【令和三年秋】函館山が寂しくなるにつれてやってくるいつものメンバー【水鳥編@五稜郭】
これまでは冬は野鳥観察、半分お休み。
わざわざ出かけていくのめんどいし。
散歩程度に限られたエリアでしか、見てませんでした。
ま、それで珍しい野鳥にも会わないし。
ただことしの10、11月は函館山に出かけすぎて
空振りが多かったせいで少々ストレスがたまったので
「ついで」にほかも覗く程度に見ておきました。
水鳥編第一弾は五稜郭。
ま、五稜郭の堀は年内いっぱいで凍結するし、
カルガモ以外のメンバーも限られておるわけですが、
マガモ♂。
珍しくないのでふだん撮りません。気がつくとワンシーズン撮ってなかったり。
一応初認は記録するようにしてますが、最初はいつも地味な(マガモ)メスがカルガモに混じってます。
ことしいちばんかわいらしかったのは
このヒドリガモ♀(未成鳥)です。黒っぽいのが幼い証拠。
カルガモの中に1羽混じって
草を食んでいました。横を散歩人やジョガーが通る場所なのに
なんという落ち着き! この日はまわりを見ても仲間のヒドリガモは
見当たらず。1羽で来たの?
その4日後、
こちらはオス(右)メス(左)ペア。
オスはまだ頭上がハゲておらず換羽中。メスのほうも中途半端に赤っぽくて換羽中。
10月11月の「繁殖羽」に変わる前のカモたちはいろいろ個性的で
観察するなら晩秋じゃないかと。
2、3年前によくきていたアメリカヒドリの遺伝子を持つ緑の入った個体は
来てませんでした。
18/11/22撮のヒドリガモ4羽。オス2羽の目の後ろあたりが緑っぽい(兄弟かも)
ことしはお堀が凍るまで決まった場所で3、4羽くつろいでいます。
湯川漁港にもいますが、あっちの個体群とは「馴れ」が全然違います。
オオバン。
真っ黒で目が赤いオオバンも、どこにでもいる系。
なかなか順応性が高い。光が当たって黒がうまく出そうなとき限定で
ワンシーズン1、2回撮ってみます。
ヒドリガモとオオバンは意外とつるんでいます。
ホシハジロ(メス)も10月下旬からずっといます。
潜る系のカモなのでヒドリガモやオオバンとはつるみません。
仲良しはキンクロ(ハジロ)ですが、ことしは1羽も五稜郭に来ていないので
いわゆる「ぼっち」です。
あとは
カイツブリ。親から自立を促された未成鳥が
とりあえず五稜郭にやってくるパターンのようです。
まあ、よく潜ります。誰か来た!と思っても潜ります。
このときは2羽ワンフレームと思い撮りましたが、
このあともう1羽増えて3羽になっていました。
羽色に差がないのでみんなちびっ子なのでは?
心細くてつるんでいるようです。
堀が凍結したらどこへ行くのか、無計画。
そういえばたまたまヒドリガモペアとホシハジロメスがすれ違う
シーンが撮れましたが、ヒドリオスの頭のハゲがだいぶ進んでいます。
もしかして1か月前と違う個体?と思えるぐらい。
ま、こんなのは五稜郭に限らず、どこでも見られる光景で
この季節にこんな感じな場所は日本全国に500か所ぐらいあるのでは
ないでしょうか。
淡水系や淡水海水両用系のカモたちの基本パターンです。
ちなみに松倉川に11月後半になって
ようやくキンクロハジロが来ていましたが
毎年毎年、男の子が先に来てメスを待ってる構図です。
カモ類ってオスメスで恋の季節にズレがあるのかも?です。
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