【誤解しまくり/されまくり!?】食べログ・ラーメン偏差値企画でわかった「函館人気質」
正直言えば、やってくと、たぶんわかるんだろうな、
ということで、見込みがあって始めてます。この企画。
ただ、狙い通りピタリでもないですけど。
まず最初に
「函館人気質」と食べログの関係。
食べログのデータから、飽きっぽいと言われる函館人気質が透けて見えるのか?
如実に見えてきたのは、ノミネート113ラーメン店の継続年数平均です。
数字は継続年数。
一般的に3年が飲食のカベと言われるなか、短命店が多い函館。
ところが113店の平均継続年数は「14.1」なのです。
信じられん。
な・が・い!
グラフを見ても真ん中が「10~15年」でしょ?
これを順位別に分割するとこうなります。
上位ほど歴の浅い店が多い。
これは偏差値集計システムが「営業期間」に対する「クチコミ投稿数」だから。
まあ、新しいものに反応する気質はとりあえずここに表れています。
ただ問題なのは老舗が下位に固まっていること。
・ラーメン屋は客が少なくてもつぶれない
・食べログとは無縁な層が老舗にたくさんついている
さて、どちらが正しいか。
それとも両方か。
きっと正しいのは後者でしょうな。
食べログとは無縁な層…。
いつもの店の、いつもの味で満足。
新しい店には興味なーし!
マチカドニストの独自の推測だと、
興味なし層:新店好き層の比率は甘く見積もっても7:3ですよ。本心では8:2といいたいところ。
この後者の3割が活発で目立つだけで、無関心なご近所層をしっかり取り込んだラーメン店が
結局続いている、のではないでしょうか。
塩・しょうゆ・味噌の範囲から絶対外に出ない保守層が実は
函館のラーメンを支えている。
世代だろうって?
いやいや。そうとは限らぬ。
新しモノ好きなようでいて、
飛びつく割には保守的。守備範囲が狭く、すぐ飽きるのではなく
最初から認めるスタンスにない。それが函館。
一度行ったからもういいでしょ。
これが決めゼリフのようです。
マーケティング・マインドを欠く店側は
無抵抗に短命での撤退を繰り返す。
近年ますますその傾向は強い。
だから6年以上10年未満の比率を定点で観察するとよいかも。
次回はロケーション。
そのあとでレビュアーの「質」から見る真実と進めようかな。
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