【集める旅・つながる旅】世界遺産をめざさずとも魅力的なお城です
いろいろ悩みましたが、このお城はゆうに
2回ぶん、あるようです。
まずは前半。
現存十二天守のうちのひとつ。
そして現存十二天守のうちの国宝五城のうちのひとつ。
初訪問は2009年なので11年経っていました。
彦根は琵琶湖に近い場所なので、最初そんな高低差があると
思ってなかったなあ。いきなりの急斜面。
そうそう2020年3月旅、伊丹からの帰りに「空撮」でよく見えてました。
中央やや左にお堀に囲まれた彦根城。
なんかここ「世界遺産」登録を目指しているらしい。
街並み保全の理由づけ?
ま、それは現存天守の中でも
建造物の価値と、井伊家の城下町という
組み合わせがマッチしているところにセールスポイントがある気もしますけどね。
ほかのお城はお殿様の知名度と文化財的価値がぴたり一致してないケースの
ほうが多いんで。
さて、天守をさておいて、今回しっかり見たかったのがこの「天秤櫓」っす。
一説によると敵が攻めてきたら橋を落とす構造と伝えられているけれど、
どうやらガセらしいです。
ボランティアガイドさんがすぐそばでそう説明してました。
「守りを固めて籠城するのが城なのに、自ら橋を落としたら外に出られん」
表門のところにはちゃんと「ひこにゃん」のスケジュールも明記されている。
こういうのもだいじ。
ただね、せっかく天守ののぼっても天守ならではの絶景が望めないのが残念。
最上階は金網で囲われてました。
それでも、天守にのぼらなくても
ビューポイントを探せば周囲の絶景はそこそこ楽しめます。
琵琶湖サイドを三発。
伊吹山(北東サイド)。ちょっと不明瞭だけど。
石田三成の城があった佐和山(東側)も彦根なのでした。
時間がなくてお庭(玄宮園)には入らなかったけど、
なかなか雰囲気はよいですよ。
交通量が多いのがタマにキズなれど、
いろは松から佐和口の構えも魅力的。
多聞櫓右。金沢城を思い出すわ、この長さ。
多聞櫓左。
枡形の右側は復原で内部が「開国記念館」なのだけど、
外観復原でもこのスケールは美しいと思ったな。
こうして天守以外の城全体の個性を感じることができて
二度めの彦根はなかなかに満足でしたぁ。
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