【観察記録】カヤクグリも今季、多かった鳥【函館山2023秋・第四回】
前回は19位イカルまで書いたので
きょうは20位から40位ぐらいまでを見ていきましょう。
16ルリビタキ161
17ヤマガラ149
18マミチャジナイ140
19イカル120
20ベニマシコ119
21アオバト88
22カヤクグリ73
23ホオジロ69
24アカゲラ65
25エナガ56
26コゲラ51
27ベニヒワ48
28クロジ48
29アトリ47
30ニュウナイスズメ40
31カワラヒワ39
32ノスリ35
33シメ29
34ハイタカ26
35キクイタダキ26
36ヤマゲラ23
37キジバト21
38イワツバメ21
39カシラダカ21
40クロツグミ17
まずはベニマシコ。20位です。
フィッフィッと頼りなさげに鳴いて、よく登山道両脇のイネ科の穂先で採餌します。
赤いのがオス。色がついてないのがメス。
21位アオバト。
めちゃくちゃ臆病なので3,4羽だといちばん敏感な個体にあわせてすぐ飛んでしまいます。
でも「はぐれ」1羽だとドギマギして判断できないでいて、隙を見せます。
朝日に当たるのが好きらしいです。
22位カヤクグリ。高山性(北海道なら1000m前後)で、冬になると低山に降りてきます。
チリリリと鳴き声に特徴があるのですが、とても地味な鳥です。
今季は非常に多く姿も見せ、声も聞きました。
地味すぎて背景にまぎれがちで撮りづらいです。
23位はホオジロ。
あまり真剣に渡りをしない鳥ですが、結局雪は苦手なので雪が降るといなくないrます。
函館山でも特定の場所を好みます。千畳敷司令部周辺でよく見ますね。
こちらはオス。
27位はベニヒワ。ことし自分は初めて観察。最初はマヒワの群れに混じって
ましたが、12月に下でたくさん撮ったので、函館山限定でもありません。、
28位はクロジ。
アオジととても似ていますが、アオジよりは多少なりとも賢そうで、
好きな場所で繰り返し催事する傾向。
オスは見るからに「黒」ですが、メスはなかなか識別しにくい。
腰が明るい褐色なのと、頭央線があることで見分けます。
ただその年生まれのチビは色味がまた違うので、オスになるのか
メスなるのか微妙に思います。
どうせアオジでしょ、とスルーしがちな鳥。
30位のニュウナイスズメはあまり函館山に用がなく、基本通過種ですが、
一度だけ群れでわあっと来て去って行きました。スズメの仲間でも真性の渡り鳥。
32位はノスリ。猛禽類です。猛禽のなかではかなり多く見かけます。
おなかの黒い腹巻き模様で見分けます。
同じく函館山に多い猛禽がハイタカ。34位です。
上空を舞うこともありますが、山腹近くで小鳥を狙うことも多く、
狭い空間を苦にしない目の良さを持っています。
飛ばしました。33位はシメ。
イカルのようにぶっといクチバシが特徴ですが、特に函館山でよく見かけるというほどでもありません。
きょう紹介した中で撮れてウレシイのは
ベニマシコ♂、カヤクグリ、ベニヒワ、クロジのあたりでしょうか。
次は1/10 6PMですが、函館山での別の出会いについて
やっぱり書きます。こういう刺激はとても重要です。
でもきっと刺激されたのは自分だけ、なんだろうなぁ。
残念なことです。
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