【集める旅・つながる旅】「終活」で始めても…たぶん間に合わない巡礼タビ
ホント旅先で観光地として「足りない」と思っていても
その場所なりに丁寧に頑張っているな、という印象はだいじです。
まあ三回に一回は「上から目線」で接してる気がするけど、
正直、嗚呼自分が知らないだけだったか、というオチもあるのです。
函館山の登山道に置かれている33の観音様をコンプリしてから、
実物というか、現地のお寺に実際に足を運んでみると
「いやあたいしたもんだ」と感じることが多いわけですよ。
この「西国三十三か所」。
所在地は一番が和歌山県の↑青岸渡寺(訪問ズミ)で始まり、
奈良・大阪・京都・兵庫・滋賀に点在しておる。
清水寺のような、三十三か所に入ろうが入るまいが、
誰でも行くような大寺院もあるけど
(そういうところはターゲットの観音堂に行き損なう「あるある」)
最寄駅から徒歩で片道1時間でも、着かない難易度の高いお寺もあるわけだ。
まさにこれは修行ダ。
以下「日本遺産」公式サイトより
四国遍路の八十八か所とは言えないまでも
実際にコンプリを企画して予習したら
めちゃくちゃハードであることを知りました。
コンプリまで、あと数寺、まで進まないことには
恐れ多くて収集対象とは言えない存在。
チャンスがあったらコツコツと。まだそんなレベル。
さて、滋賀県のこのお寺。歴史もあり、かなり古い。
織田信長が比叡山の焼き討ちのときに本陣を置いた、
などと大河ドラマ「麒麟がくる」で登場しておった。
大津市の三井寺(園城寺)。
当初の計画では「30分程度」の予定だったけど、
そんなもんじゃすまないことはすぐにわかりました。
お寺のすぐ近くを
(琵琶湖の)疎水が流れておった。(これ両側は桜だね)
本堂は国宝。
行ってみてガッカリ、まあこんなもんでしょ?
そういう評価の観光地も多いけど、ここは広いし、じっくり見て
空気感を味わうのが素敵な場所でした。
境内はめちゃ広い。どういう順で見るか悩む。
三井の晩鐘がある鐘楼と
弁慶の引き摺り鐘。別々なん?
閼伽井(あかい)屋。三井寺の名称の元になった霊泉。
この奥が智証大師の霊廟…でも
こういう案内をしている寺院は少ない。
縁結びでも恋人の聖地でもなくて、女子旅応援パターン。
観音堂への案内はデジタルモニターつきのピラー型。
屋外でっせ。
ちゃんとQRコードつきの案内板があり、wifiも飛んでおる。
感心しました。
高台から見る琵琶湖の水面…。アングルはもうひとつかな?
あと奈良の興福寺(南円堂)で失敗したので、
お寺のメインもそうだけど、観音様のあるお堂までしっかりたどり着くことを
学びました。
しかしなあ「西国三十三か所」を終活の目標と定めるのは
いったいどなたのマーケティング?
「日本遺産」に申請するときにそう決めたようです。
だが、しかし。
行くお寺によって足並みが揃ってないのが何かに似てるような?
なんだっけ? 縄文の…。
「お城」「電車」「世界遺産」「マイル密集地」
のほかにも「三十三か所」ちゅうくくりもあったんだわな、令和二年ラス旅。
慌ただしいわけだ。
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