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2023年9月10日 (日)

【田舎者比較論】モノを知らなくても「人柄で勝負」はけっしてしない街・函館

毎度毎度きつい書き方になってしまうのう。

最近ゲットしたエピソードはまたしばらくとっておくことにしたい。

 

さて、答えを書いてしまうと、この先まったくつまらないのだけど。

 

「順番」が難しくて(自分は)結局堂々めぐりしているようですよ。(笑)

230709sugi_green

23年5月の旅バナシでもたくさん書いたように、

外の世界を知らなくてザンネンになってる地方都市は日本じゅうにあるわけ。

今回の例でもっとも顕著だったのは「富山地方鉄道」だったけど。

※地方都市の定義を人口8~30万とすれば、もっと過疎なエリアではザンネン上等だわ

 

ただ少しぐらい無知でも「人柄」でカバーする手はある。

(9/2更新記事にあるように)

高山でも、富山でも、金沢でも、その程度かとは思っても悪印象には決してならない。

素朴さや素直さはだいじ、である。

230516nagata_sugawara_jinja

※この長田菅原神社@金沢市。社殿が重要文化財に指定されてるとは!

ただ函館の人間のなかに混じっているのはどうやらそれと異質なものらしい。

ここ数年いろいろ見てきて「函館人気質」とも説明しきれない内容のように思う。

 

ひとつの見かたをすれば「ナメてる」「雑」

これは北海道全体に通じている方向性で、都会人のようにスマートなコミュニケーションを心がけるか、

さもなくば心を閉じるスタイルとは対極なんじゃないかと思う。でも場面によっては「おせっかい」。

自分も、だな。そして

ノーガードが極端。

 

それは特にアラ80に共通する裏付けのない自信

もしくは少しでも年下はリスペクトしないスタンス。

ブログ主はそうした裏付けのない自信を論破するのがタノシイので、

ついつい絡んでしまうのだ。

※ただ無言で微笑みを返すのがベスト、らしいけど。

 

先日、いつもの場所でことし生まれの

230803akageray4e

を撮っていたら、獲物が不意に飛びかかってきた。

何撮ってるの? クマゲラいたよね。

はぁ?である。

いねえよ、クマゲラなんて。

と刺激的に返してみると、

違うのか。アカゲラか。

アカゲラとクマゲラじゃ全然ちゃうやんけ!ちゃんと覚えろや。

覚えてないんだからしかたねーだろ!

 

あちゃあ、カンタンに挑発にノっちゃうのね。

ちょっとかわいそうでした。

もっとやさしく言ってあげないと、だよね。至らないジブン。

ちなみに万が一、知らない人がいるといけないので、クマゲラ、ってのはコイツ。

180323kumagera_cpy

…似ても似つかぬ。個人的には年に1回、は会わない。

 

どアタマで

何撮ってるの?なんかキツツキいたよね。

なら、

アカゲラのチビだよ。

で話は終わる。

たぶん撮影しているほうが基本、知識はあるのだから、上から

知ったかぶりする必要なまったくないが、そうした相手の力量を

リスペクトする姿勢というものが存在することをこれまで知らずに

人生を生きてきた、雑さなのだと思う。

自信満々に皮肉な返しを食らったことがない、とはこれまで幸せだったと言えるかもしれん。

 

違う言い方をするなら、

モノゴトを断定せずゆるくしか返さない、やさしい(ナマヌルイ)社会しか知らずに生きてきたのかもしれない。

最後までソレで貫けるのなら、それも立派だと思うけど。

230718_hst723_2

もひとつ見かけたエピソード。

とあるカフェ・コーナーにて。【アイス・オレ】がわからない高齢女性。

猛暑の日、コーヒーフロートを飲みたくて「アイス・オレ」を注文。

届けられた商品を見て「クリームの入っているやつじゃない!」とクレーム。

確認せず、言い放っておいて「じゃあ別にもうひとつ頼むからいい」。意固地?

アイス・オレに「これ何が入っているの?」と聞いて、「牛乳です」とスタッフに答えてもらってる。

20年前なら「あり」かもしんない? 函館は田舎だから(笑)

ただ「違う意味」がある可能性もあるけど。海パン爺さんの件もあるし。

 

そうだ答えが判明しているんだった。アラ80の高齢者はともかく。

自分のメシを食うにあたって、公私の区別がついていないケースが

そこかしこに見られる函館。ツイッター(X)の使い方を見ると、一目瞭然。

そして仕事ぶりを非難されたとすると、個人としてクレームをつけられた、としか受け取れない狭さ

ひとつのミス、たまたまのミス、じゃないでしょ?

ウチの店は開けたいときに開け、閉めたいときに閉める店だから、定休日とかないの!

そうそうそれで繁盛したまえ。

それで店主の人柄次第でなんとでもなる、と思っているなら、それを周囲が許している

「やさしい社会」で函館市民は幸せだ。

 

いやあ、ゆるゆる旅ネタを書いてるつもりが

旅の熱りが冷めると、どんどん言いようがきつくなる(笑)。

とはいえ、うちのブログのテーマはまさに「それ」です。

しっかりせえよ、ハコダディ。

「世の中、あんたと同じ考えの人ばかりじゃないよ」

そりゃそうだ。

でもアナタの常識少し聞かせてほしいのだ。ウン。

少し、ね。

 

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