【集めるタビ・つながるタビ】路面電車(4)広島を走る、なが~いヤツ
旅の中で「路面電車」を撮りに…というテーマは
令和二年ラス旅の4セッションを含んでほんのわずかな比重。
割いたのはせいぜい30分~1時間ぐらいで、
まったくもって腰を据えて撮り鉄をしたわけではありません。
ほんのわずかなすれ違いでいったいどれだけのものが見えたか、
これ現場でリアルタイムで完成度を欲張ってしまうときりがないのです。
どうすれば効率的に路面電車に出会えるか。
まずはじめは失敗、反省から始めることが大切と思ってます。
それでも広島は2019年に計3泊して、平和記念公園を中心にけっこうマイルを集めたので
路面電車に出会う機会もほかのマチよりは多かったようです。
※それでも正味では30分とかそんなもん。
最初、広島の路面電車、広電(広島電鉄)で魅力的に見えたのはやっぱり低床車でした。
低床車に遭遇するとついついカメラを向けてしまいました。
ただ広電って国内の路面電車のなかでもっとも輸送客数が多いので
低床の連接車の比率がすごく高いのね。連接車だけで10タイプもある。
そういう基礎知識がないものだから、
あ、また低床車が走ってる!
広島初心者はその程度、でした。
実は広島では旧型のほうが貴重。
では2019年以前の画像も含めて。
570形。1971年導入。在籍1両。結果的に最レア遭遇。
800形。1983年導入。在籍14両。メジャー。
1900形。1977年導入。在籍15両。これもメジャー。
5100形。2005年導入。10編成在籍。5連接車。
1000形。2013年導入。3連接車。16編成在籍。
5000形。1999年導入。5連接車。12編成在籍。
2000年ローレル賞受賞車両。超低床車としては国内導入2例め。
広島では路面電車全体の過半数が3連接、5連接の低床車ということからも、
いかに乗客を運んでいるかがわかります。市内軌道線は6路線営業していて
トータル営業kmは19.0km(営業キロでは国内2位。函館のほぼ2倍)だそうですが、
まあ輸送力が違いますな。これは国内屈指の路面電車のマチでしょう。
結果、広島での撮影実績は570形以外は、まったくもって在籍比率に併せた
遭遇結果となりました。
やっぱ広島のバアイ、単に新しい低床車じゃなくて
1942年導入の被爆車両650形(現役3両)を押さえないと、
語れない、ということのようです。
また最新導入の2編成在籍の5200形(5連接車)にも出会えていないので、
まさに無意識で遭遇できる限界がわかります。
それにしてもしばらく広島、行く予定はなさそうだなあ。
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