【激闘の17日】新型コロナさえなければ最高の夏…TOKYO2020(6)
オリンピック第6回。
やっぱりスポーツ観戦はリアルタイムだね、ってえ話。
リアルタイムでしかも「勝ちそう」な場面で応援するのは
視聴者も相当な達成感が得られます。
五輪でもっともテンションが上がったのはこの場面。
最終トリックを残して日本勢1~3位独占。女子スケートボード・パーク。
最終トリックでは宮崎県にゆかりを持つイギリスのスカイ・ブラウンがで3位に食い込んで
結局は日本勢、四十住、開のワンツーで終わりました。
ただ結果4位の岡本、午前の予選では54.21、55.87、58.54とノーミスだったわけで
じゅうぶんに銅に届く力はあったのに、金狙いに行きました。
日の丸3本寸前だったのでホント惜しかった。
同じくスケボーで言えば、ストリートでも日本勢・金銅フィニッシュ。
ラストワントリック残して
西矢は
ベストが4.66、最後のトリックが3.43で金。
でも中山は
残り3トリック中、3.8が2本あれば、西矢の上に出たんだよね。
でも、残り3トリックで2回着地失敗で、ランの2点台が残ってしまった。
つまり逆転の金と言わずとも、金銀のワンツーはじゅうぶんにあったと思うわけ。
スケボーの文化がいまいちわからないけど、あくまで「ベスト」を目指すっちゅうことで、
2位狙いなら結果がまた違ったのではないだろうか。
潔し、かな。
男子競歩20キロ。
トップ集団に日本勢がふたり残って最後の競り合い。
でもイタリアのスタノが抜け出して、池田・山西の銀銅フィニッシュ。こういうのはなかなか悔しい。
表彰台に2人でも差をつけられてしまい悔しい。
いっとき競歩はかなり世界的にもトップを競っていて、オリンピックに選ばれるほうが
難しい、と言われたほどだったんだけど、1年延期でいろいろあったのだとか。
女子スポーツクライミングも終盤スリリングな展開でした。
東京2020に限っては
「スピード」「ポルダリング」「リード」の3種目複合なので、
得意不得意が選手によって極端。
スピードが得意だと残りはダメで、ポルダリングが得意だとスピードがダメ。
順位決定は「順位点」×「順位点」×「順位点」なので、
ポルダリング得意の選手が1種目めのスピードで決勝8人のうち、いちばん苦手な
選手との対戦を引いて1勝すれば○×1×1で合計ポイントでかなり有利。
○に8を入れるか5を入れるか。
スロベニアのヤンヤ・ガンブレットはそこで抜けた。
日本の野口・野中はスピードで3位・4位で、ポルダリングでも3位・4位だったので
「9」と「16」になっていて、
2種目めのポルダリング終わりで
1.ガンブレット「5」
2.ミロスラフ「8」
3.野中「9」
4.ジョベール「12」
5.ラバトゥ「14」
6.野口「16」
7.ビルツ「30」
8.ソ「56」
と並んでいた。
ここで、最後のリードが始まって
ガンブレットの「1」は盤石で「5」ママ
ミロスラフ「8」で「64」、
ジョベール「7」で「84」
ソ「2」で「112」、
ビルツ「3」で「90」
ラバトゥ「6」で崩れて「84」
「3」「3」「5」の野中が銀、「4」「4」「4」の野口が銅に滑り込んだ。
トータル3・4位はリードの順位なんでかなりスリリングでした。
ミロスラフがリード7位だったら、野口はメダルに届かなかった。
このガチ感に撃たれたねえ。
これに比べて採点競技の体操は一歩競技が成熟している印象で、
男子団体総合は最終種目を残して、この並び(3位)だったのに
日本が鉄棒で中国を抜き、その日本をROCがゆかでさらに抜く劇的な展開。
↓鉄棒で中国を抜いて暫定1位!
自分は足を痛めていたROCふたりめのダラロヤンが14.066だったので、
対ROCでも行けるのか?
と思ったんだけど、3人めのナゴルニーが14.666を出して
ROCが抜き返して
0.103差で金。
いやあドラマチック。どこかでほんの少し詰められていたら違ったでしょ。
エース橋本大輝の鉄棒は15点台が期待できるんだもん。
こうなると個人総合でも橋本は15点出してくる、
と他の陣営は最後にびびって逆に有利に働くよねえ。
個人総合も2種目めのあん馬、つり輪、跳馬、平行棒と中国の肖若騰がリードして
差が0.468あったのに、最後の鉄棒で橋本にひっくり返されてしまいました。
最後の鉄棒:
橋本14.933 肖若騰14.066
肖若騰の鉄棒は団体のときと比べて0.267も悪かった。
種目別の鉄棒ではライバルたちが次々脱落するなか、残ったのクロアチアの
スルビッチが14.900を出したあと、
橋本の演技が終わり、点がまだ
出ていないのに称え合っていた。橋本15.066…失敗しない!なんという安定感。
こういうところの雰囲気が体操(特に男子)ならではならでは…なんだよね。
橋本大輝に内村航平を継ぐ王者の風格を感じました。
上位選手(グループ)の演技順の最後が鉄棒である限り、
鉄棒が得意な日本勢のこの場面は繰り返されるのでしょう。
やっぱり採点競技もリアルタイムで順位を見ながら楽しむに尽きるってね。
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