無料ブログはココログ

« 【再び鎮まってきました】全道市町村別・新規陽性者数(11/27-12/4)【順調】 | トップページ | 【ほぼほぼ信念】飲食店の実力はメニューで見抜ける【失笑メニュー編】 »

2021年12月 8日 (水)

【ツンデレ系の魅力?】徹底追及!函館山のルリビタキ【令和三年秋】

函館山に通う日数を増やせば、結果はついてくるだろう…

アマイ考えでした。

青い成鳥オスに出会えるのと、美しく撮れるのはまた別なんですわ。

まずは今秋最初のルリから。

211008ruribitaki_2w

10/8

もう来てるの? ムギマキが来てる時期と思ってました。

風切が少し青いので2年目のオスかな。

211018ruribitaki_m4

10/18

まだ中旬ですよ。緑かぶりしていなければ青がよくわかるのに。

この日はルリビ祭の初日。狙っていた食堂に30分以上出入りしてました。

10羽以上来てましたが半分以上青かった。

そ、この個体を撮った日。

211018ruribitaki_m9e

この時点では青いオスだけ選んで撮るぞ、と意気込んでいましたが…。

この日は少し時間帯が遅くなったら全然会いませんでした。

翌日もスカ。

211025ruribitakif01

10/25

いいとこに来たけど青くないか。♀のようです。

211025ruribitakim02

10/25はまあまあのカットが11ありますがオスはこの1枚のみ。

半祭り。

211026ruribitakif

10/26 ワンカットのみ

211027ruribitakim01

10/27…こっち向きやがれ(笑)

ここで2回めのお祭がやってきたようですが8カットのうち、

青いオスは2カットだけ。

211027ruribitakim08

この枝かぶりも10/27

211027ruribitakif02

このへんで気づき始めます。メスのほうが撮れやすいのは

メス成鳥なんじゃなくて、雌雄が見かけでは区別できない

ちびっ子(ことし生まれの未成鳥)だからでは?

気を抜く瞬間が多いからじゃないん?

211028ruribitakif1

10/28…青いのいません

211030ruribitakif2

10/30…だんだん狙っていた「食堂」には現れなくなり、

いろんな場所でちょこまかするように。地面に降りてみる個体も。

でも、青いのには出会わず。

ピークは11月アタマ、もう1回あるはずと信じないと。

211101ruribitakif02e

11/1

とうとう11月になりました。この個体もよく撮れた部類ですが

たぶんちびっ子です。次はどこ行くの?とばかりに右向いて左向いて

甘えていました。

211104ruribitakif06ae

11/4

これもよく撮らせてくれた個体でしたが、よくよく見ると

211104ruribitakif04a

鳴いているんじゃないんです。

 211104ruribitakif05a

口から食べ物出して、くわえ直し。

肩のあたりがうっすら青みがかっていて、ことし生まれのちびっ子オスの

やや年長さん、みたいでした。

それにしてもこの日、青いの何度も見たけど撮れん。

お祭りの最終日?

211104ruribitaki10

ぼやきまくったあとの10カットめが青かったのですが、

またしても枝がジャマ。

ってか、オス成鳥は無防備なポジションに静止しないです。

オス成鳥はこの個体で今季最後でした。

 

あとは売れ残りたち(笑)

211115ruribitakif

11/15

211118ruribitakif

11/18

これで最後でした。

 

まあ、ことしはいろいろ学びました。

・食堂は(10月末あたりで)途中で終わる

そうするとヤマをかけづらくなります。

・成鳥オスは補給したら長居せずに津軽海峡を渡る

お祭の翌日にぱたっといなくなるのはそのせい

逆に

・未成鳥はきっかけがわからず、もたもたして長居してる

メスタイプがたくさん撮れてしまうのはそのせいですな。

個体数のピークは11月アタマ

でも、成鳥オスのピークはその前にある

 

論理的にひとつがいが3羽雛を育てると単純計算で

成鳥オス・成鳥メス・未成鳥オス・未成鳥メス・未成鳥オスorメス

なので

メスタイプ率80%

2羽しか巣立たないとすると

成鳥オス・成鳥メス・未成鳥オス・未成鳥メス・

でメスタイプ率75%

しかも、ちゃんと青くなるのは3年かかる。つまり4年めの個体ちゅうことなんで

まあなかなか会わないのも道理です。

(1年めオス→かすかに青い?)(2年めオス→肩と風切がはっきり青い)

(3年めオス→ほぼ青いがちょっとムラ)(4年めオス→完全に青い)

かな?

 

ルリビタキは「ヒッヒッ」と鳴いたり「カッカッ」と嘴を鳴らして

コミュニケーションするようですが、だいたい音を出すのは行動に自信のない

未成鳥が多いです。

意訳してみると「ヒッヒッ」は

だれかいます?(もしくは)自分はここだけど…

「カッカッ」は

(近づいて)来るなよ

ぐらいのニュアンスかな。

声に気づいて観察していると、9割がた「メスタイプ」でした。

 

山から下りてきたルリビタキたちは安定した越冬地(平地)を探して南に

移動し、そこで一定の縄張りを作って暮らすようなんです。

つまり秋の函館山は別れの場というか単独行動に移る前段階の場みたいです。

 

だから仲間のような、仲間じゃないような中途半端なメンタリティで過ごしてます。

 

しかし、もたついて南へ渡りそこなった未成鳥が冬を越せるわけもなく、

かといって単独で海を渡れるとも思いませんが、どうするんでしょうかね?

ま、考えてもしゃあない、という話です。

 

ちなみに青い成鳥オスをきれいに撮りたかったら、

「彼」が張ってる本州の「公園」でじっくり待ったほうが、チャンスは多いようですよ。

函館山で彼らをきれいに撮るのはなかなか至難の業。だから面白いんですけどね。

 

ま、ルリビタキの合間に「それ以外」の面白い野鳥にたくさん会えれば

ブログ主は満足です。だって、目的は出欠撮り6~7割なので。

 

次回は令和三年秋季編で、これまでよりベター画像が得られた

ルリビタキ以外を中心にお届けいたします。

 

回数言っても祭はせいぜい3回、それも時間帯による、ことがわかったのは

収穫でした…。

 


にほんブログ村

 

ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。

 

 

 

« 【再び鎮まってきました】全道市町村別・新規陽性者数(11/27-12/4)【順調】 | トップページ | 【ほぼほぼ信念】飲食店の実力はメニューで見抜ける【失笑メニュー編】 »

ただの鳥撮り」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 【再び鎮まってきました】全道市町村別・新規陽性者数(11/27-12/4)【順調】 | トップページ | 【ほぼほぼ信念】飲食店の実力はメニューで見抜ける【失笑メニュー編】 »