【例年…12月に入ってもまだ】有料モミジ、無料モミジその違い?
やっぱり世の中、競争ってだいじなんですな。
京都をトップクラスの観光地たらしめているのは
そういった伝統なんでしょう。
2015年12月に清水寺、高台寺、青蓮院門跡、永観堂…などなど
回ってみたのだけど、どこがイチバンなのか決めがたいほど
京都市内、紅葉をウリにする寺院は多い。
そんなかで、この東福寺は実にうまくやっていると思った。
いわずとしれた京都五山のひとつだそうだ。
マイラー的観点があって、初めて
このお寺の名まえが浮上したことがちょっと無知で恥ずかしいぐらい(笑)。
お寺の境内に小さな谷があって、その斜面が見事に紅葉するのだけれど、
まずは無料ゾーン、がこの臥雲橋。
無料だとこのぐらい。
せっかくだから拝観料600円の有料ゾーンに入るとどうなるか。
※11/10~11/30は特別料金でこのゾーンは1000円になるそうです。
温暖化サマサマ???
さて
この通天橋からが有料ゾーン。
確実にグレードアップです。
通天橋は臥雲橋よりも東寄りなので午前中は確実に
有料ゾーンの通天橋→臥雲橋のほうが撮りやすい。
あと残念ながらピークは過ぎてることもわかる。
逆光気味でもそのボリューム感がわかりますな。
とにかくこの下が谷、なので迫力。
12月に入って、もう紅葉のピークは確実に過ぎているけど、
それでも…。
これで600円ならその価値はあるでしょう。
で、これは絶対狙って手入れをしている。
真っ赤なモミジと赤い「愛染堂」。
函館市内のわが香雪園でも、こういう場面が出現することは
あるけれど、やっぱり東福寺はプロなんだなあ、と思う次第。
もちろんそんなに頻繁に京都に行けるわけじゃないのだけど、
有名どころの寺院のこうした「有料ゾーン」「無料ゾーン」の区分け、案内には
上手下手が確実にあるように思う。
「ここへ行けばこれが確実に見られます。肉眼で現物を見ましょう。」
そういう誘いがあるバアイと
「貴重なお宝を写真でタダで見せるわけにはいかないぜ」
という態度に受け取れるバアイが
両極端な京都、なのかな。
とはいえ、事前になかなかそれは判断不能なので、最初はひと通り試してみるしかない、
かもしんない。
繰り返すけど、あくまでマイラー的視点から出発するわけです。
別に世界遺産指定だから素敵、なわけじゃない京都ですかね。
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