予想通り「夜タイプ」になりました(笑)。
やっぱり嫌われてる(笑)。
そんなこと、とうに知っている
ならよいのだけど、全然関心がないんでしょうね。
それはおいといて。
調査元はこの魅力度ランキングを人口分布に併せて補正して数値化していると
言っているようですが、市町村別は置いといて
都道府県別の順位を見ると面白いことがわかりました。
★=都道府県内都市が都市別TOP50にランクインしている数
いわゆるマイクロツーリズム系の発想(近場の魅力を再発見)を重ねてみましょう。
隣接する、もしくは近隣の人口の多い都道府県がその県にどういうイメージを抱いているか、
です。
まずは関東を見てみます。11~40位は
となり、
これが相対的に千葉(21)、埼玉(38)、群馬(40)、茨城(42)、栃木(47)
の順に並んだということに過ぎないのだと思います。
ま、ディズニーがある千葉がこれ以上不人気になることは考えられないので、
残りの関東4県のワーストの押し付け合い。
大阪市(都市別34位)の不人気にも同じことが言えて、
隣接する兵庫県内、京都府内からは不人気ですが、
全国的に見ると「大阪いいね!」(大阪府全国6位)の票はとても多いわけです。
中国・四国・九州の西日本全体から好印象は持たれているんじゃないですかね?
でも大阪府と大阪市の区別がイマイチついていないという。
※観光的な魅力で言えば大阪府の80%が大阪市なんですけど。
東京も同様。都道府県別で4位なのに、特別区別で票をとると上位が新宿区(41位)・渋谷区(42位)。
なーにが歌舞伎町のせいで新宿区の順位が下降した…だぁ?
そもそも観光的な魅力は港区・千代田区・中央区・台東区も大きいんですよ。
新宿、渋谷という盛り場イメージだけで東京を語っているのでしょうね。
東京に限ってはこの調査では観光的魅力という要素が薄いのかもしれませんよ。
じゃあ何の魅力度。人の多さ? 新しいものイッパイなところ?
同じように近県からどう見られているかも重要で、陸続きの隣県からの支持を
望めない福井、鳥取、徳島、佐賀が不人気最下位になったほうが、
開き直りの余地があるんです。
東北6県で言えば、ビリは山形。
それでも人口の順位では30位台がずらっと並ぶ中で、全国14位の宮城県民が
他の5県に関心を示さない(見下している?)結果が、
東北6県で魅力度50位に入っているのが結局仙台だけ(18位)、
というこれまた歪んだ状況を現出しているように思いますよ。
青森県なんか1都市も50位に送り込んでないのに県別全体14位。
つまり東北5県の県民はやっぱり仙台を見上げている(憧れている)
と受け取ります。
そろそろブランド総合研もどのエリアからどのエリアへの矢が飛んでいるのか
相対性に着目しないと、平板なランキングでは実際に役に立たないんじゃないかなあ、
と思いました。
え?函館?
だから知名度の高さに救われているね。とそれだけです。
中身も伴わないと「2位」が全然地元経済に寄与しない、
ということでしょうねえ。
ここでもう一回、地理的位置はよく知らないけど知名度的にマシな都市。
どう行けばよいかわからないので、結局旅してこないのだ。
※下呂市(44)、飛騨市(47)とTOP50入りしているのに県別42位の岐阜県
伊勢市(15)、志摩市(37)とTOP50入りしているのに県別31位の三重県
日光市が全体13位なのに県別最下位47位の栃木県。
TOP50入り都市ゼロで全体14位の青森県、全体18位の熊本県、全体20位の秋田県。
TAクチコミ県別42位の秋田県は「秋田美人」のせいでイメージがよいのだと?
青森市も熊本市も秋田市も出てこないのに?
地理に弱い人相手のブランド調査は役立ち度半減で哀愁が漂ってるなあと。
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