とうとう力尽きた函館市保健所…その前に全国のコロナ概況（1/23-1/30）

函館市の保健所はとうとう力尽きてしまいました…。

※少ないのは明日のデータでは？　まるで終息したかのようなダントツの検査の少なさ。

自宅療養者のフォローが優先となり、濃厚接触者がいよいよ追えない。

PCR検査がはかどらないので、1/31の新規感染発表はゼロだったようです。

偉いなあ。誰もこの無策にツッコミを入れない。

ナリユキまかせかあ。

というわけで、これに関連する客観的データは次回（明日？）の記事で。

例によって１月の最終週とも言える（1/23-1/30）の全国データが

まとまりました。

おおむね全国で減少傾向。

以前も書いたように問題となるのは減少スピード。です。

まあ、あと一週間でステージ３にどっぷり突入できるかどうか、

くわしくデータを取りましたので、以下で見てくださいよ。

でもって函館の状況はまったく別。さらに言うなら北海道の状況も別。

一部、1/31のデータを入手しましたが、印象としては減少のスピードは早くも鈍ってきました。

まずは（1/23-1/30）の全国順位はこうなりました。

ね？点で見ていてもよくわかりません。

昨日のこの比較グラフを見続けていると、どんどん減っている気がしてきます。

ただね、問題は年末年始に激増しすぎたわけですよ。

（12/19-12/26）（12/26-1/2）の同じ表はこうなっているわけです。

（12/19-12/26）

（12/26-1/2）

（12/26-1/2）の時点でステージ４相当は東京、神奈川で、

ステージ３相当は京都、埼玉、千葉、福岡、大阪、岐阜、愛知、栃木、兵庫、広島、沖縄、奈良。

（12/19-12/26）の時点でステージ４相当は東京、神奈川、広島で、

ステージ３相当は京都、大阪、埼玉、愛知、兵庫、高知、千葉、福岡、奈良、沖縄、北海道。

緊急事態宣言の解除基準はそれよりずっと前の週に戻れって話。

特に１都３県。当然、増やすは易く減らすは難い。

東京が余裕を持ってステージ３の状況って

（11/29-12/5）あたりの数字ですからね。どんだけ遡れと？

ま、最初からそれを言っちゃうと「どんより」しちゃうわけですが、

１月末になって「やっぱりあと７日程度では解除できないかあ」は

陳腐な議論でしょうね。

ただ順位が下の県からどんどんマシにはなってきています。

ということで年末年始の３週のスージをカットして

（12/19-12/26）（12/26-1/2）（1/23-1/30）の３週間を比較してみました。

評価＝Ａはそれでもまだ）（1/23-1/30）の値がいちばん多いケース。

評価＝Ｂは（1/23-1/30）の値が２番めのケース。

評価＝Ｃは（1/23-1/30）の値がすでに３週のなかで最小のケース。

まずは国から緊急事態宣言が発出されている11都府県。

続いてそれ以外の上位道県。

Ｘは全体レベルがステージ３に「ほど遠い」

－は全体レベルがまだステージ３

＋は全体レベルがすぐにステージ３に復帰しそう

＋＋は全体レベルがステージ３からだいぶ乖離

おおよそそんな感じでマーキングしてみています。

沖縄を除いて、緊急事態宣言の出ている11都府県のうち栃木を除く10都府県は

「あと７日」の時点で、まだイケそうなカンジになってません。

でも表にある22都道府県以外の25県は

「いつGoTo再開すんだべ」なモードになっているとも言えます。

それにしてもあと４週で東京を除いた9府県がまずまずの数字になったら、

どう判断すんですかね？

再々延長はあるんでしょうか。そこを危惧するなら３週４週延長ではなく

「６週延長」だべ。ため息が出ます。

にっちもさっちもいかないとはこのコト。

すべてが後手後手だあ。

そもそも増加時は新規感染者の増加率でシンプルに論じるべきで

そこで病床ひっ迫率を持ち出すから後手に回る。そりゃ算数でしょう。

専門家にも大いに非がある。

減少時は「病床ひっ迫」の改善が遅れてあらわれるんで時間がかかる。

シロウトでもわかるわい。

それにしても「北海道」はこのまま現状維持を続けたら、全体順位は再上昇

しますなあ。

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