【2024観察序盤戦】ド迫力な1月の「カモメ」とは一線を画す大型の風格【第四弾＝ワシカモメ】

ふとしたきっかけで「Ｓ氏」の記録を見ていたら、

「ずっと東」ではワシカモメ、シロカモメが珍しくないとのこと。

マジか？

思い立って一度行くことにした。

「ずっと東」はけっこう東。

聞くところによると、さらにその裏側もまた興味深いそうだが、

真冬に行く足がない。残念。

バスの終点のチョイ手前。に「Ｓ氏」はフラグを立てていたので

そのあたりから攻めてみた。

海岸のテトラに1羽ずつ陣取る大型カモメたち。

あ、これでは？

ものの30秒でワシカモメ発見。成鳥手前の第四回冬（4Ｗ）

ちょ、ちょろい。

そして立て続けに

成鳥。

こちらも成鳥。

オオセグロ50の中にたぶん４。

もうひとつの目標種シロカモメはさっぱりなのだけど、

ワシカモメいるじゃん、道南。

これまで、初見は釧路港。その後は八戸港。

そんな場所まで遠征しないと会えない、はおかしいわな。

この日「ずっと東」から戻ってきて、場所はポイントＳ。

いました。ワシカモメ第一回冬（１Ｗ）。

これだとだいぶすすけていて、っぽくないそうです。

でも風切をしっかり確認してワシカモメ確定。

でもさ、おなじような色味で風切を確認すると

なんだオオセグロ（カモメ）かよ！というまぎらわしい個体はたくさんいる。

困ったもんだ。正面向きでは識別不能。

顔のカンジ、クチバシのカンジでわかるようになったらカモメ道三段レベルでしょう。

別の日、「けっこう東」に再挑戦。

その途中でテトラにぽつんと白っぽいカモメ。

今度こそ、シロカモメ？　発見位置からは逆光だったので、じわじわ接近。

ワシカモメでした。こんだけ白く見えてもワシカモメ。

シロカモメならもっともっと白い、ということで。

それにしてもつるまずポツンと１羽。

まさに大型カモメのメンタルですな。

特段オオセグロの集団に依存してる、まではなさそう。

ワシカモメの風切のアップ。

オオセグロカモメ成鳥と風切のアップ。

また別日、ポイントＳに行ったら、案の定、ワシカモメ１Ｗが

２羽。せっかく背中を向けてくれたので風切のアップを撮影。

個体Ａ。

個体Ｂ。だいぶぼろぼろっすな。

オオセグロ１Ｗ（次２点）だと、「黒」よりはうすいけど風切は明確に

暗色なのですわ。

でも個体差は大きいようで。難しい。

これがセグロカモメ１Ｗになるとがっつり黒い、ということですが、

これも塩梅が難しい。

オオセグロは上面が特にまだらなカンジ、が特徴ということだけど、

どういうのをまだらと言い切れるかも難しい。

とりあえずワシカモメ１Ｗはなんとかクリア。

それにしても２Ｗや３Ｗがほとんどいないのが不思議。

どのカモメも「若手は張り切って修行のために南へ下る」説があり、

北海道周辺で「南だあ」と怠けているのは初心者１Ｗとベテラン成鳥という気がします。

なのでそのなかで少ない２Ｗ、３Ｗを探すのはいい暇つぶし。

顔のカンジ、クチバシのカンジ、羽の全体の印象で風切を見ずとも識別できれば

次の段位に進める？？？

やっぱ片手間ではカモメ道は極められないみたいだ。

さらに別日。ポイントＺにいたワシカモメ成鳥。

これがいちばんワシカモメ２Ｗっぽい個体。

３回連続で識別できないと自信持てません。

ポイントＳには

やっぱり１Ｗが確実にいるようです。

カモメってシャッフル大ありなのに居場所をどうやって決めてるんですかね。

テキトー＋αの＋αがとても知りたい。

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