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2024年3月 5日 (火)

【山崎建設】5年で松倉川はどう変貌したか証拠画像集=だい1かい=【松倉川改修2018-19】

240223yamazaki00

日本語として理解すると「撤去」とは

建物・設備などを取り去ること。

と辞書にありますな。

取り去る対象はまぎれもなく

「土砂」と読めます。

 

そうそう肝心の「大義名分」について詳述してませんでした。

 

河川内の植物が成長し、夏の増水時に流木が発生することが考えられ、

橋脚に衝突するなどして構造物を痛めたり、川の流れに変化が起き、

治水上の問題がある。

 

もっともらしいまでも行かない破綻した論理であることを以下に説明しますか。

 

2018-19あたりは熱心に書いたので過去記事や過去画像を調べてみました。

今回は当時の画像をいくつか。

当時、なんらかの意味を感じて残した画像です。

 

まずはそうだった!と思い返したのが

181102koji_matsukura_tr

2018/11/8撮のこの画像。

大量の土砂を運び入れています。

運び入れています。

理由は

181114matsukura_koji2

2018/11/14撮。車両の進入路(スロープ)を確保するため。

190108matsukuragawa

2019/1/8撮。これはその車両の進入路を撤去している画像です。

 

ここでわかるのは土砂を撤去するためには搬出車両がアクセスできるように

大量の土を運び込み、進入路を構築する必要があるということ。

そして搬出車両の進入位置はできるだけ公道から近い位置である必要があり、

搬入土の量は膨大です。大型トラック数百台ぶん。

もちろん、結果的にそれ以上の土砂を搬出している、と信じたいところ。

 

181007koji_mat2

これが当時の標示板(2018/10)。ここから2か月の期間延長。

190116matsukura_koji3

2019/1/16撮。

240223dl_matsukuragawa022

作業位置は「12~13」で、

進入路撤去後はこうでした。

190315matsukuragawa7

現在はこんな感じ。

Right12_14z

これが5年の月日ですね。

Matkurariver01a

こてが過去記事で作成した図解。青の「予定エリア」が「12~13」でした。

さらに上流と思われる「7~9」の作業をしているのはこの5年後の2023-24です。

 

180821ryuboku

印象的だったのはこちら。

2018/8/21撮で夏の増水で流木がオイルフェンスに絡んでしまっています。

この流木は「ヤナギ」なのでしょうか?

190116matsukura_koji9of

2019/1/16撮。画像の奥が当該の流木位置。

流木の下流側にだいぶ土砂が堆積してますね。

 

この流木は最終的に撤去されず、

5年半経って、こうなっています。

240222nakasu1

あとでもっとわかりよい画像、再掲しますね。

立派な中州じゃ。こういう地形はどんどん成長するわけです。

もう完全に埋まってしまい、撤去どころの話ではないでしょう。

 

さて問題の流木はどこから流れてくるのか。

松倉川の最上流はどうなっているのか。

181009shouseibashi_ryuboku

↑2018/10/9撮 ↓2018/10/8撮

181008ryuboku_matsukuragawa

2018年秋にあちこちで見た「流木」。

増水が終れば冬は動きようがありませんな。

雪解けの季節になると動く?

 

松聖橋よりも上流から「も」流れてくるとすれば、改修の際限はありません。

下流側を整備すればするほど、ひっかからずにスムーズに海まで達するわけです。

つまり多くの橋に「出会い」ます。

なので、論点は

 

下流域の樹木が「流木化」する可能性。

 

これを意図的にすべてヤナギ(90%は湿地に強くしぶとく根を張り、成長の早いヤナギ)に変えておけば、

しなやかなので流木化する可能性は低くなります。

 

でも途中でからまりそうな樹木を伐採することで、上流からの流木が河口付近へ

到達する確率が上がることぐらい、考えたら誰でもわかります。

 

つまりこれらの工事発注ではただただ植生をいじることに

終始しているということです。

誰も効果測定をしていない。

 

そこが予算消化のための工事、とみなす所以です。

 

そう、ここが気になるなあ、と思って撮った2018ー19の進入路の対岸のポイント。

比較画像です。

181129matsukura_koji2_500

Left01

※場所は同じのはずですが、角度が揃ってないので後日、再撮しますね。

これも素晴らしい5年の月日です。

 

 

最後に念を押しておきますが、鳥好きカメラマンが

楽しめるポイントがなくなった!

というのは些末なことで、野鳥は自然を利用して巧みに生き延びていきます。

単に人間が「撮れなくなった」とほざいているにすぎません。

190315matsukuragawa7

こうなった直後のシーズンは

おかげで

190504takabushigi4e750

タカブシギにも出会いましたし、(2019/5/4撮)

230705kochidorif3

コチドリが大喜びで子育てしてました。

(石ころ河原が大好きな鳥)

Right12

こうなってしまったらしまったで、かつては住みかを失った

夏のオオヨシキリも問題ないし、冬はベニマシコが越冬してますからね。

 

わかっててもしかたなくやっているのと、

無知を振りまいて正当化しているのとの違い。

これが理解できなければ立派な「三流」行政、「三流」市民です。

世はSDGsの時代。昭和の価値観でいつまで。。。の函館です。

 

3/9 6PM更新

過去の関連記事3本を一挙再掲しますので驚かないでください。

 

★そういえば「伐採」を目撃して以降の少なくとも一週間は

「土砂搬出」の車両はまったく見かけてません。だって進入のためのスロープないし。

残り1,2週間がどうエンディングを迎えるすか。

ところで問題は「山崎建設関連」だけではないんですよ。

いちばん杜撰なのが発注者であることは火を見るよりも明らか。

やっぱり時期を見計らって「美原1丁目」直撃かもなあ。

 

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