地産ブリ消費拡大の隠されたホンネ???
じゃあ鰤ネタ締めましょう。
イベントはまず「主催」を見る
ブリフェスの主催は
・はこだて海の教室実行委員会
となっている。
怪しい怪しい(笑)。
「共催」は
・日本財団 海と日本プロジェクト
・はこだて・ブリ消費拡大推進協議会(渡島総合振興局内)
こうなっていました。
パンフ作成、ウェブサイト作成を含めてどこからお金が出ているか
これけっこう大事です。
いっぽう
函館のブランド鰤、「函館活〆ブリ 戸井一本釣」というのだそうです。
へえ一本釣…網で獲るより魚体が傷つかないぞと。
STVで見た余市の天上鰤は棒八という漁業者の名まえが入っていて、
地元での消費より、豊洲へ直行の高級品なのだとか。
つまりブランド魚って、高品質で高価格を狙っているわけでしょ?
ということは今回のフェスが地元での「消費拡大」を狙っているなら、
ベクトルは真逆ですねえ。
というわけで戸井の鰤は地元で消費拡大しなくてよし、ということのようです。
船上活〆じゃない網ですくわれた普通のブリをいかに美味しく調理するかの
公約数が「カツ」だったようです。
それに反応しない函館市民は偉いのか、鈍いのか(笑)。
結局はフェスというネーミングにして20か所の協力店で9日間の間に
3回食べた人には景品あげる、という企画に見えました。
9日間でブリ3回? ヘビーだわ。
きっと応募が少なくて、景品は余ってるに違いない。
別にブリカツメニューが9日間限定というのではなさそうでした。
それにしても「企画協力20店」のラインナップのピンキリには驚くので
手元にパンフのない人は
トトタベローネのサイトをチェックしてみてください。
地産地消と例の青ステッカーはシンクロするはずなので、
函館市民、安けりゃ買うでしょうね、食べるでしょうね。
きっと5年前にプチ・コションで食べた鰤は美味しい高級品のほうだったに
違いありませんな。
チャンチャン。
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