【新型コロナ、第四波ピーク見えず】１月の拡大最盛期にまた一歩近づく（今週のまとめ）

本日の２本め。

まずは昨日の「伸長率」の更新から。

昨日は数字の揃いが終わってなかったので不正確でした。

上位15県。

です。

中国地方・九州地方の急拡大が明瞭です。

特に感染力の強い変異株は

拡大速度＋、終息速度－

なわけで、すぐに広まり、なかなか収まりません。

まずは全国平均。

ここでもとうとう「ステージ４」に突入しています。

考え方によっては「緊急事態宣言」が全国に出されても驚かない。

おっと先に4/17-24の全国ランキング表でしたね。

ステージ４が9都府県。ステージ３が12道県。

ステージ３以上、24都道府県というのが1/9-16の最大値なので、

（再掲）

ほぼそこに迫ってます。

それにしても宮城県や山形県は下がりましたね。

沖縄県もようやくピークアウトです。

ただ下降線な県はほんのわずかです。わずか５県。

参照用に先週の表。

それでは全国１位から。

大阪府もそろそろピークかもしれませんが、このレベルでピークアウトの

ペースが緩やかだと医療ダメージは図り知れないところです。

ぜひこのあとの５位の東京都の１月グラフと見比べてくださいまし。

ちなみに前回１月はピーク週からステージ３の指標を下回るまでに４週でした。

その再現を期待してもよいものでしょうか。でも頂はそのときの倍の高さ、か。

全国２位は兵庫県。まだ上昇カーブは厳しいです。

全国３位に浮上は奈良県。

奈良県の地力から言ってここらがピークかな、と思いますが、対策不十分な県なので

医療崩壊は大阪府並みと見ます。

全国４位は奈良に抜かれて沖縄県。ピークアウトはしたようです。

なんだかんだで必死に病床数を増やしてますが、入院者数はずっと増加しっぱなし。

全国５位が東京都、です。

今回の第四波では「主役」ではありませんが、潜在力は随一なので、前週比の加速が

+25%というのはけっこう大きい数字ですね。

ちなみに前回１月はステージ３の指標を下回るまで「７週」かかってます。

東京都の増減の特徴はその反応の鈍さですね。それだけ地力が高くて

一旦浸透したら抜けないということだと思われます。

全国６位は京都府が上がってきました。ここでついに前回１月並み。

かなり急速。

京都もけっこう地力ありますからね。有名観光地だけに早めに手を打ちましたが、

それでもかなりの勢い。大阪を否定されると東西に流れる近畿圏なので予想されたことでしょう。

全国７位はこれも大阪府の隣県、徳島県。

ようやく知事は「まん延防止」「重点措置」へと重い腰を上げた様子。

しかし、病床ひっ迫は四国随一で、自宅療養やむなしの状況になりつつあります。

県サイトにちゃんと内訳が出てこない時点で手遅れ感あり。

全国８位は和歌山県。

奈良県より地力は劣りますが、こちらも病床のひっ迫は厳しくなってきています。

こちらも県サイトでの各種データ等の発信力がぜい弱です。

今回の注目はイッキに９位まで来た福岡県。

２週連続の倍増で、このグラフ。

イッキにステージ３を飛び越えてステージ４に。どう考えても変異株もたまものでしょう。

佐賀県知事も目がついていかない（！？）

これどのタイミングで「まん延防止」「重点措置」を判断すればよかったか、と

後で問われても正解が見つからなさそう。

そして全国10位は愛知県。

こちらも地力が高いので増加速度が他県よりも見劣りますが、隣県・三重県、岐阜県に

どんどん染みだしているので目が離せないところ。

最後は参考までに北海道。

考え方にもよりますが、常に札幌市が先鞭をつけて

警鐘を鳴らしてくれるのが救いかもしれません。

ただ札幌圏を切り離すと経済圏としてすっかり弱体化の道内各地でしょうけど。

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