【令和三年・秋・函館山探索・中締め】無関心、自分さえ良ければ…でもって放置でした。
期待してもムダなのに
まだ心のどこかに淡い期待があるのかなあ。
早く吹っ切りたい。
早く割り切りたい。
そ、ライフワークの方向性は
「函館山は野鳥の宝庫」説を流した犯人探し、
じゃなくて
「函館山は野鳥の宝庫」説の実証確認なので。
というわけで函館山野鳥探索・秋編も5シーズンめを
終えようとしています。
ようやく一定の答えが出ました。
もう初雪もたっぷり降ったので
秋の函館山シリーズの中締めです。
山頂展望台にこんな記述があるんですよね。
どんなにしつこいと言われても直るまで
(きっと直らないと思うので)ずっと引きずってやります。
「150種」には根拠はないんです。テキトー。
日本鳥類目録(2012-第7版)に「日本の鳥」として定義されているのが657種(外来種含む)
なんで「150」にあんま重みはないのね。無知バクハツ。
自分でさえ観察した野鳥は200をカルク超えてる。
初心者から始めてたった5年足らずで。
さて秋シーズン、閉鎖になった野鳥観察小屋の前にあるこのパネル。
無知バクハツというよりはデタラメ、嘘八百かも。
留鳥編。
シジュウカラ
ハシブトガラ
ヒガラ
ゴジュウカラ(シロハラゴジュウカラ)
コゲラ
トビ
ハシブトガラス
ヒヨドリ
どれも別に函館山に来なくっても下にたくさんいるじゃないの。
確かにハシブトガラは函館山に多いけど、ほかは…
え?トビ? 函館山に?
道南のトビは市街地嫌ってます。
まあ、上空を飛ぶのを見かけなくはないけど…
畑が多い場所なら出没。
5年間で「あ、トビがくるくる回ってる」という経験は4回?5回?
意外とレアですよ。
そもそも上空をくるくるしてるトビなど面白くもなんともないしな。
ハシブトガラス? そりゃ函館山がねぐらだからいるさ。
夜が明けてくると、一旦十字街あたりの電線に仮集合して、何百羽がそれから「ご出勤」。
その下を通りたくないです。そして怠けて昼間、山に残るのは数十羽です。
どうだ、撮ったぞ(笑)。
誰もハシブトガラスなんか撮らないから野鳥の会からの「借」写真(笑)。
そんなのよりアカゲラ(エゾアカゲラ)ぐらい入れておけば?
てか、留鳥としてもっと人気の鳥、忘れてますよね?
こちらが春から秋の野鳥。いわゆる「夏鳥」でしょうか?
ウグイス
メジロ
オオルリ
アオジ
コムクドリ
クロツグミ
キビタキ
シマエナガ
おいおいシマエナガは留鳥やんけ。誰やこのパネル作ったん。
しかも、ずっとおるのにこちらも借り写真。
頻繁に出会う系だから、ナメてなきゃいくらでも撮れるだろ?
キビタキ、オオルリなら5月の香雪園でしょう。
見にくい撮りにくい場所で「いるいる」主張してどないすんねん。
コムクドリ?
街路樹とか人工物に巣を作りたがりなコムクドリは函館山で
ついぞ見たことがない。
街中にいます。2020年はセブンイレブンの真ん前の柳や、
イオンの前の交差点の電柱で子育てしておった。
メジロ、ウグイス、アオジは確かに秋にうじゃうじゃいる。
じこれらは純粋に夏鳥じゃなく、雪が苦手だからしかたなく寒くなると
津軽海峡を渡っていく。
11月アタマにもまだうろちょろしてるけどなあ。
このウグイスは11/1でした。
クロツグミも山より下のほうがよく声は聴く。
ちなみにこのなかに「函館山ならいちばんよく出会える野鳥」はいません。
いちばんテキトーなのは「春から秋」の定義。
「4~10月」に見えるけど、11月が来てもパネルが放置されていてイタイ。
ほんとうは
このパネルがあるのね。秋冬編。正確には秋春編ですけどね。
ルリビタキ
カケス(ミヤマカケス)
ジョウビタキ
ハギマシコ
ツグミ
シメ
ウソ
アトリ
人気者のルリビタキのピークは11月アタマ。
だから春→秋のパネルにいない(笑)。まさに怠慢だわな。
ミヤマカケスは留鳥。冬に山から下りてくるから、まいっか。
ほらこれもナメきってるから借り写真。誰よこれ作ったの。
↑1日だけ行った香雪園だけどね。
ツグミは年明けには松倉川に集まってくるけど、
とりあえず山にはもう来てるね。
別に警戒心の強い秋のツグミをわざわざ撮らんでも年明けにいくらでも。
シメやアトリは4月になっても
マヒワといっしょに香雪園で見られる。
雪がなくなってからのほうが観察しやすい。それにしても
ナンジャコリャ。
ことしは11/5にこう出会いました。初認はもっと前だな(10/18)。
冬じゅうずっとおるで。
ウソもけっこう臆病者だけど
すでに11/17に会ってます。もっとその前に声は聞いておる。
唯一ハギマシコだけが、函館山で会えたらラッキーな価値ある野鳥ですね。
でも2019年には10/29に山で撮っているし、春季は4/9に撮ってる。
ジョウビタキは縄張り作りたがりなので、すぐに山を下りて場所を探してる。
ことしは中島廉売から白滝橋渡ったところ(上新川町)にいた(11/15…♀)
ヒッヒッ主張してました。意外と新川沿いが穴場かも。
とにかくルリビタキ♂は青くなるまで3年近くかかるので、
青いルリビタキになかなか会えないことで鳥カメラマンたちが燃えてる。
会える日はなぜか立て続けに見かけるし、メスや幼鳥(未成鳥)ばかり十何羽続くこともしばしば。
秋の函館山の野鳥観察の狙いの7割は「青いルリビタキ」なんでないの?
ま、さあどーだ、なナットク画像が撮れたためしがないからハマるのね。
もう動きのシルエットだけで「いるな」とわかるけど、ひらり、またひらりなので
ジャストにピントを合わせるのは至難の業っす。
というわけで「150」もテキトーなら
3枚のパネルもでたらめなわけですが、
誰もそのことに違和感を感じてないところが
「函館市」のトホホなところです。
生態をよく知らない人間が作ったパネルなのか、50年前はこれでよかったのか
いまとなっては知るすべなし。
ま、函館で「野鳥の会支部」が死んでることはすでに報告ズミですわな。
そう思ったので10月アタマに「ふれあいセンター」でからかってこようとしたら
例のアノ事件(S口の暴言事件)が起こったんですね。
ま、函館山で野鳥観察をしようと訪れる人はわずかなので、ウソ情報の被害は些少でしょうけど、
こういう「少数派は無視していい」風潮は
いかにも函館市だよなあ、と思ったりします。
というわけで中締めをしたので、
この先はゆっくりと客観的データを紹介して
さらに函館の無知・無関心を暴こうと思うわけです。
意外と「保存版」になるかもよ。
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