【集める旅=つながる旅】土方は地元でもヒーローだった…
唐突に始めてみました(笑)。
土方歳三の銅像は函館の五稜郭タワーの中にあります。
別に「観光名所」っていう扱じゃないっすね。
制作はたしか函館ゆかりの彫刻家、小寺真知子さん。
このほかに土方の銅像がある場所を知ってる人~?
新選組が活躍した京都になんかないですよー。
正解は東京都日野市の高幡不動の境内でしたぁ。
まあね、函館にゆかりがある土方の地元である東京都日野市
(ご子孫が記念館をしてる…)一度ぐらい行ってみるのも
よいかなあ、と思いつつ、やっぱりついでがないと。
東京に用事があっても、日野市までは
なかなか足を伸ばすチャンスがないわけですが
ひょんなことから京王線「高幡不動」へいく用事ができて、
銅像に会うことができました。
といってもすっかり日が暮れて薄暗かったんですが、
フラッシュを焚かずに何とか撮れるぎりぎりの明るさ。
いやあ五稜郭タワーにある像に負けずに男前だわ。
高幡不動の参道近辺薄暗いなか、ちらっと歩いただけで
ふたつも見つけました。
そういや昔、会津若松市の東山温泉の足湯にも
見覚えのあるビジュアル。
そもそも土方男前説を裏付けているのが
このカメラマンの撮った写真ですよ。田本研造氏。
この人に撮られなければ、男前の土方のイメージは後世に伝わらなかった。
ところでこの田本研造同様、幕末の写真家でこんな人がいたそうです。
下岡蓮杖。田本さんの9歳年上。
いやあ誰それ?っていうカンジ?
さっき見返したら、ちゃんと田本カメラマンの顕彰碑
にも書いてありましたよ。
んなら上野彦馬を探してみっか(笑)。
下岡さん、伊豆は下田の写真家さんで商業写真の祖と言われているそうです。
そう、下田と言えば開港都市として函館とは心の姉妹都市。
函館同様、下田にはペリーがいますよ。
でも下田市民も函館市民もそういう自覚はないんでしょうね。
東京から特急に乗って伊豆半島の南端の下田へ行くのは
東北・北海道新幹線に乗って函館までほどじゃないけど
3時間近くかかる。遠い。伊豆半島のはしっこ。
つまりペリーが黒船で浦賀にやってきて、開港を迫ったとき、
幕府は絶対に江戸から遠い場所で、と強い意志で対応したんでしょうな。
三大開港都市のもう一か所はご存知長崎ですが、こちらはずっとずっと昔から
外国へ開いていた開いていたわけですから別格。
下田と函館のたどったその後の歴史を思うと少し複雑な思いもあるかな。
では次回は何と何をつなげてみましょうか。
ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。
« 【最新感染者数(推移)】新型コロナ、全国拡大にブレーキも… | トップページ | 【集める旅=つながる旅】戦国のライバルにしては少々お粗末でした? »
「旅で思う」カテゴリの記事
- 【再掲モード】なかなか出会わぬ感動の赤…(ベスト紅葉2020)(2024.11.20)
- 【ようやく鹿児島編(2)】日本をつくった薩摩の人脈。その厚み、尋常じゃない【維新のふるさと】(2024.06.15)
- 九州の鉄道2024春(JR九州、DSトレイン編)【主にかわせみやませみ】(2024.06.03)
- 【ようやく鹿児島編(1)】なぜそこまで力強いのか。桜島と西郷どんがいるからさ?【維新のふるさと】(2024.06.08)
- 【やっぱり加藤清正はすげえわ】熊本城で目からウロコ【天下の名城ここにあり】(2024.06.02)
« 【最新感染者数(推移)】新型コロナ、全国拡大にブレーキも… | トップページ | 【集める旅=つながる旅】戦国のライバルにしては少々お粗末でした? »
コメント