【香雪園・春の陣4】影の主役?2年ぶり?コルリ登場!
香雪園・春の陣をシマエナガ編でスタートしたときは
実は読めていなかった展開。
(でもって案の定シマエナガは子育て失敗したらしい)
まあおおよそは春の私の季節はメインがコマドリで
「いつかコマドリをしっかり撮りたい」というのがテーマで
やっと最初の出会いから4年め。
最後の一羽がいなくなると、ことしも一段落となる想定でした。
コマドリの活動状況にカメラの性能を加味すると
あと3割程度腕を磨いても「限界」が見えてきたかもしれない。
こっから先は
・どフリーを外さない
・一瞬のスキをついて(画質的に)チャレンジしてみる
そういう腕の問題だけでもない、ということが見えてきた気がします。
日本のどの地域でもホットなこの季節に
どこへどんな鳥に会いに行くか。
あと3年ぐらいでマンネリに陥るかも?
と思っていたわけですが、最後のコマドリがいなくなってから
素敵な出会いがありました。
最初はマミジロ。
暗い地面が好きなツグミの仲間です。
その時点でオオルリに会えてなかったので、聞き慣れないけどオオルリほどの
さえずりじゃないな。と思って出てくるのを待ってたら、
けっこう肝が据わっていてボテっとしてるマミジロ♂。
例によって地味なメス。
オスもメスもいました。初観察、初撮影。
オスはほかに似ている鳥がいないので間違えませんが、
メスはいかにもツグミ類のメスという感じなので、
初回でしっかり観察できて、次からは見間違わないだろうぐらいは確認ができました。
確率的には(函館にいれば)「そのうち出会う」可能性の高い鳥ですが、
毎年会うというわけにはいかない程度のレア度です。
この日はいっしょに暗いところがダイスキなクロツグミも観察できました。
クロツグミ若いオス。
クロツグミメス。日向にいきなり出てきてこの直後、
どフリーはずしてしまいました(泣)
ま、これだけでも満足したわけですが
その4日後にこいつが登場。
コルリの若オス。
去年はちらっとかすかに囀りを聞いた程度で影も見当たらず。
一昨年はガッツリ囀っていると思ったら、
こんな逆光、空抜け。
ところがことしは多くの撮影者を従えて3時間近く!も遊んでくれました。
で、計4日間滞在して、遊んでくれたのは初日だけ。
あとはほとんど藪から出てきませんでしたとさ。
何と用心深い。
生態がかなりインプットできました。
コルリがワンシーズンに何回もやってきて、コマドリ並みに撮らしてくれるのなら
完全に主役級、なんですけどね。ムリムリ。
というわけで去年香雪園で出会って、ことしはちゃんと出会えなかった鳥も
けっこういるんですが、
香雪園のなかで初めて会った、ようやく撮れた、
もしくはそもそも初観察!みたいな鳥もこのあともまだ続きました。
種数的には2020年春を上回る成果といえそう。
ま、そんだけ通ったということなんですが、経験がまた血となり肉となるのが
野鳥観察です。
春の陣の締めって単純にキビタキで終わるんでしょ?
と思ってたそこのアナタ。ちょっと違いました。
こんだけの種類がほんとうに複数チャンスで入れ代わり立ち代わり
登場してたらとんでもないことで、多くのすれ違いざまやファウルチップの末に
ようやく証拠画像になるわけで。
いかに少ないチャンスで打球を前に飛ばすか、はブログ的には
なかなか難しいと言えます。
終わりそうでなかなか終わらない、香雪園・春の陣。
鳥はここばかりじゃないんですけどねーホント。
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