【令和三年・初「鳥」鉄】第三弾(同じく東北にて)・成果発表
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函館から行きやすくて見やすい干潟はどこでしょう。
ということでC地点には4年連続で通ってます。
仙台駅からチャリで1時間。距離でいうと10キロちょい。
思い返してみると、ここでいろんな鳥に会ってはいるものの、
なんだか個体の密度が上がってこない。
去年はたっぷり日程をとったのにシギチがほとんどいなくて
チョウゲンボウの幼鳥がバッタとってるところや、ミサゴが上空をうわーんと
飛んでいく姿を撮るにとどまりました。付近で繁殖したらしいシロチドリ一家に
出会ったのもよかったか。
サーファーの皆さんが歩いた足跡にハマって休もうとするシロチドリたち、
かわいらしかった。
さて、ことしはどうだったか。
うーん、です。9月上旬では遅い、のか…。
1.アオアシシギ
まただ。ほんといるわ。
2.イソシギ
彼らは近所で繁殖するので、渡りの質が違うからな。きっと常連系。
3.エリマキシギ
ここでも会いますか。慎重に近づいたけど背景が悪かったので、一旦諦めたら90度、よい方角へ移動。
しめしめと狙うと、首を伸ばしてあたりを見回してすぐ、足元の草むらへ潜りました。休みたかったようです。
さすがに「そこにいるのはわかってる、さあ出てこいと」いうわけにもいかないので観察終了。
4.オバシギ
オバシギ幼鳥もここでも会いました。会うね。
1日めは広い場所でどうしていいかわからなかったらしいのだけど、
翌々日は干潟のバックヤードのほうへ引っ込んでしまい、いなくなったのかと思いました。
初めて裏側からアクセスするルートを開拓したのでそこから帰ろうとしたら、
心細そうにして、いました。
5.キアシシギ
キアシシギはいるんだよね、いつも。刺激しないから自由に遊んでて! ちなみにこいつは幼鳥ですな。
6.セイタカシギ
そういえば去年は奥の手前の水面で観察したんだったセイタカシギ。
ことしは干潟の外の新しくできたため池の手前縁にいました。こっちもびっくりしてチャリから降りずにパチリ。
で、干潟の北側に何もいないことを確認して1時間後にふたたび通りかかったらまだいたのでチャリ降りてせまったら嫌われてしまいました。
どうも本人は隠れていたのを見つかった!という反応でした。すまんすまん。
7.トウネン
そ、トウネンも個体の絶対数が多いのでキアシシギ以上にいます。ちっこいので足元にいます。驚かさないようにこっちが気を遣う的な。
これは真剣に撮ってません。逆光なので。ゴメン。
結果です。
うーんC地点。密度が薄いなあ。種数も個体数もいまいち、いまに。
復興工事が終わって、環境はよくなっていくのじゃないわけ?
シギチたちは工事を評価してくれないわけ? だだっ広いだけだと餌はとれてもディフェンス的にリスクを感じるわけ?
もっと個体数が多ければそうでもないんでしょうね。仲間が少ないのでよけいびくびく、かもしれません。
ちなみにここでは過去に
コオバシギ(初めて見たのがココ)、オオソリハシシギ、ハマシギ、キョウジョシギ、メダイチドリ、
(先述の)シロチドリ、ムナグロ、ホウロクシギなんかにも会っているんですけどね。
そうそうソリハシシギが1羽いましたがB地点とは真逆でめっちゃ嫌われてしまいました。
2日で(キアシ、トウネンを含む)7種程度では正直な話わざわざ遠征して1日使う意味はないかも。
当然ですが出会う地元の観察者も個体数に比例して少ないです。
復興って特に自然に対しては難しいって話ですかね。
せっかく「残そう」と運動があって残した干潟なのに。
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