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2020年10月27日 (火)

【観光名所ランキング・道内編】インバウンド比率と観光満足度?

前回の観光名所・全国版だと、すこしだけ見えない部分があるかもしれないので、

きょうは道内限定で観光名所ランキング・トップ20。

まずは「4T」。

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とにかくベースとなる人口が多いほど、クチコミが伸びる「4T」ではありますが、

トップ20のなかみは札幌7、函館6、美瑛2。そして旭川、小樽、中富良野、余市、弟子屈、各1となっています。

いっぽう「TA」のほうを単純にクチコミ数順に並べると

201025ta2_hokkaido_top20

こうなり、札幌11か所、函館4か所。

数で差がついたかわり、評価の数字にメリハリがつきました。

評価値は札幌の上位4か所が平均3.93で、函館の上位4か所は4.21

まあ「時計台」が足を引っ張ってます(笑)。

 

「TA」のほうが函館山・五稜郭のツートップは順位が上昇するわけですが、

「TA」にはインバウンドさんたちの外国語クチコミが相当数含まれているので

そこを除くとこうなります。

201025ta3_hokkaido_top20inb

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函館山が1位に躍り出ます。

とはいっても大通公園と「接戦」ですけどね。

これを「評価」で置き換えると

道内トップ20のうちの評価上位ワンツースリーは

旭山動物園・函館山・大倉山展望台となるみたいです。

残念ながら場所ごとに国内vsインバウンドでどちらが評価を牽引しているか

不明ですが、ここまでは函館観光は「質」でも負けてないと言えそうです。

あくまでも「ここまでは」。

TAのインバウンドクチコミ率は札幌上位4か所で34.6%、函館上位4か所で32.5%。

拮抗してますが、トータルインバウンド数の割には函館にも多くの外国旅行者が

クチコミ投稿していたことがわかります。

2019年までのスージだと冬季になるとインバウンド比率が3割を超える函館と

認識しておけばまあ間違いはありませんな。

しかしながら、これを「全国レベル」で視野を広げると

日本語クチコミで1000クチコミ以上に限定しても評価4.50超えが12か所もあるんですな。

500クチコミ以上だともっとです。

例えば原爆ドーム、厳島神社、伏見稲荷、美ら海水族館、アドベンチャーワールド。

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残念ながらこういうワンアンドオンリーな国際的人気観光地にはちょっと手が届きませんね。

ないものねだりしてもしかたありません。

ただ例えば函館山を展望地、夜景観賞地。

五稜郭を城郭、もしくは市民公園と分類すると他所との実力の兼ね合い

見えてくると思います。

近所に大きな人口が住んでいなくても魅力的な観光地でありつづける作戦は

いくらでもあるように思いますね。

インバウンドバブルはそれはそれとして、それがなかったらどうするを日本各地で

思案していく時期なのだと思われますよ。

国内の上位のメジャー観光地よりもインバウンド比率が低くてまだよかった、

という見方もできなくはないと思います。

 


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