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2020年9月 5日 (土)

唐突だけど考えてみた「あんかけ焼きそば」の謎

いろんなことには背景がある、のモットーのもとに

考えてみました。

 

知人いわく

「あんかけ焼きそば」ってたいてい醤油味だけど、

オレは塩味のほうが好きだな。

へええ。

ただ函館市内で外食メニューとして見かける「あんかけ焼きそば」は

圧倒的に醤油味が多くないか。

ブログ主はこのメニューが「ごちそう」としてもてはやされていることに

とてもとても違和感を感じるんだけど。

そうでもないすか?

 

一応外食メニューで人気なのは家庭で作るのが難しいから。

 

それで言うなら中華鍋を使って強火でガンガン炒め作る中華料理は

ぜんぶ「ごちそう」なんじゃないかな。

きっとそれは函館市内で庶民的な「中華食堂」が絶滅危惧種になっていて、

函館市民が「中華食堂」にもはやラーメンしか求めないからじゃねーの?

そう思う。

そこで、過去画像から「あんかけ焼きそば」を探してみることにした。

160107azusa_ankakeyk

191018oushouankakeyakisoba

学生時代はこの「あんかけ」がまったくもって苦手だったが、

いつからか突然「中華丼」にハマり、その勢いでその麺版であるところの

「あんかけ焼きそば」も苦にしなくなった。

 

(外食)画像、あんまりないな。2点?

「梓」と「王将」しか出てこん。

4年で2点? 外では食ってない?

 

そういや、19年3月の三重タビで駅前の萬力屋で

牛肉※飯(※火へんに「会」…読み方はホイハン)に再会したときは

めっちゃ懐かしかったっけ。

190304tsumanrikiya_gyunikuhan

190304tsumanrikiya

「ホイハン」はあんかけご飯の系列で、

八宝菜をご飯にかけて中華丼になった説があるけれど、

なにがしかの具を炒めて、片栗粉でとろみをつけた「餡」をかければ、

ご飯じゃなくて中華麺でもじゅうぶん成り立つと思うし、

具と餡の味つけで多彩なバリエーションが可能だと思うわけ。

まあ、この萬力屋のメニューが物語っている。

190304tsumanrikiya_mnu2

190304tsumanrikiya_mnu3

そんなあんかけ焼きそばを手っ取り早くできるのがこれ。

200805ankake_yakisoba_kimuchi

以前も記事に書いたことがあるはずだけど、

200831nichirei_chukadon

冷凍の中華丼の具(ニチレイ製・海鮮系塩味)を蒸し麺にぶっかけるだけ。

イマイチ、ボリュームを欠くので豚バラ増しでこんな感じ。

原価は400円足らずね。

事前に麺を油で少しパリッと焼いておけば、食感もマズマズ。

まあ10分もあればできるでしょう。

あんかけ焼きそばにごちそう感があるのは、炒めた具のクオリティに

他ならないと思うのね。

うずらの卵とか、海老とかさ。

ここでかさ増し目的のもやしが登場しちゃっては興ざめだわさ。

あと個人的に食べ終わりの皿があんまり汁に満ちているのはNGだけどね。

 

日本国内では小樽や信州に地元グルメ的「あんかけ焼きそば」が存在している

ようだけど、こういうのだいたいパイオニア的老舗が周囲に広めた結果、

B級、C級グルメと化している。

それぞれがお店の個性で競えば、かならず「自分ならココ」と相性のいいお店が

見つかるのが道理だけど、街中華絶滅直前の函館ではそれがかなわないのね。

ザンネンだわ。

 

函館は昔から食文化については案外保守的なんだよね、開港都市のくせに。

これ以上掘り下げると、あっちの話になるので、きょうはおしまい。

ヒマがあったら「お手軽あんかけ焼きそば」のバリエーションを考えるとしますわ。

 


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