【集める旅・つながる旅】函館…from-to…あっちこっち
とりあえず函館じゃなきゃダメだろうな。
札幌ではダメだろう…な令和二年ラス旅のミニエピソード。
話は秋口に市内の某寺へ墓参りに行ったときに遡る。
ま、ちょうど函館山の麓に行ったので
花を供えてきた…ときの話。
ふっるーいそのお寺の境内でコレを見つけた。
なーんだこれ。
文政とか書いてあるぞ。
ということは1830年…190年前の何かか。
さっそくネットでぐぐってみた。
ほぉ。
実はこれのことでした。
山梨県南巨摩郡身延町
といえば?
日蓮宗本山久遠寺。駅から4キロ、バス15分
で、七面山はバスで1時間行ってから、徒歩で5時間!!!
修行だ!
修行しなくても拝むだけで同じご利益だったら、ありがたい!
(その山に日蓮宗の総本山とセットの神社があるってことか)
つまり富士講的なもんで、本山を模して建てた石碑みたい。
そもそも函館山のどっかにあって、最初から
こんな門の近くにあったわけでもなさそうだけど、
うっちゃるのも何なんで、わかりやすい場所に移したんでしょう。
拝むためのもの?なのでしょう。横に祠もあるわけで。
190年も経つと文字が読めなくなって誰が寄進したかわからんように
なるもんだけど、「東都風祭姓 金子屋東三郎」としっかり書いてある。
函館山にある西国三十三か所の観音様もそうだけど、
この時期、函館にはいろんな商人がいろんなもんを持ち込んだみたいだ。
時代は変わって、滋賀県大津のでかい寺で見つけたのがこれ。
買って試してみる気満々だったけど、売店はもう閉まっていて残念でした。
函館市内のコレは
ここのパクリなんだろうな
と思い、ぐぐってみたら、岩手県平泉でも同じ商品が売られていた。
日本三大「弁慶力餅」(笑)
商標登録とかがなかった時代のコト?
どうも大津と岩手と函館で全然違う形態のお菓子だったみたいだな。
「弁慶力餅」…弁慶は力持ち。
これが通じた時代のヒット商品。
古いものが人知れず、地道に残っている函館なんだな。
単にそういう話をしたかったのでした。
旅先で…あれって、それと関係あんの?
ネットがあるとすぐ調べられて便利な時代だ。
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