強さには個人差があるのはわかるのだが、

世代的にはどのへんからソレが強くなるのか。

たぶん世間には「ネットを知らない世代」がまだ多くて

そのなかには承認欲求と無縁の方々がいるのでしょうな。

 

自分の経験上、SNSはもちろんのこと、投稿サイトの類には

承認欲求に起因するいろいろなビョーキがまんえんしていると思うのだが、

【フォロワーを増やす】=自分に対する共感者を増やす

と信じて励んでいるレベルだけでもない気がする。

 

共感/非共感にかかわらず、自分のなした行動がネット上に反映されて

【見られている】だけでマンゾクする層がまだいるようで。

 

「食べログ」ももちろんそういう投稿サイトの一部だが、その飲食店の持つ「真実」に

近づこうとすると、

・店に対して★評価をしない、備忘録的利用

241027shot_spd3

・同じ店に何度も何度も足を運び、都度都度投稿し、粘着気質を示している人物

241027shot_akagawa1

※クチコミ数は「29」だが、重複投稿が「5」ある。

つまり同じ人物が何度書いてもクチコミ総数は変わらない。

などに行き当たる。

 

ま、社会貢献とまでは言わないが、個人の感想の集合体=世間の評判

ということすら理解してない輩もけっこういる。

 

食べログに対しては自分もちょっと首突っ込んでみるか、で160余の訪問記録を残してみたが、

投稿数がひとケタな投稿者はまずは自分の役割を理解してないのかもしれない。

 

いままで生きてきて外食歴はひとケタならいざ知らず。

サクラ投稿がカンタンに見抜けるゆえんである。

 

さてこうした超主観的投稿を食べログよりもずっとマニアな

「野鳥観察記録サイト」で見つけてしまったから、なかなかに驚く。

インバウンドなbirderで、珍しくもない鳥を座標ごとにいちいち1種ずつ投稿するのも

うざいのだが、函館市内の人間で

241027shot_home1012

「自宅」とか「庭」とかそういう記録を公開するからフシギである。

もちろんそこに緯度経度を素直に書き込んだら、個人情報大公開なのだから、

すべきではないのだが、「函館市・自宅」では他人にとってまるで無価値な情報である。

 

つまりそのサイトが何のために世に存在しているか、理解せずに参加するレベルの

「初心者」といえるだろう。

241027shot_indy1006

※パチンコ屋の前、と記録したのはたぶん台湾人。

でも、3種のうち1種はマチガッている。

241027_ugahama

※これは10/27の貴重な観察だが、「宇賀浜」という地名は函館にはない。

主は函館市民らしい。そして上記パチンコ屋と位置はほぼ同じ。

221012miyakodori_rr2_750

自分も2022/10/12に観察してるのでイメージ沸く。

 

今回、野鳥観察サイトと食べログに同等レベルの初心者が多いとは、少々驚いた。

 

まあまあ、それだけインターネットが身近だといえばそれまでだが、あまりに稚拙。

彼らが自分の存在を客観視することができるようになるのはいつの日なのだろう?

永遠に無理かも? というのが正直な感想。

 

それはそうと、いつかまとめてみたいと思っているのが

バードウォッチングにおける、観察者/撮影者/記録者のチガイ。

ある意味、個々の好みかもしれないが、

あるところにいままでの人生の何十年間かで、日本のいろんな場所に出かけ、

300種以上の野鳥を観察した、という高齢者がいた。

しかしながら、「撮影ナシ」での「観察」だったため、紛らわしい識別からは

ほとんど無縁。その場の上級者のコトバを信じて「自分もその鳥を見た」ということにしていたらしい。

 

しかしデジカメが普及して時代は変わったのである。

ところがマニアな野鳥観察の専門誌「B」というのがあって、

高級双眼鏡やフィールドスコープの広告がたくさん載っている。

しっかりした画像で観察するため、である。

で?

その珍鳥を観察した記録はどこへ行くのだろうか。脳内細胞に収められて

いつか忘れ去られていくのだろうか。

考えればわかる

月刊誌の成立においてそうした光学機器メーカーの広告は重要、なのである。

240124birder_2402

自分の7年間の観察歴で難易度が高いのは

撮るのか、見るのかの瞬時の判断である。

鳥によっては双眼鏡をを除く人間の動きに反応する敏感なのもいる。

いちかばちか、撮りにいくほうがベターなケースもあるが、

枝かぶりがはっきりしているときならいい画像になりはしない。

241013tsumiy1_750

※たぶんハイタカ。どうせ枝かぶりできれいには撮れはしないだろう、

と思ったがものはためしにシャッターを切ったら「ツミ幼鳥」だった。

確定観察初。

 

ところが「観察記録」を意識しておくと、耳から入る情報が70%で、

動きから入る情報が10%。きっちり撮影できなくてもバードウォッチングはけっこう

楽しめるのである。

 

ことし函館山でとある試みがなされている。

そのうち陽の目を見るに違いない。

そのとき観察/撮影/記録の差をもっとくわしく語れるはずだ。

 

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