【PART2】料理人の腕をスポイル?する街はこだて…
※本町?ランチのPART2が終わったので、こんどはスポイルのPART2ですね。
事情通Bさんと話していた、
昔の函館レストラン話。
自分もそんなに数は知らないのだが、
俯瞰してみると
函館にはとてもいい時代があった
ということに尽きると思うわけ。
言い換えれば「バブルの時代」。
人が集まって商売が簡単だった時代。
1980年代が最後かな。
自分の洋食好きは間違いなく「五島軒」に育てられた。
現在の五島軒は見る影もないカレー屋だけど。
スパかつって旨いもんだな。
そう思わせてくれたのも最初は五島軒。
あの古き良きレストランの体験を語るには
釧路の泉屋を出さねばなるまいて。
いろいろ盛り合わせ、のセット。
うすやき卵の下に豚肉が隠れた「ピカタ」なる料理。
結局泉屋ではスパかつを食べなかったのだけど。
スパかつの幻を函館市内で2回ほど追いかけた。
ソースべっとり。
ナポリタンもおかず?
無残な結果に終わりました。
ちなみにこちらは市内本通某店の
ナポリタンの幻。ナポリタンの横に衣のついたおにぎり。
箸休め、味変がないなー。一本調子で押し切れるのは
せいぜい20代まででは???
味の「テンポ」で言うなら、
とりえずボリュームには満足するものの…。
こっちのほうが上だと思うわけ。
テンポがあるのはどっちか一目瞭然。
ただし、両店、わが道を行く函館特有のガラパゴス系ですけどね。
じゃ、
再びカツのせ系。
根室のエスカロップ。お店はドリアン。
根室ですよ、根室。
まだかろうじて生き残ってる。
いわばカツのせピラフ。
武生(越前市)のヨコカワ分店のボルガライス。
簡単に言えばカツのせオムライス。でもソースが一筋縄ではないのだな。
デミグラでもケチャップでもない、ウスター系。
デミソースだけでも千差万別でっせ。主役を盛り立てるソースでなくてはね。
でも東京・大井町で食べた洋食チェーン「神田グリル」の
トルコライスは悲惨であった。
ドライカレーにもナポリタンにも筋が通ってない、という。三者共倒れ。
こりゃゼッタイ長崎で本家「ツル茶ん」を食べないとあかんわ。
逆に期待していなかったけど大したもんだ、と感心したのが
名古屋のこれもチェーン店、チャオの
味噌カツのせ、あんかけスパ。
濃そうに見えるスパの「あん」が案外薄味で
味噌カツの味噌とは好対照なのね。
炒め野菜のシャキシャキもあっさり。
もちろん「あん」「味噌」があるので、スパは白いスパ。
そうだ。これも比べてみ。
本家・金沢グリルオーツカのハントンライスと
秋田・能代のキッチンターブルのなんちゃってハントンライス
下のほう作ったキッチンターブルのコックさんは
金沢へ行ったことがないそうです。
それでもけっこうデキてる。
もう笑うに笑えません。
ちゃんと料理として昇華されていれば「一人前」というだけの話です。
ただ能代市民がキッチンターブルをちゃんと評価しているかどうかは
知りません(笑)。
というわけで、気がついたら函館は洋食も「不毛の地」と
なってました。
オマケ。
これ伊丹空港のチェーンのカレー屋さんだけど、
大阪伝統の○○を6割がた再現できてると思いました。
ま、ゆるいテンポのかき込み系ではあるんですけど、
味変の要素はしっかり添えられているでしょ?
CP高いとも思いませんけどね。
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東京 大井町の「神田グリル」はアトレのお店ですか
今はメニューから消えましたが函館のソウルフードとして
「シスコライス」があったのをご存知ですか
投稿: | 2021年9月15日 (水) 01時17分