【失敗しない飲食店の極意】「二度めはない」店について考えましょう
20/7/9更新記事
【失敗しない飲食店選び】「二度めはない」店について考えましょう」
に対して、ほんとうはこっちが先だったんですけどね。
文字が続くので2点ほど画像再掲。
なんだ!記事のタイトルが同じ!
と思った人はさっそく出直してきてください(笑)。
この違いがわからないと、本ブログを誤解しまくり、のことと存じます。
そしてこのシークエンスの「企画意図」についてはまたあらためて別の機会に。
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それにしてもまさかこの記事を
二度と行かない店
と読んだ人はいないでしょうね。
うちのブログを読んで、先入観からとんでもない勘違いをする人が
多いらしいので。
二度めがない店
ですからね。
なぜ二度めがないのかは冒頭に紹介した記事ですでに書いています。
こと飲食店に関して、
期待して訪問してがっかり、という経験を楽しみにしている人はいらっしゃるでしょうか。
もしいらっしゃるのならかなり奇特な方でしょうね。
期待しないで訪問するからがっかりしない、が真実かもしれません。
一部には四の五の言わずに入って食べてみる主義の人もいるようです。
人生で限られた回数しかない食事の回数ですから、こりゃあ実にもったいない。
ただね、この「もったいない」はブログ主の欲のなせるわざなのかな?
と思ってみたりもします。
案外欲のない謙虚な人が世の中には多いみたいなので。
というわけで特に「おすすめ」じゃないお店をブログで紹介したり、
お店のダメな部分に積極的に目をつぶる主義に「共感」すること自体に
事の本質があるんじゃないかと思っています。
最終的に函館飲食短命の理由へと結びつきますが、このシークエンスで
いちばん伝えたかったことは
「可もなく不可もない」お店は
世の中たくさんありますよ
ということ。
それらについては
ブログ的な観点となれば「たまたま行きました」という話。
これが(発信のために)
「わざわざ行きました」
になるとまるで変わってきます。
人が集まる場所に「可もなく不可もない」店を営業する。
人が集まる場所だから、そこそこ繁盛する。
これが世の中の経済の原理です。
ここまでよろしいでしょうか。
ところが
人が集まるとは思えない場所に「可もなく不可もない」店を営業する
もしくは
人の集まる場所に店頭を見て明らかに「戦闘力の低い」店、「無個性な店」で営業する
というのが疑問の第一段階。
※もちろん「店舗密集地にこっそり紛れる」戦略も存在します、念のため
そしてさらに
通りすがりでハッケンできないような立地で営業する
個性的過ぎてコンセプトが空回りしている
店頭から受け取る情報が希薄過ぎる
これが疑問の第二段階。
前回7/9と切り口が違うのは
「店主さん、アナタお客さんのことを考えて
お店を営業していますか?」
これです。
前回はお店を選ぶ側の視点。今回は選ばれるお店側の視点。
一部に「店主の俺様主義がかえってウケる」お店もなかったとはいいませんが、
さあ、いらっしゃい。おいしいですよ、一度食べてみていってくださいね
の精神が感じられないと、これからの外食・冬の時代はより厳しいと思ってます。
「テイクアウトやってます」でフォローが効く性質のものではないでしょう。
その結果の
函館飲食=短命
店主が客のことを考えずに好き勝手にやっている
から
とにかくそれで収支が合っていれば文句は言いません。
友だちや知り合いが多くて、それだけで予約がイッパイなお店は
りっぱに迷店なのでアリですから。
ブログ主が日本各地のタビで感じたのは
地元で愛されている店はどんな店でも強い
ということ。
地元での愛され度=営業期間の長さ
です。
次の2店は店頭外観的にはギリです。
豊岡市(兵庫県)のここは創業昭和8年だって!
(まあ、ずっとこの場所で営業とは限らないんだよな!)
そしてお店の「歴史」は店頭に必ず出ています。
店主高齢化の波にも負けず、地元に愛されている感を
店頭から感じると
(選択の)失敗まではないだろうなあ。
そう思うのです。
その極限例。
函館でこれでは難しいハズ。
この「ウェルカム感」の微妙な差異こそが
見極め技術かもしれません。
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というわけで以下はほぼほぼオマケ部分になります。
函館でいつも思うのは
ダメなお店がつぶれたあとに
それ以下のお店が高確率で開業すること。
前のお店がなぜ続かなかったのか、ゼッタイ考えてないから(笑)
そしてまた短命に終わる。
さらに言えば
そういう事象は「貸主が強く、借主が弱い」という結果ではないでしょうかね。
最後に一度行ってあまりに落胆して、二度と行かない店。
2018年以前はそういうお店もそこそこありましたね。
最近はかなり覚悟を決めて見極めているのでダイジョーブ。
というより新規開店に限れば、面白そう(安くておいしそう、メニュー多そう)と
思うお店は皆無です。
自分としてはナポリタン一本は半年しかこらえられず。飽きてしまいました。
またランチパスポートの500円ランチに釣り出されて失敗したお店もありました。
クオリティが低くて悔いが残る選択の数々。
下手な餌をまかれると、「二度めはない店」から「二度と行かない店」に降格になりますねー。
まずはこの3店がランパス系では思い出されます。(このうち1店はすでに終わりました)
2016年3月…このときはよい居酒屋ランチでしたが、その後迷走。
いまだに迷走していてショックなお店。
まあ当然のことですがブログ主も数々の失敗を乗り越えて今があります(笑)
入店して少しぐらいイラっとしても、その店しかないのであれば、
かなり許すことと思いますが、函館市内に飲食店は何軒あるんでしたっけ?です。
とはいえ「可もなく不可もなかった」お店が苦戦して閉店したりしてするのも
自分の眼力に問題があったんだな、と回顧・反省の材料にしてしまう…
ブログ主ではあります。
ホント感覚には個人差があるので難しいけれど、客観は主観の集積だと
思えば、これも市場原理の一端ではないでしょうか。
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