【集める旅・つながる旅】初代藩主と十五代藩主が有名の巻
さてさて昨日に続いて彦根パート2。
今回チェックした銅像シリーズで、
名古屋の加藤清正像に負けずとも劣らないのが
この井伊直弼像だと思いました。
銅像は光の向きを考慮して配置するだけじゃなく、背景も考えないと
あきまへん。
ま、季節的にもハマったのかもしれませんけど。
彦根城、佐和口を入って右手、金亀公園のほうへ進むと
立っている。
そもそも井伊直弼は彦根藩十三代藩主・井伊直中の十四男で
最初は藩主がまわってくるわけのないポジションだったのに、
最終的には激動の幕末に大老まで出世して、
鎖国を終わらせたことで、桜田門外で暗殺された人物ですからね。
ひとつの歴史のターニングポイント、桜田門もこの一週間ほど前に
味わってきましたから、ちゃんとつながっております。
ちなみに佐和口をお城に向かっていくと、井伊直弼の句碑もありますね。
で、もうひとり。彦根藩の初代と言えば、
井伊直政。2017年のNHK大河ドラマ「おんな直虎」で菅田将暉クンが演じてましたね。
これが彦根駅の前にある騎馬像ッス。
これもかっこいい。
彦根城が完成する前に初代はこの世を去ったのだけれど、
家康から石田三成の佐和山城をあてがわれた人物ですわ。
一応、彦根城から「佐和山」も拝まさせていただきました。
井伊直政…徳川四天王のうちのひとり。
実は関ヶ原の戦いで最前線で西軍にまず突っかかっていったのが
この直政ということになっている。
武功をたてんと勇ましく戦い過ぎて、古傷がもとで長生きできなかったとか。
彦根の街ではこうして、時代の離れた彦根藩主2名がしっかり受け止められている印象。
よって滋賀県のなかではなかなか一、二を争う人気の観光地じゃないかと思うわけです。
最後におまけ。
京都で見つけました。高瀬川にかかる橋の近く。彦根藩邸跡。
桜田門外の一件のあと、彦根藩は勤王派に転じたのだそうです。
ま、いろんなことがつながるんだけど、圧倒的に
戦国と幕末が多い、ということで
やっぱり日本人は戦国好き、幕末好き。
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