【令和三年霜月・師走】函館の港や海に毎年やってくる水鳥編(1)
函館山で会った人にふと
「もう来てるね」と言われて
んんん?
と思ったので、函館山探鳥の出来が悪かったある日に
その場所を覗いてみました。
あらら、ホントだ。
ファミリーの中に幼鳥がいなかったので別の日に幼鳥だけ撮りました。
渡ってきた時点での幼鳥も、3月末に北へ帰る頃には一人前になって
見分けがつかなくなります。
志海苔まで行かなくてもここならラクチン。
もしかしてここらへんの水鳥も
「函館山の野鳥」に含まれてんの?(笑)
どの鳥も探しに行けば、春までにはどこかで会える系だけど、
出席は早めに撮っておくのがよいでしょう。
中空土偶が北海道唯一の国宝だと知っている函館市民の数よりも
この(毎年やってくる)コクガンが天然記念物だって知っている人のほうが
確実に少ないでしょうなあ。
コクガンの90%は道東・野付を経由して、
亀田半島周辺と南三陸あたりまでに毎年やってきてます。
全体の半分近くは鹿部あたりからずっと津軽海峡にかけてで
家族単位で冬を越していきます。
入り組んだ東北のリアス式海岸で探すよりは
函館市電の終点から徒歩10分圏で探したほうがイージーでしょ。
まあ、皇居のお堀、二重橋前のヨシガモよりは確率低いかもわかんないけど。
漁港遠征(「遠征」じゃないわ)初回では
こんなのや、
こんなのまでいました。
シノリガモ、そしてイソシギ。
イソシギって11月だで。
9月いっぱいには北海道を去っているはずでは?
温暖なんだね、函館。
ていうか、考えるのは渡り損ないの若い個体が人知れず
淘汰されていく自然の摂理に思いを馳せてしまうのでありました。
そうそう、霜月編ではメスタイプのウミアイサが仲良さそうにしてましたが、
どうもこの冬の時期に函館港に棲みついてる個体がいるようですよ。
これはオスのようですよ。若鳥。
頻繁にはムリだけど、気が向いたら真冬の函館港を覗いてみるのもよいかも。
松倉川とはまた違ったバリエーションが見られます。
珍鳥はこないけどね。
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