【2/1発表・日乃出町クラスター＋６名】直近陽性率82％＠函館…その真実はどこに？

きのうの記事なんですが。

フツウなら「とうとう力尽きた！？函館市保健所」と

！？を挟むところなんだけど…。

そこはこっちも「迷った」ところ。

きょうの記事はなるべく「裏を取ってから」と思って

あせらずにまとめることにしました。

最初に１．函館のPCR検査実施数が明らかに少なく

陽性率が高い件、と２．宿泊療養施設入所調整中という発表の割には

東横イン大門に入所者数が毎日減り続けている件について、

北海道保険福祉部健康安全局地域保健課の担当者に「直撃」してみました。

すると、北海道の担当者は

・函館市保健所を監督する立場にない→市から報告のあった数字を集計してサイトに掲載するだけ
・確かに「陽性者発表数」と「宿泊療養施設入所数」はリンクしていないし、PCR検査率も確かに高い

というコメントが返されたのみでした。

「函館市保健所に直接問い合わせてほしい」

まあまあ、それでどんな答えが返ってくるのか「想像がつく」わけですけどね。

きょうはこのあたりから進めてみましょう。

2/1午後公表された函館市のPCR検査数。日曜日の数字は少ないはず、

と思っていたら「北海道の発表」はナント函館市０でした。

北海道発表の数字はゼロの含めて４日連続２ケタ。

1/31発表（24）

1/30発表（42）

1/29発表（51）

1/28発表（104）

はぁ～ん？

です。

これ函館市発表の数字だと

両者を表にして比べます。

単なるタイムラグとは言えない数字が出てきてますね。

函館市の発表する検査数はなんか多め？。もしかして北斗市や七飯町の検査もまじってる？

ってソレは函館市保健所の管轄ではなくて「渡島」なんですけど。

そして直近1/31の陽性率は82％というとんでもない数字になりました。

函館市保健所の担当者いわく

「クラスターが出た施設を重点的に検査しているので高くなる」

ちゃうちゃう。

クラスター以外の濃厚接触者を追えてないから、結果として陽性率が高くなる、んですよ。

最初は多忙な保健所に電話をかけたくはなかったんですが、

「当事者以外はわからない」と電話した先々で言われてしまうと、

手がありません。

正直ここまでひどくなければ、きょうあたりは

他山の石として「小樽市」のハナシをどっぷり

書こうと考えていたのに、もはやその余裕がありません。

でもってこれで終わらないんだな。

まるで事態を予見したかのように

函館市保健所は2/1から公表の書式を変えてきています。

これは1/30公表ぶん。

少年刑務所クラスターの感染者。この「等」は施設内を指すとのこと。

で、こちらは2/1公表ぶん。

２月になってこう変わりました。基本線は入院。

できるだけ「入院」と変わったようです。

函館市で準備しているコロナ病床は57床。

もちろん全床稼働というのは不可能。せいぜい６～７割。

１日あたり10名前後が新規感染していれば、誰を入院させるか、

とてもムズカシイ。

もうツッコミどころが多すぎて、絞れません（苦笑）

それにしても昨日日曜夜のNHKスペシャルは参考になりました。

深夜に再放送があるので、興味のある人はどうぞ。

和歌山県の事例だと

濃厚接触者の捜索範囲をわずか１日遡るだけでも、

感染ツリーはだいぶ明らかになるようですよ。

小樽はこの期に及んでまた上昇…。

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