【銅像】騎馬像の凛々しさ、勇ましさ…作品力【オブジェ&モニュメント】
※そういえば昨日の「せっかくグルメ」に上越妙高駅前のザンネンな上杉謙信が
しっかり登場してましたねえ。あんなとこに置くからそうなっちゃうのよね。
二次元の似顔絵にも
さまざまな作風があるように
歴史的人物をかたどった銅像にも
作家の力量、テクニックが見てとれますね。
特に武将の騎馬像って、
顔が似てる似てないは二の次だったりします。
つまり、顔が似てる似てないに鑑賞者の関心が向かないようにつくる。
そのためにはいろいろその人物の背景を知ることも必要なのでしょうね。
そうかあ、北海道にはこういう騎馬像ってないのか。
北の騎馬像でいうならまずコレでしょう。
でももちろんポイントは三日月形の前立てですよ。
もうこれで伊達政宗!!!って伝わります。
ポーズ的に
うわっ迫力と思ったのは
皇居前広場の楠木正成。
ちょっとこの場所に置かれた理由は好きじゃないですが
カッコ良さなら日本で五本の指に入るでしょう。
ポーズとしては山形城跡の
最上義光(よしあき)もカッコよく作ってます。
人よりウマか(笑)
江戸時代に入ってすぐ最上家はお家断絶になってしまいましたが、
県庁所在地山形市の山形藩最盛期の藩主と言えばこの義光です。
兜がカッコイイのは彦根駅前の
井伊直政。
大河ドラマ「おんな城主直虎」で菅田将暉が演じてました。
ただこれは彦根駅前。県庁所在地は大津だけど、滋賀県と言えば
彦根藩で国宝彦根城をお忘れなく、という
アピールのように感じますね。
同じ駅前でいま一歩感がぬぐえないのが
長野県・上田駅前の真田幸村像。
馬のポーズがちょっとここまでの他像に劣るかな。
駅を出てちょっと陰になってる場所に奥ゆかしく建ってました。
同じ真田幸村ならポーズ的にも断然
最期の姿を描いた大阪(天王寺)・安居神社境内のやつですよ。
駅前シリーズを続けて…
小田原駅北口は北条早雲。
火牛の計? ほかの要素が描き加えられてます。
日暮里駅前の太田道灌像。ポイントは弓かぁ。
馬に乗ってるイメージ、ないけど(笑)。
やっぱり戦国武将で築城の名人として知られる
藤堂高虎の今治城の像はこう撮りたくなります。
うーんやっぱりウマの表現だな。
単に馬に乗ってるだけなら
大内弘世(山口市・瑠璃光寺)や
内助の功で有名な(山内)一豊と千代(岐阜県・郡上市)なんてのも
ありました。
でもどちらも置かれた場所にそこまでインパクトがない。
で、以前も書きましたが、
歴代最弱はこの上杉謙信像(上越妙高駅前)。
誰?
そのうち高田城(新潟県・上越市)の本家には行きたいわけですが、
あまりに甲府駅前のライバル信玄と
格に違いがありすぎて可哀想に思い、
米沢で撮りました。
ちゃんとライバルポーズになってました。
年齢相応の貫禄…もよいです。
さて、次はちょっとひねって数少ない
場面型を紹介したいと思います。
ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。
« 【嗚呼、十字街】あのときの記事から21か月、つまりリニューアルから2年。【期してください再出発】 | トップページ | 【休閉店リスト精査中】2021年ハッケン店、ようやく100突破【その詳細】 »
「旅で思う」カテゴリの記事
- 【再掲モード】なかなか出会わぬ感動の赤…(ベスト紅葉2020)(2024.11.20)
- 【ようやく鹿児島編(2)】日本をつくった薩摩の人脈。その厚み、尋常じゃない【維新のふるさと】(2024.06.15)
- 九州の鉄道2024春(JR九州、DSトレイン編)【主にかわせみやませみ】(2024.06.03)
- 【ようやく鹿児島編(1)】なぜそこまで力強いのか。桜島と西郷どんがいるからさ?【維新のふるさと】(2024.06.08)
- 【やっぱり加藤清正はすげえわ】熊本城で目からウロコ【天下の名城ここにあり】(2024.06.02)
« 【嗚呼、十字街】あのときの記事から21か月、つまりリニューアルから2年。【期してください再出発】 | トップページ | 【休閉店リスト精査中】2021年ハッケン店、ようやく100突破【その詳細】 »
コメント