【函館人気質から逸脱】自分も含めて市民の皆さんの心の闇【否が応でも高齢社会】
稚拙なヤツの話はおいといて。
きょうはも長文だぜ。。。
もしアナタが70歳を超えていて、理想を追い求めているのなら
心から尊敬します。(そんな高齢者読んでないか)
もしアナタが30代、40代で理想なんかどこかに置いてきてしまったのなら、
とてもカナシイ話です。
現代は自己実現できず、承認欲求が満たされず、悶々と日々を送っている人は
相当に多いもんです。
いま函館の中高生に、自分の街は好きか?と聞いたらどんな答えが返ってくるでしょうか。
函館在住の20代に同じ質問をしたら?
きっと反応は違うでしょうね。
以前、函館シニアの限界について書きましたが、
70を超えて、80を超えて、それでも次の世代を意識できない
いっぱいいっぱいの人生を送っている人も意外と多いのかもしれません。
目も耳も足も衰えて、他人のことなど気が回らない。
肉体の総合的な衰えとの兼ね合いですが、当然頭脳もそれに応じて
衰えることでしょう。
そこと日々戦ってきましたか? 逆らったとしても
認知症になったり、その予備軍におさまってしまうケースはあるものです。
もっともっと!の欲は持ち続けていますか?
ではようやく1stエピソード。
11月のある日、例のごとく函館山に行きました。
旧山道の入り口に入る前に「雲」を確認。
10分後に通過しそうな雨雲がある、とアプリが告げたので、
1合目手前の四阿で様子見をすることに。
するといつも見かけるシニア男性がさくさく上がっていきました。
「(スマホのアプリで)天候の変化とか見てないのかな?」
そのときは思いました。
10分後、その後「雲」を確認すると
消えてました。ナンダヨ。
鳥見をするとき
後ろから人が来るとやり過ごすのが常。発見を放棄。
なぜなら観察中にジャマされるのは腹立つからです。
どうせ観察できないなら、先を歩いている人が無頓着に
飛ばしてしまうほうがまし。
さて、先に上がっていったシニア男性。
自分は「行かせた」つもりだったのにぐんぐん追いついてしまいました。
いままで挨拶ぐらいしかしたことがなかったこの人物に自分はこう言いました。
「追いついてしまいましたね」
その後しばらく並歩。
ふと気づいて
「(歩くの)速くないですか」
と聞くと
「全然。きょうはあまり汗かきたくないから、ゆっくり行ってんだ」
絶妙。
「千畳敷まで行くんですか?」 と聞くと
「きょうは13番で折り返すつもり」
↑この風景は地蔵山ですよ。七曲がりは年に1度行くか行かないか。
そのシニア男性と数日後にまた会いました。
今度は下り。
下りの時点で鳥見はほぼ終わっているので、並歩で降りました。
スタスタスタ。誠に健脚。
「花の写真はわかるけど、鳥の写真は撮れる気がしないなあ」
きわめて適切な距離感でした。
今秋はほかにもカメラマン以外で函館山でよく会って言葉を交わす人が
何人かできました。思いのほか、自分は嫌なヤツ、不審なヤツには見えていないようですな。
なぜ、そういうことが起きるか。
ここまで読めた人なら察しはつくはず。
察するというより、「想像」かな。
文章をここまで読み進めない人にこの論理がわかるわけがない(笑)。
例えば
函館山の野鳥は素敵ですよ。
とこの画像を見せます。
何て鳥?
というので
ルリビタキ、と答えます。
反応1=こんなのがいるんですね
反応2=知らない
能力は一瞬で露見します。
これはコミュ能力です。
でもコミュ能力が低くても、料理はおいしい。
場合は許されます。自分がわざわざその領域に身を置いているので。
もし反応2の人と函館山で出会ったら、特に会話したいとは思わないでしょう。
反応2の人は函館山の話をすると
「朝から? え?暗いうちから? そんな怖い」
毎回言います。
こっちの行動パターンを記憶していないかのよう。
この客はそういう話をする客だとインプットされていないかのよう。
でも料理はおいしい。
そのときも「自己資金ゼロで飲食店を開業できるセミナーだって。」
そう告げたら
「そういう話があるのなら、自分も知りたい。」
20年、30年店をやってきて、それどっちの意味???
最後にエピソードをあとふたつ。まだあるんかい!
いい話、とは言えないので店名は秘しましょう。
NHKローカルで紹介された翌日に誤解があったので、
そうなんだ、と思って正午ぐらいに訪ねてみました。
とても小さな店。カウンターぎっしりで4席。
小上がりもぎゅうぎゅうで3席×2。
とてもコロナ禍では密集がきついレイアウト。
この日、先客は5人でした。
基本ワンオペでまわしているのに、開店時間を前倒ししたのだそうです。
「お店が好き」
それは伝わります。たぶん生きがい。
これはオンエア翌日に訪ねた自分が悪い。
他客との距離、会話の楽しさ、料理(メニュー)の個性とCP。
総合して現状、ギリ年3回クラスのお店です。
自分の中では函館ベストテンに入っていますが、
ベストスリーのお店が全体の80%シェアだとすると年2回までなのかも。
この日のランチは窮状を見てご辞退して次善店へと進みました。
(ホントはその次善店のハナシを書きたいがまた別の機会に)
最後に
アノ話をフォローしましょうね。
1.すまなさそうに返答する
2.今後セットのラーメンに卵1/4を投下する
3.うるさい客には忘れた、フリをして50円引いてやる
4.メニューにその旨書いておく
ソッコウ思いつくのは4策。
そりゃ「1」が簡単だ。
歴の長い店で、アマチュアな対応で済まされているのは
きっと客がも甘いんでしょうなァ。
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