【あるコンビニの閉店】ニワトリが先か、卵が先か(2)
20/9/24更新記事
前回記事の最後で…
ちなみに「函館市内」でいちばん多いコンビニは次の中のどれでしょう?
閉店が多いのはどれでしょう?
・セブンイレブン・ローソン・セイコーマート・ファミリーマート
なーんて振ってしまいました。
手元で保健所のリストを使って集計したところによれば
市内で営業しているコンビニは
・セブンイレブン64軒
・ローソン41軒
・セイコーマート32軒
・ファミリーマート28軒
となっています。
前回記事の閉店店舗画像的には
・セブンイレブン1軒
・ローソン5軒
なわけなんですが、知らないうちに経営者が変わっているケースは
もっとあるんですね。
保健所のリストにはそれらが「新規」として掲載されます。
もちろん中には「個人で始めた後に法人化して変更」というケースもあるんですが、
それは決して多くないようです。
2019年9月以降に同じ住所に新規の許可が出たケースは
・セブンイレブン7軒
・ローソン3軒
・セイコーマート0軒
・ファミリーマート5軒
ですからけっこう多いでしょう。(廃止届の有無は保健所が情報非公開)
セブンとローソンの閉店数が同じ(各8軒)だということは閉店率はローソンが上なのか。
見た目閉店以外に経営者交代のケースがこれだけあって、
なかには2018年スタートで継続断念したケースが4件も!
特に言えるのはコンビニを新事業として始めた個人が苦戦しているということ。
結果的には、セブン、ローソン、ファミマで営業許可の昨夏以降の新規取得20件のうち、
個人が5件しかないんですね。
なんかコンビニもフツーの飲食店とそんなに大きく変わんないかな。
で。
セイコーマートなんて一事業者で10店舗以上経営している法人が2つもあります。
大手コンビニと棲み分けて安定感出してますよね。
いっぽうローソンは6店舗持ってる法人が一社、4店舗持っている個人が1名。
ファミマは5店舗持ってる法人が一社。セブンは法人・個人とも持って2店舗が最多のようです。
またファミマとセブンは経営者が撤退後に継承者が見つかるまで
つなぎで本部が経営を続けるようですが、ローソンにはその形跡が見当たりません。
ここは本部直営?になってもう2年…本部直営なので商品券に不参加?
ってーことはローソンに個人で参入するのがいちばんハードルが高いのかも。
そういうわけで前回今回ピックアップしたローソン本通1丁目店は
なんでポスター貼んないんだろ?と思ってたら、
7月の時点で撤退が決まってたんでしょうね。
というわけで市内ほとんどのコンビニがプレミアム付商品券が使えるのに使えない
2店舗は特殊な裏事情があったというわけでした。
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