【集めるタビ・つながるタビ】路面電車(10)名鉄からの譲り受け車両たち
路面電車編、ラス前?は2か所です。
最初が福井鉄道福武線。
「ふくぶ-せん」と読むそうです。
ついこないだまで「ふくたけ-せん」と思い込んでいました。
福井と武生(現在の名称は越前市)を結ぶ路線です。
乗車券が存在するところが個性。
車内も懐かしい系ですかね。
不思議なのはJRの北陸本線と並行して走っていること。
もちろん路面電車なので停留所の数はJRよりも多いのですが、
市内「周回」じゃなくてまんま福井市と隣の町と結ぶ系の路面電車で、こうして
生き残っているのはすごい。
同じく福井駅から出ている私鉄にえちぜん鉄道があるのですが
(三国港方面・勝山方面…こちらは東尋坊や永平寺に行くときに利用)
この鉄道路線と「田原町」駅(停留所)を境に相互乗り入れしております。
結局、路面電車ふうじゃない旧型車と低床車がそれぞれ走っている
(相互乗り入れは低床車のみ)ということになってます。
で、その旧型車が名鉄からの移譲車両がメイン。
低床車導入にあたってホームをかさ「下げ」したため、旧型車では
乗降しやすいように扉が開くとステップが伸び出してくるという不思議なタイプでした。
初訪問は2020年3月。
福井市は以前に立ち寄ってますが、軌道が地味に引きこみ式で駅前でぱっと電車が目に入らず、
2020年に初遭遇。
低床車にも乗ったのですが、すっかり日が暮れていてほぼほぼボツ画像で残念でした。
ここの路面電車は
いまいち焦点が定まらず、が正直な印象。
営業キロ合計は21.5kmでも在籍車両が合計16編成。
福武線としての低床車率は25%。
輸送密度がそこそこ、で併用軌道でも「路面電車の走る街」の印象が
薄いのだと思われます。
要注意はえちぜん鉄道サイドにも相互乗り入れ用の低床車が2016年から
営業運転していてこちらは2編成(ただし事故のため1編成が修理中だそう)
なので、これに出会うのがベスト、でしょうか。
さて、
これととっても似たイメージなのが愛知県豊橋市の
豊橋鉄道。
の軌道線で東田本線(あずまだ-ほんせん)。
営業キロはわずかに5.4キロ。
岡山市の岡山電気軌道をわずかに上回る短さ。
こちらは2018年9月タビで富山・岐阜旅の帰りにわざわざ撮りに行きました。
豊橋もメインが名鉄から移譲された車両。
780形。名鉄からやってきました。
立て続けに780形に遭遇。
そこんとこは愛知県内だからわかる気もしますが、
車体広告もハデハデでどうも函館・札幌や西日本の路面電車とは雰囲気が
違う気がしましたね。
この3201(3200形)は2019年に引退したそうです。
こちらは福井鉄道経由でやってきた800形。
やっぱり雰囲気が似ていて当然。
で、
低床車は1編成のみ。
遭遇率は15分の1ですが、このときも30分ぐらいしか向き合わなかったので
肝心の車両に出会わずに終わりました。
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