【全国観光名所ランキング】人気の世界遺産と不人気な世界遺産…その1
ちなみに自分が旅先で見つけたなかには
「鳴門の渦潮」「四国遍路」を世界遺産に!
っていう地元運動がありました。
当初はともかく、今更「世界遺産」だけじゃ観光客呼べないって。
やっぱり
姫路城(1993)、白川郷(1995)、原爆ドーム+厳島神社(1996)、日光の社寺(1999)等々
のあたりまでは日本でも指折りの観光地が世界文化遺産に指定されていたので、
さすが、という観光人気でした。
ただ
琉球王国のグスク及び関連遺産群(2000)、紀伊山地の霊場と参詣道(2004)のあたりから
指定エリアが広がったり、多くの自治体にまたがるようになったせいか、
メインとサブの差も広がったように思うんですね。
平泉健闘も…インバウンド率の差が…
ブログ主も「世界遺産かあ」と
「石見銀山遺跡とその文化的景観(2007)」
「平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群‐(2011)」
に足を運んでみましたが、こちらも熊野古道ほど複数の自治体にまたがっていないのに
その魅力がうまく伝わっていません。
屋内の金色堂は撮影不可でした。
平泉。「浄土」のイメージがうまく膨らんでいる気がするんですけどね。
東北新幹線も走っているし、アクセス悪くない。
石見銀山は坑道そのものば「映え」ないので、そこは
しかたないしなー。
代官屋敷の名残とか。
街並みとか。
このときは「世界遺産センター」に立ち寄ってないので
銀山支配者の変遷とか、鉱山の歴史的なポジションが
現場ではインプットされず。
観光客が行ってみたい場所、の優先順位的に
なかなかそこまで回ってこないのかもしれませんね。
それにプロモーションも下手なんじゃないかなあ。
自治体のスケール的な問題もあるでしょう。
ユネスコにアピールする部分と、一般観光客にわかりやすい部分は
絶対別だと思うのですよ。
改めて公式サイトを見てもかゆいところに手が届かないケースもありますしね。
それでも2010年の前後にリスト掲載されたところはまだだいぶマシのような気もします。
歴史の概略をつかんだうえで訪れないとピンと来ない世界遺産が増えています。
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