富山県第二の都市はどうすれば浮上する?【宣伝ベタですむ話?】
いまのところは順調。でも先々のイメージは流動的。
なんのこっちゃ(笑)。
さてきょうは
富山県高岡市。人口16.2万人(23年6月時点)。
県庁所在地の富山市に次ぐ富山県第二の都市で、鋳物で有名。
鳥取市とは2万しか変わらんのかあ。
でもここ相当伝統ある町のようですよ。
1889年(明治22年)真っ先に全国で市制がしかれた38市のうちのひとつ。
函館に市制がしかれたのは1922年(大正11年)のことなので、その33年後だわ。
今回、ここで見なければならないのは
国宝・瑞龍寺であーる。
そして3か所の重伝建。
(山町筋・金屋町・吉久)
これをレンタサイクルを駆使してわずか4時間弱でカバーしようというミッション。
ただ、瑞龍寺。午後の4時間では×なのであった。
なぜなら午後は逆光だから。
回廊に囲まれた仏殿、法堂、そして山門というすばらしき国宝3棟を
それぞれ、アンド、トータルで押さえるのに四苦八苦。
山門。逆光につき、このディテールの差!
仏殿。(左サイドから)
法堂。
回廊南東隅から。(仏殿の向こう側に法堂)
山門、回廊内側から振り返り。
自分の撮影画像はボロカスだけど、行く価値はじゅうぶんにある。
この加賀前田家二代・前田利常の菩提寺がわかって、
金沢がわかるから、いわゆる「セット」。
ただ高岡市内に3か所もある重伝建がつらかった。
まず山町筋。
旧富山銀行本店。(あの「東京駅」の辰野金吾監修! 盛岡の岩手銀行も仲間)
なにかおかしいと思ったら、ちょうど高岡市に譲渡されたところで(建物名なく)
しばしの宙ぶらりん状態。
そしていくら月曜の昼間とはいえ、こんなにすっきり撮れてよいのか?
(山町ヴァレー)いちおうショッピングモール的区分…
とりあえず入ってみ、な存在。おっと!です。
続いて金屋町。
(鋳物資料館)
早朝散歩じゃないで。真っ昼間やで。
格子戸の町家が並び、銅の風鈴の音が涼しく響く。
(キューポラの跡=日本遺産)
そして吉久。
ここは重伝建指定から日が浅く、マイルも一切落ちてないのだけど、
歩く人の姿も一切見かけない、という。
拠点となるリーダー的民家を事前に調べ切れなかったのもツライところ。
吉久以外は例によってレンタサイクル散策だったのだけど、
どうよ、このブリヂストン製のピカピカ自転車。
で、
ここへ午後4時までに返却せいと。5月の午後4時は早すぎない?
500円の割増払って瑞龍寺の後、あわてて新高岡駅まで行って返却し、
新高岡から城端線で高岡に戻りました。
なんだ!ライトがついていないからなのか!と思いましたが
ブリヂストンのメーカーサイトで確認したら前カゴ下に小さな
「プチトリオ点灯虫」がついているようです。まったく不可解。
でもって
(高岡)駅ビルの2階はこんな感じで
地下はこんな感じ。目立ってたのは高校生向けの「勉強ルーム」。
そりゃこうなるわ。(こないだのはここの貼り紙、でしたぁ)
うまく行ってないのはいまに始まったことではないのだろうけど、
戦後の経済活動が順調でなかったら、16万の人口をキープできてますかね。
ちなみに18年9月旅で高岡は
「雨晴海岸」も「高岡大仏」もクリアしているので、今回はスルーだったけど、
決して何もない街ではないわけ。
あとこの日はスケジュールが押してランチを抜く羽目になったのだけど、
ピックアップしてた4軒のうち2軒が本格カレー店。
B級グルメ的にも未開拓のよう。
いちおう「新高岡」だけど北陸新幹線も来ていて、
この体たらくは5年前に感じた空気をそのまま思い出しました。
そうそう18年9月に泊まった駅前ホテルがダメダメだったのよ。
だから高岡よりも富山に泊まった。
ドラちゃんに依存しすぎ、の気配もあるからなあ。
低床車があって
これ(レトロ車)だから。ま、函館もひとのこといえませんが。
「7071」はシートのすき間に探索地図をすべり落として
手を突っ込んでも、なかなか拾えずパニクったのだけど(笑)。
味わいを魅力化するにさらなる精密さがカギだと思う高岡の街でした。
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