【死亡＆自宅待機が激増＠函館】結果としてクラスター由来感染者数も増

たいへん残念なことですが、きのうの記事の「トリアージ」という単語が

多くの読み手に伝わらなかったようです。

「意味不明のタイトルだから読まない」というのは

なかなか魅力的な傾向デスネ。

さすが函館人気質。

どうしてこうだらだらこういう数字が増え続けるか。

濃厚接触者は確定しているのに？（1/30公表スージ）

６名中５名がクラスター関連。

というわけで「危機」はどんどん迫っているんだな。

いちおう先にこれを出しますか。

函館市の医療提供体制の状況。

1/28時点で療養者数は92名なのだそうです。

前週のと比べましょう。

病床使用率も療養者数もかなり減ってる。ナゼナゼ？

市長会見の資料を再び引用しますが、

前週1/20時点で入院者数は21名で、その後の発症→入院の数は３名なので、

1/21-1/28で80名前後の宿泊療養施設入所調整が発生していたはずですが、

北海道の発表では道南の「療養施設入所数」は

1/30時点で37名（前日比11名減）なのだとか。

つまり「自宅療養激増」です。

少年刑務所や明和園のクラスターがいまだに増え続けていることを見ても

最初陰性だった濃厚接触者がのちに陽性に転じたことがわかります。

以下、東横インへの入所待機数をイメージグラフにしてみています。

調整者数が入所した結果の数をずっと上回っている状況です。

これ、旭川をはじめとした道内各地で起こっていた事象が

函館市内でも発生しているということです。詳細が公表されてないから

危機を共有できないのが、この新型コロナの怖さです。

いやいや皆さんがほんとうに軽症ならよいのですが、

軽症もピンキリですから、軽症の母数が増えれば増えるほど

「急変」のリスクも高まります。

その証拠に年が明けてから函館市内の死亡者はきょうで７名になりました。

そしてその年代・性別の詳細は一切非公表。意図を感じます。

死亡率を計算してみましょうか？

2020年は1.2％で2021年は2.7％です。単純計算で倍以上。

しかも2021年の死亡者７名はすべて1/19以降。

これが死亡率の参考データ。21/01/01-01/29で

直近７日の平均値。新規感染者数が減少傾向なので

死亡率は上昇します。つまり1/23-1/29で2.3％。

でも函館市は1/18-1/29のいちばん高いところで拾うと5.7％でした。

感染者数がすっかり減って、死亡データが遅れて出てくるのなら話は別ですけどね。

高い。

言い換えると函病の医療を守るために

何かが犠牲になっているという推測も成り立ちます。

※病床使用率が50％を超えてステージ４にならないように

「調整」していることも考えられます。

これがまさに「命の選別」、トリアージですな。

この後は今週（1/23-1/30つまり日～土）の確定データ。

道内版を先に。週の切り方をこうすると函館は減少傾向に

なってませんよ。

続いて全国レベル比較。順位的には昨日と変わりません。

福岡県がステージ３ゾーンに入ってきましたかね。

来週はただただ「下降スピード」の競争に尽きるのだと

思います。

ま、このペースなら一週間後にはステージ４とステージ３の

境目ぐらいまではどの県も来そうですけど、それでは遅い、

んだな。

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