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2020年12月11日 (金)

【集める旅=つながる旅】日本三大ナントカ…大仏編

※12/11発表のコロナ関係の話題はまた日付が変わってから書きます。

さてと(笑)

日本三大ナントカ…いやあ気にしすぎるときりがないようです(笑)。

日本人は三大ナントカが大好きなんですね。

ただそれは旅のきっかけ、つながりにとても重要な考え方だと思います。

でもなんか気のせいか、1位2位じゃなくて3位が「日本三大…」を言いそうな気がして

しかたないのですが。

その意味では「三大夜景」のひとつである函館の夜景も

「三大夜景都市」から外れても、殿堂入りだから別にいいや、と思うのだったりして。

 

さて、きょうは日本三大大仏。

きっかけをくれたのは

180906takaoka_daibutsu3

180906takaoka_daibutsu2

この高岡大仏です。

2018年9月に富山タビをしたとき、たまたま高岡に泊まって

朝、とりあえず見てみるか、と思わなかったら、次の展開がありませんでした。

つまり画像記録は高岡大仏が最初だったという…(笑)

現在の高岡大仏は1933年に再建されたもので

それ以前はたびたび焼失していたらしいのですが、一応起源は13世紀なのだとか。

焼失、再建を繰り返してだんだん大きく有名になりました。(高さ15.85メートル)

とりあえず文化庁的には指定がなく、高岡市指定文化財という段階です。

200321toudaijidaibutsuden

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200321toudaijirushanabutsu

もちろん迫力は東大寺の盧舎那仏ですが、こちらは大仏殿のなかにあって

高さ14.7メートル。高岡大仏のほうが大きいんですね。

こちらも1567年に二度目の焼失をして再建されています。

再建は17世紀末ですが、しっかり国宝に指定されています。

 

3つめは鎌倉の高徳院にある大仏。

201203koutokuin_daibutsu2

高徳院はこの像のおかげで、大量の観光客を集めています。

201203koutokuin_fee

201203koutokuin_haikanken

正式名は銅造阿弥陀如来坐像(国宝)。

高さは台座を含めて13.35メートルと三大仏でいちばん低いんですが、

13世紀末からこの地にあるとされています。

最初から屋外にあったわけでなく、当初は大仏殿もあったようですが、

15世紀末に流失してしまったとのことです。

201203koutokuin_daibutsu1

本来は像の内部も見学できる(20円!)ようですが、

新型コロナのため、しばらく見学中止。

201203daibutsu_tainaihaikan

いやあ、ほんの気まぐれで高岡大仏へ行ってなかったら

奈良、鎌倉の大仏を再訪しようと思わなかったかもしれませんねえ。

旅というのはきっかけ、これがだいじだと思います。

特に三番手を最後にしないのがコツ(笑)。

で、東大寺が日本三大大仏はほかに…とは言わないでしょう、

という話でもあります。

観光における「格」がどこから来るのか。

そのひとつは地元愛の絶対量じゃないかな、とも思ってます。

 


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