日本のメダル数は金27・銀14・銅17の計58だったわけだけど、
団体競技、ソフトボール(15)、柔道(14)、野球(24)などがあるため、
メダリストの総数は100を超えたんですねえ。
そのなかで複数メダルを獲得したのは
体操:橋本大輝=金金銀
競泳:大橋悠衣=金金
卓球:伊藤美誠=金銀銅
卓球:水谷隼=金銅
柔道:高藤直寿、阿部一二三、阿部詩、大野将平、永瀬貴規、新井千鶴、ウルフアロン、浜田尚里、曽根輝=金銀
:渡名喜風南=銀銀
:芳田司=銀銅
60キロ級。トップバッターの重責を果たしました、高藤。
渡名喜が決勝で敗れたのはコソボの選手。コソボ勢は
57キロ級でも準決で芳田を破って金2つ。
コソボのメダルは柔道女子の金2つのみ。
阿部詩、阿部一二三。
これだけの前評判で兄妹でちゃんと金を手にするのは
偉業といってもよいでしょう。
73キロ級はキャプテン・大野。風格がありました。連覇。
57キロ級、芳田は銅メダル。
81キロ級、永瀬も金。この日は男女メダル、が初めてそろわず。
翌日女子70キロ級、新井千鶴。この日も男女揃わず。
もう男女揃うことに慣れてしまうのですが、体重が重くなるほど
厳しくなるんです。
女子78キロ級、浜田尚里の寝技。
スタミナ抜群、ウルフタイム!
78キロ超級、曽根選手は年齢の割にとても落ち着いてました。
とてもクジ運が悪かった?のは原沢選手。
フランスの超人、リネールがよもやの3決まわり。
このリネールがいてこその柔道・混合団体、フランスの金ですわ。
個人戦、金9・銀1・銅1の日本が、金1・銀3・銅3のフランスに
団体で敗れる不可解さ。その差はリネールでしょ?
ちなみにフランスは柔道のメダル8が競技としては最多だったようです。
3年後も強敵でしょう。
アーチェリー:古川=銅銅
団体戦では金メダルの韓国をシュートオフで10点の内容勝負
まで追い込んだのに惜しかった。個人戦ではトルコにとても
強い選手がいて負けました。トルコ金2つのうちの1つでした。
計16名でした。
大会全体で見ると、
競泳・ドレセル(アメリカ)が金5つ。
同じく競泳・エマ・マキーオン(オーストラリア)が金4・銅3
ケイリー・マキーオンが金3・銅3
アーチェリーのアン・サン(韓国)と陸上・エレイン・トンプソンヒラ(ジャマイカ)
カヌーのリサ・キャリントン(ニュージーランド)が金3。
その次に競泳・張雨霏(中国)、キャスリーン・レデツキー(アメリカ)が金2・銀2、
競泳・アリアン・ティットマス(オーストラリア)が金2・銀1・銅1
日本の橋本は同点10位だそうです。
案外、金銀銅をコンプリしたのは日本の伊藤美誠のほかは、ティットマス、
競泳・マーガレット・マクニール(カナダ)、ライアン・マーフィー(アメリカ)、
体操のスニーサ・リー(アメリカ)と5人しかいなかったんでした。
その競技のなかでいかに飛び抜けて活躍した選手かってわかりますね。
彼らは「メダルをとりそう」でホントにとるからすごいわけだけど、
期待以上に頑張ってメダルにたどり着いた日本選手にも拍手を送りたい。
ボクシングの3人。
女子フェザー級・入江聖菜(金)。
女子ボクシング初のメダルが金!アッパレ!
女子フライ級・並木月海(銅)
男子フライ級・田中亮明(銅)
そういえば、ボクシング、いまは男子ヘッドギアなしになったんですね。
ゴルフ女子の銀メダル。
17番でトップタイに並んだのに、18番の第2打が…
惜しかった。個人的にはゴルフを最終ホールまで真剣に見た数少ない経験。
それともちろん銀メダルのバスケ女子。
男子にも期待したんだけど、まあそれは八村・渡辺の両NBA選手の加入で、
アジアで完敗レベルから2~3段ジャンプアップして、オリンピック本戦で善戦レベルまで
きたので称えましょう。
それとレスリング女子も紛れが少なくて、6階級のうち、4階級で金。
ひとりめは川井妹。
次の日。川井姉。
スタンドの妹に、メダル見せます。
すると翌日
姉妹がスタンドで見守る中、
向田が金。そして
最後は須崎が決勝でも完璧な勝利。
68キロ級でリオ金の土性沙羅が1回戦で当たったアメリカのメンサストックが
怪物的に強かったので決勝を見たかったのだけど、翌日の放送は民放の担当で
女子68キロ級決勝見れなかったのは残念でした。ちゃんと金とってました。
ま、予選からずっと活躍をチェックしつづけて、結局、決勝トーナメントにいけなかったり、
ぎりぎりそこをクリアしても初戦で強豪と当たってこてんぱん(男子バレー、女子サッカー)
だったりしましたが、球技系は長く楽しませてくれたのは確か、でした。
ただ勝負決定が短時間で終わる競技が裏でやっていたら、そっちを優先すべき、
だったことも今回学びました。
勝負が短時間でつく、どころか一瞬のミスで終わってしまう、
トランポリンや新体操は見ていて楽しめない?酷な競技という感じもしましたよ。
ひとつのミスが次のミスを呼んでどんどんぐだぐだになる傾向は体操にも
ありますが、この両競技がかなり痛々しかった。採点競技でも難易度、戦略は
さまざまでしたね。
それにしてもどの競技もこの大会のために相当の強化費がつぎこまれたんでしょう。
空手のように形は強くても、組手が勝ちあがれなかったり、
組手は荒賀が最後に銅を取って気を吐きました。
もちろん男子・形で喜友名諒が決勝で見せた「オーハンダイ」も
素晴らしかったですけどね。
アーティスティックスイミングのように世界のトップ3(ROC、中国、ウクライナ)が盤石だったり、
飛び込みのように中国が図抜けて強かったりすると他競技との兼ね合い、限られた時間で「応援」する気持ちが
高まらない、そんな感想も持ちました。
アスリートたちのすべてのドラマが画面から伝わったとは言い切れませんが、
できるだけ受け止めようと睡眠時間を削った17日間でしたよ。
このシリーズ、あと2回ぐらい…。
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