【年末年始・帰省禁止なニッポン】都道府県別（新型コロナ感染者数）動静12/19版

日々垂れ流される情報の中から

何を取捨すればよいのか、ホント難しい世の中だわ。

とりあえず「全平均」とは個別の上下動の総計である認識をもって

ずっと継続してきた全国の新型コロナ（新規）感染者数の動静をまとめてみた。

もちろん各都道府県も「エリア」によって濃淡はあるけれど、

都道府県レベルでも興味深い連動、非連動が見られるんだよね。

観光とも関連があると思えば、GoToとも関連があることになるけど、

少しずつ感覚的につかめてはきている。

A.=11/7-11/14
B.=11/14-11/21
C.=11/21-11/28
D.=11/28-12/5
E.=12/5-12/12
F.=12/12-12/19

期間F.でいえば全国順位はこうなってる。

北海道は一時のダントツ１位からだいぶ抜かれました。

ただ数値が10を切らないと、だな。

これ前回ブログに出した↓期間C.D.と比べて

全国平均としたら上昇幅はわずかだし、

濃淡分布も激似しているのがわかると思う。

（注）↑「期間」の合番はD,Eじゃなくて（今回の）C,Dに相当

つまり。

これで言えるのは「増える場所は増える、増えない場所は増えない」

この注釈として「増えないはずの場所がいったん増えると始末に負えない」

が、頑張って収めたらまた静かになる。（愛媛とか）

その逆。常に人が流れているエリアは

一旦、タネが蒔かれたら、なかなか終息しない。

これが６週間の推移。

ピンクの網掛けがかなりの感染拡大、オレンジがまずまずの拡大。

マイナスは収束方向のベクトル

プラスの網掛けが２週続いていたらけっこうアブナイ。

まず見てみるのは

東京都の連動。

１．神奈川　２．埼玉

で、千葉＞群馬＞栃木＞茨城の順に連動性が高い。

大阪は

１．兵庫　２．京都　３．奈良

と連動するが、観光のメッカ、京都は「近場の逃げ道」になっていて、

タネの蒔かれかたがハンパなかったと見ている。

（奈良だって観光のメッカだ、というのは気のせい）

大阪、奈良、兵庫と収束への兆しが見えるのに、現時点で京都は爆増中。

大阪が下降傾向になっているのに下がらない。

東隣の滋賀県の感染レベルを見たら明白。滋賀は終始一貫してまずまず静か。

次に広島。

感染がバクハツして岡山が連動しているが、山口は連動していない。

愛知に対して

岐阜が連動。度合いは三重よりも高い。

福岡の再拡大も同様、九州イチ人の流れがあるエリア。

福岡ともっとも連動してしまうのは熊本。

例外的に高知は「行き止まり」県で元来人口も少ない低レベルエリアなので、

数字の上昇がより顕著に出る傾向にある。

こうした人の流れの下に「観光人気」は存在すると見ている。

よって、秋田、鳥取、島根、徳島はカヤの外となる。

関東圏に隣接する新潟も同様。

少しでもコロナが収まったら行ってみたい観光名所の存在が薄い。

現時点での結論は「観光力のあるエリア」＝人が流れやすいエリア

ということで観光人気とコロナ感染が連動するのだけど、

幸か不幸か、

函館は「観光力の割にさほど人が流れない（遠く北海道なので）ので」

まだこの現状で済んでいる。

札幌で先に火が消してもらえたから、という理由もある。

こんなんGoTo再開でちょっと油断したら、

すぐに状況は変わる。

「北海道はコロナ鎮まったので、GoTo再開」の後が

キケンだと言えそうでしょ？

★東北からだけ受け入れます

とか特殊な施策が必要だわな。

札幌が一旦タネ蒔かれたら、鎮まるまで相当に時間がかかることは

今回のことでわかったから。

ちなみに。話は逸れるけど、

無症状の人間へのPCR検査で「陽性」は１％前後という説が有力。

この説が「PCR検査のしすぎに注意」説の根拠。

ただそのエリアにどの程度タネが蒔かれたか、はフツウ事前にわかんないからねェ。

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