【全国観光地ランキング】五稜郭タワーの奇跡的?な巡り合わせ・絶景スポット=展望台編
基本的には「お城」より「展望台」のほうが人気、というパターンは不自然です。
そう「五稜郭公園」と「五稜郭タワー」の人気関係。
そもそも普通の日本のお城には天守があって、そびえたっていて、城下を見下ろして
いたわけなんで、つまり天守=展望台。
ただし函館の五稜郭は例外的に平べったいので、この独特の形を少しでも味わえるように
五稜郭にタワーが立ったわけでしょう。
ま、五稜郭公園よりタワーが人気の裏側には、観光客みんながみんな上ってみて
見下ろしたのではなく、見上げた人々の評価も含まれている可能性もありますね(笑)。
たぶん函館市民としては四季に分けて複数回タワーに上ったことのある人は少ないはずで、
かくいうブログ主も函館市民に復帰以降、お金を払って展望台に上ったのは二回だけです。
以前このブログでも特集したのですが、2015年、大分県別府でコレを知り、
この20タワーなるものをコンプリしたわけです。
そこで学んだこと。
いやあまったくもって日本百名城と似たところがあります。
五稜郭タワーの100mちょっとなんていう高さはいまやありふれた高さ
必ず行ってみたほうが良い展望台=20タワーじゃないところがキモ。
そして20タワーに手を挙げたのにさっぱり観光人気に影響していないタワーの存在もキモ。
やっぱり基礎観光客数がないエリアのタワーは寂しくなっているんですね。
クロスランドタワーの知名度の低さは感動的ですらあります。
日本人の多くが目にしたことのない光景がここから見えますが、
県外観光客はほとんど行きません。
東尋坊タワーの3点を切る評価もうなづけるあたりがめちゃ悲しい。
「その他の百名城」に劣らないぐらい入場有料のタワーは評価が低い。
つまりせっかくの20タワー協議会作戦=失敗ということでした。
現時点で振り返ると観光客が来ないタワーが集まって…としか見えないです。
こうして見ると「五稜郭」を従えた「五稜郭タワー」はかなりの幸運に恵まれているとしか
いいようがありません。20タワー中でも15番めの高さでこれだけ評価されているわけですから。
↑函館山より五稜郭タワーを望む↓
向こう10年以内に「若松町」に同程度の建造物が建つようですが、タワー界で
異色の存在、と認知されたことは函館の街にとっては好ましいことでしょうね。
次回はもう少し「タワー界」のトレンドについて。
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