【集める旅・つながる旅】西国三十三か所・第十七番より「七福神」?
令和二年ラス旅では
西国三十三か所を
三井寺(no.14・滋賀県大津市)、
六角堂(no.18・京都市)、行願寺(no.19・京都市)、
六波羅蜜寺(no.17・京都市)、南円堂(no.9・奈良市)と五か所クリアして
納得して終了する予定でした。
前回3月旅の岡寺(no.7・奈良県明日香村)、
葛井寺(no.5・大阪府藤井寺市)、青岸渡寺(no.1・和歌山県紀伊勝浦町)
と15・16年訪問の清水寺、醍醐寺を
併せると33分の10クリア。
だいたいの手ごたえはわかるってもんです。
ところが。
京都1day・チャリツアーの終盤で訪れた
六波羅蜜寺(no.17)がこんなんでした。
「日本遺産・三十三か所」の幟がないぞ?
行願寺も幟は見当たりませんでしたが、
これがありましたからね。
おまけに本尊の観音様は秘仏で12年に1回の御開帳。
それはいいのですが、
この右寄りの像がレプリカらしいのですが、雨ざらし?
三十三か所の石柱がこのサイズ。
それより、こうなってました。
「33」より「7」のほうがハードルが低いので???
ついつい七福神の7か所の序列を思ってしまいました。
午後4時過ぎだったせいか知りませんが、本堂正面は
その代わり、たった1dayツアーだったのに
七福神のうち4か所めぐっていたのでした。
六波羅蜜寺のかなりご近所のえびす神社。
それと有料エリアと無料エリアがむっちゃわかりづらかった
東寺の毘沙門堂。
自分が歴史の浅い北海道生まれのせいなのか、
お参りしておけばよいことがある。よいことがあったらお礼参りをする。
なんて発想は希薄だし、
1か所であらゆる願いを承ります、という寺社のスタンスを
いまいち理解できないのね。
結果的にマイル集めをしていると、いろんな寺社に足を運ぶことになるのだけど、
交通費を使って足を運んでいるのに賽銭の多寡でご利益が変わるとしたら
納得いかない。そもそもそういう発想するニンゲンは参拝に向かないのではないかと。
これは八坂神社だけど、五社、十社と言って
それぞれ五種類、十種類の神様がアパートみたいなところに収まっていらっしゃる。
またこの美御前社は美しくなりたい女性の神様なので
こーんな感じ。
アメリカでもその道で成功された方は社会に還元するためにしっかり寄付をなさるそうですが、
日本人の場合、その気持ちが寺社へ向くんですかね。
まあまあその証拠に
有名社寺でも兵火で焼失したりすると、偉いお武家様がしっかり再建費用を
御寄進していらっしゃるので、それもまた日本の伝統であり、歴史なんでしょうが、
今回の33より7が上というのはちょっと合点がいきませんでした。
何年か前に日本全国のタワー20か所の「企画」のときも
各地で温度差を感じたので、それとおんなじ。
余力のあるとこほど「企画協力」の度合いが高いのかも。
それにしてもぼ~っとマイル集めをしているようでいて、
何でここはそうなっているんだ?
に度々出会うから、旅のイミがあるんでしょうな。
京都のお寺はホント、大きくなったり小さくなったり移転したり、
そこを面白がるのが大切なのかァ。
ということで次回は乗り鉄系へ戻るとするか。
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