【すこしハラハラ】TAMAちゃん家の引っ越し、ぶじ完了…!?@香雪園【さっそく子リスたちは運動会】
TAMAちゃんだけに「たまらん」という感じでした。
なんちて(笑)。
ストーリーは5/3にさかのぼります。
見晴公園は緑のセンターの前にカメラマン諸氏の人だかりができていたので、
こんなとこで何?と見ると
ちびリスがアスファルトの上で右往左往。
人間の足元をしばらくちょこまかしていましたが、数分経ち、
へたばったのか、肩で呼吸をして、日なたで動かなくなってしまいました。
近くでカラスの声。
これはマズイ。
どうやら巣から落っこちて地上をさまよっていたようです。
誰かが拾って育てるにもいかず、かといってそこまで親が迎えに来るとは思われず、
悲しい結末を見たくないのでその場を去りました。
あとから聞いた話では15分ぐらいして軍手をはめた人物がちびリスをそっとつかまえて、
巣らしき場所へ連れていくと、わが子の声を聞いた親リスが出てきて、連れ戻したそうです。
めでたしめでたし。
その時点では顛末を知らなかったので
「リスの引っ越し」(=最初の巣が手狭になると親リスは子リスを一匹ずつくわえて、新居に連れてく)で
取り残された?なんて噂が立てていましたが、どうやら自ら落っこちたようでした。
その5日後。
知り合いカメラマンと会話していると何か毛玉のような丸いものをくわえたリスがこっちに走ってきて
目の前の樹を器用に上って行きました。
そのカメラマンを顔を見合わせて
「引っ越しだ!」
しばらくすると親リスは身軽になってどこかへ去っていき、
「また来るんじゃない?」と
2人増えたカメラマンと4人で待っていると、
今度はさっきと違うルートで、同じ樹へ枝から枝へとジャンプしながら、上って行きます。
丸いのをくわえて。
まさに
ただいま引っ越し中
でもそのあとは巣材を加えて走ってきた(画像)のを最後に
親リスTAMAちゃんは引っ越しを終わらせてしまいました。
情報を収集すると子リスは7匹もいて、前日5/7にも引っ越しをしていたらしく、
自分たちが見たのはラストの2匹(とのこと)。
引っ越しそのものは目撃しましたが、器用に枝から枝へジャンプする親リスなんて
撮れたもんじゃありません(笑)。
リスの引っ越しはそれほど通い詰めてもワンシーズンに1回観察できたらラッキー、なできごとといわれます。
当然その翌日。安全な新居に移った子リスたちは幹を上ったり下りたり、活発に運動を始めました。
以下がその様子。
まだ乳離れしてませんが、鋭い爪で幹にしがみつき、上る上る。
下りかけ、は遅いので撮れますが、
上りは素早いのでなかなか撮れません。
で、母リスが戻ってくるとお腹が空いているらしく
すぐに運動は中止して静かになってしまいました。
まあ野生のリスの寿命は数年といい、親リスになれるのはこの中で1、2匹かもしれませんね。
それにしても成長の早いこと。
6日前にアスファルトでへたばっていたのが末っ子だとしても、
ちなみになぜ母リスがTAMAちゃんという名なのかは知りません。
エゾリス識別の大家が「右耳の付け根が白い」個体と言ってました。
でも多くのカメラマンがそう読んでいるのでTAMAちゃんです(笑)。
ちなみに年に2回子育てする母リスもいるようです。
それでも香雪園のリスが激増することはないので、
こんな公園でも天敵は多いようです。
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