【集める旅・つながる旅】アラウンド琵琶湖ネットワークの優先順位は?近江八幡編
令和二年ラス旅。
振り返ってみると、予想外に「滋賀」の要素が多かった気がするんですね。
予想外に多かった割には「まだまだ行ってみたい」という場所が少なくない。
せいぜい丸一日という配分ではムリで諦めた場所もけっこうあって。
たぶん…丸三日あっても回り切れないんだと思います。
でもお隣の京都はもっと行きたい場所があるんで、「滋賀に三日」はかなり
難しい相談。そこが滋賀県のウイークポイントだわ。
ここまで、三井寺(大津市)と彦根を紹介してみたわけですが、
実は最優先、いちばん行きたかったのはこのふたつじゃあないんだな。
近々それは出てくるでしょう。
で、泣く泣く?あきらめたのが安土城。行政区分的には「近江八幡市」なのだけど。
発掘された大手道の石段を延々上るだけで「有料」というのがまずは気に食わない。
石段を上る料金をその土地を所有している、とある寺院に納めねばならんのだと。
で、あっさり焼失してしまった「信長の安土城」の復原模型がまた複数箇所にあって
その模型を見るためにお金が要る。30分で500円的なお手軽レベルじゃあないからね。
というわけで、今回は近江商人の故郷。近江八幡のお堀のあたりを中心に3時間ほど
散策してみました。
うーん、こんなもんか。というのが正直なところです。
「重伝建」つまり重要伝統的建造物保存地区に指定された街並みなのだが、
残念なバランスになっておるわけだ。
豪商、西川家は印象に残りましたけど。
こんな感じの商家の御屋敷。
どの時代がメインなのかわからずじまい。
「資料館」も月曜休館日だったし。
有料の「資料館」にあんまり魅かれないけどさ。
キーパーソンが米国人建築家のこの人。
ウィリアム・メレル・ヴォーリーズ(右)。
この街の恩人?
でも名前の綴りを確認するのにけっこう苦労しました(笑)。
そのヴォーリーズゆかりの建築群が…
ま、日本全国に教会を建てているんですけどね。
どう?映えますか?
残念ながら函館の和洋折衷の擬洋館群を立てた
名もなき大工たちのほうが、よほどフォトジェニックだと思いました。
古き商家群と洋風建築のミスマッチの謎が最後まで解けず。
山頂にある城跡に上るロープウェイは往復で円。
そして地図が読み込めず、街ゆかりの
豊臣秀長(謀反の疑いをかけられて切腹させられた秀吉の弟)の銅像のある場所までも
到達できず、でした。
でも立派な日牟禮八幡にはけっこう人が来てて、ちょっと意外。
厳しく言えば、時代の重ね方なんじゃないでしょうか。
思いのほか、古い町並みが残ってしまったので、それを保存して売りにしよう、的な
発想のような気もして。
行ってソンとまではいいませんが、予想したよりピントが絞れず散策しにくい
近江八幡の街並みでした。
ここ、レンタサイクルなしで徒歩は無理だよね。
駅からメイン地区まで徒歩20分…巡回バスも走ってないからさ。
無理矢理オチをつければ、自転車返そうと駅まで戻ったら
レンタサイクルの係のおっさんが「昼休み中」。
昼休み中だけど、「返却の節はひと声おかけください」
ぐらい書いとけよ、でした。勝手に置いて帰ってきましたけど。
田舎の観光地がぜんぶこうじゃないんだけど、滋賀県がマイナーな
理由がそんなところにも…でした。
でもって「歴史」(戦国or幕末)にぴたりハマらないのが、悲しいかな。
ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。
« 【11日連続という、そういう現実】90%が感染経路不明@函館…は何かのマチガイ? | トップページ | 【いよいよ本格化】1/14発表は過去最高16名@函館市 »
「旅で思う」カテゴリの記事
- 【令和4年第二回旅】京都、建物の絶景に出会う旅…巨大な三門、重文そして国宝(2022.08.01)
- 【令和4年第二回旅】京都、建物の絶景に出会う旅…まずは国宝唐門のハナシ(2022.07.27)
- 【観光都市としての魅力とは?】あらためて港町ヨコハマを巡って光と影を実感…の巻(3)(2022.07.26)
- 【そして神戸】哀愁の港町ぶるうす…???【復興の街並み】(2022.07.02)
- 【それは誰の闇?】食は文化ナリ。そして食べログ3.5の「カベ」の不思議(2022.06.27)
« 【11日連続という、そういう現実】90%が感染経路不明@函館…は何かのマチガイ? | トップページ | 【いよいよ本格化】1/14発表は過去最高16名@函館市 »
コメント